α6600用のマクロレンズを探してます。おすすめを教えて欲しい。
そんな方に向けて、おすすめマクロレンズを5つ紹介します。
最初にマクロレンズの選び方から解説するので、自分に合ったレンズを選べるようになります。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景を撮影しています。
そんな筆者はSONY製カメラの愛用者なので、ユーザーならではの目線で役立つ情報をお伝えできると思っています。
ということで今回は「α6600用マクロレンズ5選!【純正からサードパーティまで】」というテーマでお話します。
α6600用マクロレンズの選び方
まずはマクロレンズの選び方についてお話します。
マクロレンズと言っても性能はバラバラなので、自分に必要なレンズを選べるようにしておきましょう。
ということで、レンズ選びで確認すべき項目はこちらです。
- 焦点距離
- 開放F値
- センサーサイズ
- 最大撮影倍率
- 重さ
ではそれぞれ見ていきましょう!
焦点距離
焦点距離は写真の画角を決める大事な要素で、目安は次のとおりです。
- 〜35mm → 広角
- 35〜85mm→ 標準
- 85mm〜 → 望遠
α6600はAPS-C機なので「フルサイズ換算の1.5倍」して画角を判断します。30mmのレンズでも換算45mmの標準域になるので注意が必要です。
今回紹介するレンズにはフルサイズ換算した焦点距離も載せておきます。
マクロレンズは標準〜中望遠の画角が多く、望遠寄りになるほど被写体に注目した写真になるので頭に入れておきましょう。
開放F値
開放F値はレンズの明るさを決める要素。明るいレンズだとボケも強くなるし、シャッタースピード(SS)も短くできます。
マクロ撮影ではちょっとした風や振動で被写体ブレが起きるので、SSを上げる場面は多いです。
開放F2.8以下を目安に、明るめのレンズを選ぶのがおすすめです。
センサーサイズ
α6600はセンサーサイズはAPS-Cです。だからと言って、レンズもAPS-C用じゃないといけないわけではありません。
少し重くはなりますが、フルサイズ用レンズも普通に使えます。(フルサイズ機でAPS-C用レンズを使うのは問題あり)
APS-C用レンズは種類が少ないので、フルサイズ用レンズも選択肢に入れておきましょう。
最大撮影倍率
最大撮影倍率は被写体をどれだけ大きく写せるかを示します。
マクロレンズと言っても撮影倍率1.0倍の「等倍マクロ」、0.5倍の「ハーフマクロ」、0.25倍の「クォーターマクロ」などがあります。
高い倍率だとちゃんと表示してあるのに、倍率が小さいレンズに限って「マクロレンズ」と表示されてて勘違いしやすいです。
最大撮影倍率によって撮れる写真が全然変わるので、しっかり確認しておきましょう。
今回紹介するのは全て1.0倍以上のレンズなので安心です。
重さ
マクロ撮影はピント合わせが難しいので、同じ姿勢が長時間続くことも多いです。
そんな時にレンズが軽いと楽ができます。
もちろん、三脚を使って撮影できれば一番良いですが、条件によっては使えないこともあるし、そもそも持ち運びが大変ですよね。
性能が近いレンズなら、最後の決め手に重さを確認するのもアリです。
ここまで、マクロレンズの選び方を簡単にお話しました。
これを踏まえて、いよいよα6600おすすめのマクロレンズを紹介します。
α6600おすすめのマクロレンズ5選
それでは、α6600おすすめのマクロレンズを紹介します。
紹介するのはこちらの5つです。
- SEL30M35
- Carl Zeiss Touit 2.8/50
- SEL50M28
- LAOWA 65mm F2.8 2X Ultra Macro
- SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
ということで、それぞれ見ていきましょう!
SEL30M35
- 焦点距離:30mm(換算45mm)
- 開放F値 :F3.5
- 撮影倍率:1.0倍
- 重 さ:138g
- 値 段:22,000円
最初に紹介するのはSONY純正のマクロレンズ。
標準画角かつ軽量なので使い勝手は良いです。ただ、開放F3.5なので暗くてボケも弱めです。
値段もお手頃なので、お試しマクロ的な位置づけですね。
Carl Zeiss Touit 2.8/50
- 焦点距離:50mm(換算75mm)
- 開放F値 :F2.8
- 撮影倍率:1.0倍
- 重 さ:290g
- 値 段:101,000円
続いては「Carl Zeiss」のマクロレンズ。
中望遠の画角はポートレートから物撮り、風景まで使える汎用性です。収差が取り除かれてシャープな写りをするのも特徴。
このレンズと24mmあたりの広角を1本持ってれば、大体の場面で困らなそうです。
お値段はちょっと高めですが、「間違いない」写りです。
SEL50M28
- 焦点距離:50mm(換算75mm)
- 開放F値 :F2.8
- 撮影倍率:1.0倍
- 重 さ:236g
- 値 段:52,000円
2個目のSONY純正マクロですが、こちらはフルサイズ用です。
フルサイズ用と言ってもAPS-Cで使って全く問題ないし、重さは236gとかなり軽量。ボケも柔らかい印象で良い感じです。
「将来フルサイズを買うかもしれない」とか「やっぱりSONY純正が良い」という人におすすめできるレンズです。
LAOWA 65mm F2.8 2X Ultra Macro
- 焦点距離:65mm(換算98mm)
- 開放F値 :F2.8
- 撮影倍率:2.0倍
- 重 さ:335g
- 値 段:77,000円
こちらは「LAOWA」のマクロレンズ。LAOWAは比較的新しいメーカーですが、特徴的で性能も良いレンズをたくさん作って注目されています。
このマクロレンズの特徴はなんと言っても「最大撮影倍率2.0倍」。2.0倍になると顕微鏡を覗いたような世界が撮影できます。
ただ、高倍率での撮影はピント合わせが難しく、マニュアルフォーカスレンズということもあり初心者にはちょっと難易度高めかもしれませんね。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
- 焦点距離:70mm(換算105mm)
- 開放F値 :F2.8
- 撮影倍率:1.0倍
- 重 さ:570g
- 値 段:50,000円
最後に紹介するのは「SIGMA」のマクロレンズです。
SIGMAのレンズは高い解像度が魅力で、このレンズもキレキレに解像することから「カミソリマクロ」なんて呼ばれます。
フルサイズ用で少し重めですが、性能的にもコスパ的にも満足できると思います。
α6600おすすめマクロレンズまとめ
今回はα6600おすすめのマクロレンズを紹介しました。内容をサラッと振り返ります。
まずマクロレンズの選び方として、確認すべき項目をお伝えしました。
- 焦点距離
- 開放F値
- センサーサイズ
- 最大撮影倍率
- 重さ
APS-C用マクロレンズは数が少ないので、フルサイズ用も視野に入れて選んだ方が良いです。また、マクロレンズでも最大撮影倍率はバラバラなので、できるだけ1.0倍以上のレンズを選びましょう。
これらを踏まえて、次の5つのレンズを紹介しました。
- SEL30M35
- Carl Zeiss Touit 2.8/50
- SEL50M28
- LAOWA 65mm F2.8 2X Ultra Macro
- SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
性能で選ぶなら「Carl Zeiss Touit 2.8/50」がオススメです。ちょっとお高いですが、収差がなくシャープな写りをしてくれます。
コスパで選ぶなら「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO」が一押しです。フルサイズ用で重めですが、お手頃価格で解像度も高いです。
ぜひマクロレンズ選びの参考にしてください。。
以上、今回はα6600おすすめマクロレンズの紹介記事でした。最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
コメント