ZV-E10におすすめのレンズを教えてほしい!
そんな方に、僕の一押しレンズ「SEL50F25G」を紹介します。
このレンズをZV-E10にオススメしている人は他にいないと思いますが、オススメする理由をしっかり説明するので、ぜひご覧ください。
ちなみにこの記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅しながら風景を撮影しています。
(この写真もZV-E10とSEL50F25Gで撮影)
そんな筆者はZV-E10での機能検証や作例紹介をたっぷりしてきているので、皆さんに役立つ情報をお伝えできると思っています。
ということで今回は「ZV-E10おすすめの中望遠レンズ!SEL50F25Gが相性抜群な理由」というテーマでお話します。
ZV-E10おすすめレンズを紹介する前に
ZV-E10オススメの中望遠レンズとして「SEL50F25G」を紹介するわけですが、先にお伝えしておくことがあります。
それは次の3点です。
- SEL50F25Gはフルサイズ用レンズ
- SEL50F25Gで歩き撮影はほぼ無理
- SEL50F25Gを僕はバシバシ使っている
まず1点目。
実は、SEL50F25Gはフルサイズ用レンズなのです、、、と言っても、APS-C機であるZV-E10に使っても全く問題ありません。
むしろフルサイズ機でも使えるわけだし、解像力の高いレンズの中心だけを使えるので良いことだらけです。
次に2点目。
SEL50F25Gでは歩きながらの撮影はほぼできないと思った方が良いです。望遠寄りなのでブレの影響を受けやすいし、ズームレンズではないので広角に逃げることもできません。
一本のレンズで全部済ませたいと言う方にはオススメできないレンズなのです。
そして3点目。
2点目の問題があるにも関わらず、僕はこのレンズでバンバン撮影しています。
歩き用の広角レンズは別に用意して、SEL50F25Gで寄りや望遠を撮っている感じです。カットを繋いで作品を作る僕には単焦点であることは全く問題ないのです。
以上の3点を踏まえて、「自分でも大丈夫そう」と思った方はぜひここからの内容をご覧ください。
ZV-E10にSEL50F25Gがオススメな理由
ではここから、『SEL50F25G』がZV-E10にオススメな理由をお話しします。
オススメな理由は次の3つです。
- ZV-E10と同じく軽い
- アクティブモードと相性が良い
- 高い解像感とボケ
それぞれについて解説します。
ZV-E10と同じく軽い
ZV-E10の強みはなんと言っても343gの軽さですが、レンズが重かったら強みが台無しです。
SEL50F25Gはフルサイズ用なのにたったの174g。ZV-E10とあわせても517gにしかなりません。
もはやAPS-C用レンズよりも軽いレベルです。これなら、撮影や持ち運びの負担になることはなさそうです。
アクティブモードとの相性が良い
ZV-E10の手ぶれ補正機能である「アクティブモード」は、手ぶれを強力に抑える代わりに画角が1.44倍クロップされます。
このクロップが厄介だと言われるのですが、SEL50F25Gはクロップされても使いやすい画角です。
クロップ前はフルサイズ換算75mmで、クロップ後は換算108mm。どちらも中望遠領域なので用途は極端に変わりません。
植物の近景から少し離れた動物まで、これ一本で撮れるのでかなり重宝します。
また、アクティブモードは望遠レンズとの相性が悪く、換算200mmにもなると悪さをし出すので、そこまでいかない「中望遠」というのがミソだったりします。
ただ、フレームレートが低いと108mmでも悪さをすることがあるので、できるだけ高いフレームレートで撮影しましょう。
高い解像感とボケ
SONY純正レンズの中でも、「Gレンズ」には高い解像力と美しいボケが備わっています。
APS-C用レンズはそもそもの種類が少ないので、単焦点のGレンズは確か1つも無かったハズです。そんな中、APS-C用かと思うような軽量でGレンズクオリティが使えるSEL50F25Gの存在は貴重です。
小型ながら開放F2.5なので、近景では思いっきりボケますし、ピントが合うとハッとするような解像力を見せてくれます。
ちなみにAFも素早くて正確なので、ポートレートや動物もバッチリです。
SEL50F25Gで撮影した簡単な映像もあるのでよければどうぞ。
ZV-E10にSEL50F25Gがオススメな理由をお伝えしました。まとめると
『軽くて解像力とボケもあり、使いやすい中望遠が魅力』
という感じです。
しかし冒頭にお伝えした通り、このレンズ1本で何でも撮れるというわけではないので、広角レンズをセットで使うことをオススメします。
ということで次に、セットで使ってほしい広角レンズを紹介します。
SEL50F25Gとのセットレンズ
SEL50F25Gとセットで使ってほしい広角レンズは『SEL1018』です。
アクティブモードのクロップに耐えられる広角レンズはかなり少なくて、挙げるとしたら次の3つです。
- TAMRON 11-20mm F/2.8
- SAMYANG12mm F2.0
- SEL1018
そして最も広角で撮影できるのがSEL1018。
広角端10mmは換算22mmなので自撮りもバッチリ。望遠端18mmは換算41mmなので、近距離でのポートレートに最適です。
開放F4.0なので明るさはありませんが、夜景メインでない方はF4以上の明るさは要らないし、広角撮影でボケも必要ないでしょう。
また、ZV-E10の感度ならF4でもある程度夜景が撮れることもわかっています。
SEL1018とSEL50F25Gと組み合わせることで、次の撮影ができます。
- 植物や小物の近景
- ポートレート(近・遠距離)
- 風景(広角・望遠)
- 建物内装
- 動物(野生動物は厳しい)
2本のレンズでほとんどカバーできていますよね。野生動物にもなるとさすがに200mm超えのレンズが必要だと思いますが、ZV-E10で野生動物を撮影する人もあまりいないかと。
そんなわけでSEL50F25GとSEL1018をセットで使ってほしいのです。
ZV-E10オススメ中望遠レンズ まとめ
今回はZV-E10にオススメの中望遠レンズとして「SEL50F25G」を紹介しました。
このレンズをオススメする理由は次のとおりです。
- ZV-E10と同じく軽い
- アクティブモードと相性が良い
- 高い解像感とボケ
ZV-E10と相性抜群で、Gレンズならではの高い解像感と美しいボケを持っています。
ただ、このレンズ1本で何でも撮れるわけではないので、セットで「SEL1018」を使うのがオススメです。
SEL1018を組み合わせることで、歩き撮影や近距離でのポートレートも可能になります。
この2本のレンズで、色んな被写体・場面を映像に収めてみてください。
以上、今回はZV-E10におすすめの中望遠レンズについての記事でした。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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