JAL CLUB ESTへの入会を検討しているけど、会員になると利用できるサクララウンジってどんなところ?
そんな方に向けて、サクララウンジを写真つきで紹介します。
この記事を書いているのは、写真家兼ライターの「とも」です。
28歳でJAL CLUB ESTに入会したことを機に、JAL国内線に頻繁に乗るようになり、国内外のラウンジをたくさん利用しました。
そんな私が、自身の経験と自ら撮った写真を交えながら「JAL CLUB EST会員が利用できるサクララウンジってどんなところ?」というテーマでお話します。
JAL CLUB EST会員が利用できるサクララウンジ
サクララウンジでは待ち時間をゆっくり過ごせる
サクララウンジはJALが運営するラウンジの一つ。
ラウンジ内にはソファ席、テーブル席、窓際カウンター席など、数種類の席があります。ほぼ全ての席の近くにコンセントが配置してあり、無料Wi-Fiも使えます。
出張であれば空いた時間を無駄にせずパソコン作業ができますし、旅行であれば、お好みの席で充電しながらゆっくりネットサーフィンを楽しむということもできます。
ビジネス客が多いので、基本的にラウンジ内は静か。新聞、雑誌も置いているのでそれらを読んで過ごすのも良いかもしれません。
下の写真は福岡空港のサクララウンジ。窓から駐機場が見えて、眺めているだけで時間が経ってしまいます。照明や椅子のデザインも凝っていて落ち着く空間です。
次に、小松空港サクララウンジのテーブル席です。こちらも照明や調度品のデザインが素晴らしいです。ソファ席はまた別の部屋にあります。羽田、伊丹、福岡、札幌、沖縄以外の空港は窓からの景色を楽しむことはできませんが、贅沢な時間を過ごすのには十分です。
無料でソフトドリンクやアルコールを楽しめる
ラウンジの一番の楽しみといえば、これではないでしょうか。セルフサービスで各種ソフトドリンクとアルコールが飲み放題です。
下の写真は鹿児島空港サクララウンジのドリンクコーナーです。右側2台がビールサーバーで、その隣がソフトドリンクサーバー。その他に焼酎、ウィスキーやコーヒー、紅茶、牛乳まであります。
目玉は何と言っても主要メーカー4社の生ビール。冷蔵庫から冷えたグラスを取り出し、サーバーにセット。ボタンを押すと自動でグラスが傾いてビールを注ぎ、最後は泡をトッピングしてくれます。
ソフトドリンクサーバーは最新のタッチパネル式で、炭酸の強弱や、2つのジュースをミックスしたものを選ぶことができます。(このタイプのサーバーが導入されていない空港もあります)
ドリンクコーナーは、地方空港ごとに少し特色があります。例えば、沖縄では地元メーカーであるオリオンビールやグァバジュースを飲めたり、新千歳空港では地元限定のサッポロクラシックが飲めたりもします。
地方ごとのラウンジの違いを見つけるのもラウンジの楽しみ方の一つかもしれません。
国内線サクララウンジの利用方法
サクララウンジの利用はとても簡単です。
サクララウンジは、保安検査を受けた後の制限区域内にあります。羽田や伊丹、福岡空港などの広いターミナルでは、歩き回って見つけるのには苦労するので、フロアマップなどで位置を確認してからラウンジへ向かってください。
自動ドアをくぐるとすぐに受付があります。受付にはリーダーが設置されているので、搭乗券やICカード(保安検査場で使用したのと同じもの)をリーダーに読み込ませてください。これで受付完了です。非常に簡単ですよね。そのままサクララウンジへ進みます。
羽田、伊丹、福岡、那覇にはダイヤモンド・プレミアラウンジもあるので、お間違いのないよう。受付スタッフさんもいるので、分からないことは聞いてしまえばすぐに解決します。
ほとんどの方は心配ないと思いますが、搭乗券やICカードにお得意様番号が登録されていないとラウンジが利用できないので注意してください。(JMB会員として航空券の予約や購入をしていれば自動で登録されます。)
JAL CLUB ESTでは利用できないラウンジとは
ダイヤモンド・プレミアラウンジ
国内線サクララウンジよりさらに上ランクのラウンジがダイヤモンド・プレミアラウンジです。
ダイヤモンド・プレミアラウンジは羽田、伊丹、福岡、新千歳、那覇空港にあります。隣の席との間に目隠しがあったり、席の間隔も広いので、個々の空間が広がってより贅沢でリラックスできる印象です。
ダイヤモンド・プレミアラウンジでうれしいのは、サクララウンジでは食べられない、軽食サービスがあることです。置いているのはスープ、パン、おにぎりなどのまさに軽食といった感じですが、地元の有名なパンがあったり、空港ごとにメニューが違ったりもするので、ラウンジに行くのが毎回楽しみになります。
国際線サクララウンジ、ファーストクラスラウンジ
国際線ラウンジは国内線とは一線を画すと言っても良いほどサービスが豊富です。
国内で利用できるJALの国際線ラウンジは、羽田、成田、中部、関西空港にあります。そのうち、羽田、成田にはファーストクラスラウンジ上位のファーストクラスラウンジもあります。
国際線のラウンジでは、サクララウンジもファーストクラスラウンジもドリンクと食事のサービスがあります。国内線とは比べ物にならないほど種類が豊富で味も良いので驚きます。
下の写真は成田空港ファーストクラスラウンジの食事コーナーの一角。手前にはサラダ類があり、奥に揚げ物、デザート、JALオリジナルビーフカレーなど本当に種類豊富。
国内線ラウンジでは、ビール、焼酎、ウィスキーを置いていますが、国際線ラウンジには加えて、赤白ワインや各種カクテルが楽しめて、チーズなどのおつまみも豊富です。
国際線は余裕を持って到着していることが多いと思いますから、空いた時間にラウンジでゆっくりできるメリットは非常に大きいと思います。
また、羽田や成田のラウンジではタオルやカミソリなどのアメニティを備えたシャワー室を利用できるので、出発前にスッキリして、長時間の飛行に備えるということもできます。
これらのラウンジを利用するには?
全てのラウンジを継続的に利用するには、JALのサービスステイタスでダイヤモンドかJGCプレミアを取得する必要があります。
サービスステイタスを取得することで、ラウンジ以外にも様々なサービスを受けられますが、上記2つのステイタスを取得するには、少なくとも年間80回以上の搭乗あるいはFLY ON POINT80,000以上が必要になりますので、ハードルは非常に高いと言えます。
とりあえず1度で良いから、これらのラウンジを利用してみたいという方は、以下の方法でラウンジを利用してはどうでしょうか。
ダイヤモンド・プレミアラウンジ → 国内線ファーストクラスを利用する。
国際線サクララウンジ → 国際線プレミアムエコノミークラスなどを利用する。または、JAL GLOBAL CLUB会員になる。
国際線ファーストクラスラウンジ → 国際線ファーストクラスを利用する。(高額なので、まずは国際線サクララウンジを利用してみるのをお勧めします)
以上、JAL CLUB EST会員が利用できるサクララウンジと、利用できないラウンジについて書きました。
ぜひJAL CLUB EST入会の参考にしてみてください。