オランダのキンデルダイクって有名らしいけど、どんなとこ?
そんな方に向けて、キンデルダイクについて写真を交えてお話します。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。国内外を旅して、魅力スポットの情報発信をしています。
そんな私が今回は「オランダの観光名所世界遺産キンデルダイク」というテーマでお話します。
キンデルダイクは風車群の世界遺産
オランダと言えば風車やチューリップのある景色をイメージする方が多いと思います。
キンデルダイクには19台の風車群が並び、その風車網は「ユネスコ世界遺産」に登録されています。
川沿いの風車群は絶景…なのですが、私が訪れた時はあいにくの天気でした。
オランダは国土の4分の1が海水面より低く、水害対策は必須です。
もともと製粉のために利用されてきた風車ですが、その大きな動力を排水にも用いるようになり、現在のオランダならではの風景が出来上がりました。
周辺を歩いて回るのは無料ですし、それだけでも十分楽しめます。
風車を間近で見たいという方は別途料金が必要です。遠くから見るとかわいらしい風車ですが、近くで見ると巨大な羽がなかなかのスピードで回っているので迫力があります。
船と風車がセットになるとまた良い絵になります。料金や時間設定はわかりませんが遊覧船もあったようです。
世界遺産キンデルダイクへのアクセスは?
キンデルダイクは周囲を川に囲まれているため、陸路で行こうとするとかなりアクセスが悪いです。
おすすめなのはロッテルダムから水上バスで行く方法。キンデルダイク直行の202便は1日に5往復程度の便があります。
上の写真はロッテルダム側の水上バス乗り場。ロッテルダム中央駅(Rotterdam Centraal)からトラムで8分程のWillemskade駅の目の前です。
ウォーターバスで30分ほどで、キンデルダイク側の乗り場に到着します。乗り場は風車群の目の前にあるのでとても便利です。
世界遺産キンデルダイクを訪れる時間は?
風車小屋を間近で見たり、周辺施設を利用する予定が無ければ、いつ来ても問題はありません。ただ1つ問題なのは、水上バスが昼間の便しか無いということです。
時間の都合上水上バスは利用できない、あるいは朝焼け夕焼けのキンデルダイクを見てみたいなどという方は鉄道やバスを上手く乗り継いでお金と時間をかけて行く必要がありそうです。
以上、オランダの世界遺産キンデルダイクについての記事を書きました。
アクセスが悪いため、綿密に行程を考えてキンデルダイク観光を計画していただければと思います。