シマエナガってどんな鳴き声をしてるの?→ジュルル

シマエナガってどんな鳴き声?

シマエナガはその愛らしい姿で知られていますが、どんな鳴き声をしているのでしょう?

この記事では、シマエナガの鳴き声の特徴や意味などについて解説します。

この記事を書いているのは写真家のtomoです。

撮影した写真はX(旧twitter)で紹介されています。

目次

シマエナガの鳴き声の特徴

シマエナガの鳴き声は、高く澄んだ「チーチー」や「ジッジッ」、「ジュルル」という音が特徴です。

鳴き声は種類によって印象が全然違うので、可愛く聞こえたり、地味に聞こえることもあると思います。

群れで行動することが多いため、互いにコミュニケーションを取るため鳴き声を使い分けているんです。

鳴き声の用途

シマエナガの鳴き声は、以下のような目的で使用されています。

1. コミュニケーション

群れで移動する際、お互いの位置を確認するために鳴き声を交わします。

特に冬の厳しい環境下では、群れの結束が生存の鍵となるため、鳴き声が重要な役割を果たします。

移動しながら「ジュルル、ジュルル」と鳴いてるのは「みんな行こうぜ」と言っているように聞こえます。

1箇所にとどまって食事をしている時は「ジッジッ」と小さくて地味な声で鳴いています。

「うまいうまい」「おいしいね」と呟いている印象です。

2. 警戒音

外敵や危険を察知した際には、周囲に注意を促すために短く鋭い鳴き声を発します。

天敵である猛禽類が付近を飛んでいる時には、「ヒュルル、ヒュルル」と独特の鳴き声を発したりします。

3. 求愛

繁殖期には、オスがメスに向けて鳴き声を発することもあります。

筆者は夏場の観察はあまりしていないので、このあたりの声は聞いたことがありません。

鳴き声を聞くためのポイント

シマエナガの鳴き声を楽しむには、以下のポイントを押さえましょう

1. 時期と場所

シマエナガは北海道の森や林に生息しています。

珍しい鳥ではないですが、夏場は森の奥に入ってしまうため遭遇する機会はかなり少なくなります。

冬は群れで活発に行動しているため、他の鳥たちと混じって鳴き声を聞き取るチャンスが多いです。

意外と街中で見かけることもある鳥です。

2. 耳を澄ませる

シマエナガの声は小さめで、他の鳥の声に紛れやすいので注意が必要です。

ただ「ジュルル」という鳴き声は特徴的で聞き分けやすいので、この声を頼りにすると良さそうです。

早朝や夕方など、自然の音が少ない時間帯がおすすめです。

3. 忍耐強く待つ

シマエナガは活発に動き回るため、飛んでくるのをじっくり待つことや何度もチャレンジする忍耐強さも必要です。

本州のエナガと鳴き声は同じ

実は本州にいるエナガと鳴き声は同じです。

例えば「北海道旅行で絶対にシマエナガを見つけたい」と思っているなら、まずエナガを探してみると良いです。

エナガを鳴き声で見つけられるようになったら、シマエナガを見つけられる可能性も高まります。

エナガはシマエナガと違って真っ白ではなく、目の上に黒い帯(眉毛みたい)がありますが、大きさや形はとても似ています。

筆者も東京の上野公園あたりでエナガの鳴き声を聞いたことがあるので、結構身近にいるかもしれませんね。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

シマエナガグッズを販売してるショップもあるので、ぜひ見てみてください。

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