オランダのロッテルダムに行くけど観光名所は何があるの?
そんな方に、ロッテルダムのエラスムス橋をオススメします。近代的でスタイリッシュな形がとても印象的です。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。国内外を飛び回り、魅力あるスポットを紹介しています。
そんな私が今回は「オランダロッテルダムの観光名所エラスムス橋」というテーマでお話します。
エラスムス橋はオランダロッテルダム観光で行っておくべき
ロッテルダム観光ならエラスムス橋にもぜひ訪れてもらいたいです。
ロッテルダムはアムステルダムに次ぐオランダ第2の都市。第二次世界大戦で大きな被害を受け、戦前の建物の多くが無くなったことから、戦後には近代的な建物が立ち並ぶようになりました。
戦後に建てられた建物は高い技術と独創的な外観を持ちつつも、戦前から残った建物と調和してとても綺麗な風景を作っています。
エラスムス橋(Erasmusbrug)は、そんなロッテルダムの街を象徴するような橋です。
エラスムス橋は左右非対称で、長く伸びた複数のワイヤーが鳥の羽のように見えることから、地元では「白鳥(De Zwaan)」の愛称で親しまれています。
ちなみに、写真を撮影したのは2019年5月4日午前6時頃。日が昇る前の青白い空とそれを反射するニューウェ・マース川にエラスムス橋の薄い青色が馴染んでとても綺麗な風景でした。
遠くから見るとまさに白鳥のように優雅に見えましたが、橋の上を歩いてみると、大きく力強い橋であることがわかります。
全長800m、高さ139mの巨大な橋なので、それを支える一本一本のケーブルもとても巨大です。
橋上には歩道、自転車道、車道があり、中心にはオランダらしくトラムの線路が走っているので幅は少なくとも30mはあると思います。
エラスムス橋の北側には水上バスやクルーズ船の乗り場があります。夜間停泊している間も灯りが付いているようで、かっこよかったので写真を撮りました。
写真はスピド(Spido)というクルーズ船ですが、200mほど離れた停留所から乗れる水上バス(Waterbus)を利用すれば、30分ほどで「世界遺産キンデルダイク」へ行くことができます。便数は多くないので、事前に時刻を調べてぜひ行っていただきたいです。
最後に北岸から南岸を見た景色です。早朝ですが大型の船がエラスムス橋をくぐって内陸側へ進んで行きました。早くからご苦労様です。
エラスムス橋へのアクセスは?
エラスムス橋はロッテルダム中央駅(Rotterdam Centraal)から2.2kmほどの場所にあり、徒歩で約30分かかります。
トラムだとRotterdam Willemsplein駅が最寄で、地下鉄なら北岸のRotterdam Leuvehaven駅か南岸のWihelminaplein駅を利用するとよいです。
キンデルダイク行きの水上バスが出発するまでの待ち時間、エラスムス橋周辺を散歩してみるというのも効率的で良いのではないでしょうか。
今回は、オランダロッテルダムのエラスムス橋についての記事を書きました。ぜひ参考にしてオランダ観光を楽しんでいただければと思います。