嘉例川駅は県内最古の木造庁舎で有名な駅。そして桜の名所でもあります。
今回は4月上旬に桜満開の嘉例川駅を訪れたのでご紹介します。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景を撮影しています。
筆者は鹿児島県出身ということもあり、地元の魅力スポットもたくさん訪れています。
そんな筆者が今回は、「鹿児島県の嘉例川駅で桜が満開」というテーマでお話します。
嘉例川駅で桜が満開【鹿児島観光】
筆者が嘉例川駅を訪れたのは2019年4月4日。桜の開花状況は「満開」でした。
線路沿いにはたくさんの桜が植えられ、見頃を迎えています。強い風が吹くと桜吹雪が起きて、とても幻想的。(技術不足で桜吹雪は撮れませんでした…)
県内最古の木造駅舎と桜のピンク色は相性抜群です。
腕章を付けた人がホームをうろうろしていました。腕章を覗いてみるとJRの広報の方のようです。あとカメラマンと音声さんもいて、何かを待ち構えているようでした。
何か来るな?私も一緒に待つことにしました。
少し待つと「特急はやとの風」が到着。1日2往復しかないのに偶然会えました。
黒い車体がノスタルジックで、こちらも桜のピンクと相性ばっちりです。ちなみに写真左下に見える薄紫の花は岩つつじで、こちらも見頃を迎えていました。
はやとの風は観光列車的な特色が強いので、木造駅舎で知られる嘉例川駅と大隅横川駅では4分ほど停車します。
その間、駅舎を見たり、土日の昼時間には販売される駅弁を買ったりして過ごせます。
吉松方面へはやとの風が出発です。列車が起こした風でまた桜が舞って綺麗でした。
嘉例川駅の場所は?
嘉例川駅は霧島市の中でも山間部にあり、アクセスが良いとは言えません。嘉例川駅へ行く手段は車(タクシー)、バス、電車があります。
嘉例川駅へ車で行く場合は、駅舎の目の前に駐車場があります。しかし停められる台数は少なく、土日や桜の時期には停められない可能性があります。その場合はすぐ横の公園を抜けて階段を登った先にある嘉例川駅駐車場を利用してください。こちらは十分な台数を停められます。
タクシーなら鹿児島空港から約10分で2,000円かからない程度だと思います。大きな出費となるので、自家用車がない方は時間を調べてバスかJRで行くことをおすすめします。
バスを利用する場合は、駅の目の前にバス停があり、鹿児島空港や隼人駅などをつないでいます。1日5往復しかありませんので乗り遅れのないよう気を付けてください(2019年4月現在、運行会社:鹿児島交通㈱)。
JRを利用する場合は、特急はやとの風を含め1日13往復あります。バスと比べると待ち時間が少ないとは言え、1時間近い時間を待つことになりますので、思いつきで行くと痛い目を見るかもしれません。
ちなみに嘉例川駅から500mほど歩いたところに「嘉好」という地元では有名な食事処があるので、行ってみてはいかがでしょう。
以上、鹿児島県の嘉例川駅についての記事でした。
桜の季節でなくとも魅力あるスポットなので、ぜひ参考にして行ってみてください。