SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Artの作例を紹介!【セットで使うレンズも】

SIGMA20mm F1.4 DG HSM Art 作例
カメラ男子

SIGMA 20mm F1.4ってどんなレンズかな?とりあえず作例が見てみたい。

そんな方に向けて、筆者が撮影した「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art」の作例を紹介します。

レンズの購入や撮影に役立てていただければ嬉しいです。

この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。

全国を旅しながら風景写真を撮影して生活しています。

そんな筆者は「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art」の愛用者なので、作例や役立つ情報を皆さんにお伝えできます。

ということで今回は「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Artの作例を紹介!」というテーマで記事を書きます。

目次

SIGMA 20mm F1.4の作例

SIGMA 20mm F1.4 DG HSMの作例を紹介

それでは早速「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art」の作例を紹介します。

性能が分かるよう、下記の項目に分けて10枚紹介します。

  • 1.画角が分かる作例
  • 2.明るさが分かる作例
  • 3.奥行きを感じる作例

ここで紹介する作例以外でも、この記事の写真は全てSIGMA 20mm F1.4で撮影しているのでお見逃しなく。

それではいきましょう!

画角が分かる作例

SIGMA 20mm F1.4 画角1
SIGMA 20mm F1.4 画角1

画角が分かる作例の1枚目は山頂からの夕焼け写真です。

高台から広角で撮った写真はやはり気持ちが良いです。

SIGMA 20mm F1.4 DG HSM 画角2
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM 画角2

続いては紅葉のリフレクション。

望遠で山と湖面だけを写すのも良いですが、20mmの広角なら空と雲もプラスすることができます。

SIGMA 20mm F1.4 画角3
SIGMA 20mm F1.4 画角3

山頂から雲海を撮影しました。

20mmという画角は、広すぎて余計なものが写ることもあります。

雲海を真ん中に配置すると荒れた地面が写る状況だったので、上を向いて空を広く写しました。

結果、柔らかな秋の雲と雲海をセットで撮影できました。

明るさが分かる作例

SIGMA 20mm F1.4 明るさ1
SIGMA 20mm F1.4 明るさ1

明るさが分かる作例1枚目は天の川です。

開放F1.4の強烈な明るさがあれば天の川がハッキリと写せます。

20mmの広角もあって、星景撮影に相性抜群のレンズです。

SIGMA 20mm F1.4 明るさ2
SIGMA 20mm F1.4 明るさ2

初夏に蛍を撮影しました。

20mmの広角では蛍のアップはなかなか写せませんが、シャッタースピードを長くすることで光の軌跡を撮影できます。

このレンズでぜひチャレンジして欲しい撮影方法です。

SIGMA 20mm F1.4 明るさ3
SIGMA 20mm F1.4 明るさ3

コチラも天の川。

先ほどと違って全く街明かりが入らない場所なので、よりクッキリ写せています。

肉眼ではボンヤリとしか見えないので、「え!こんなに写るの!?」という感動を皆さんにもぜひ味わって欲しいです。

奥行きを感じる作例

SIGMA 20mm F1.4 奥行き1
SIGMA 20mm F1.4 奥行き1

広角レンズの大きな特徴の1つに「奥行き感」があります。

望遠が平面的描写をするのに対し、広角は手前を大きく奥を小さく写すので、伸びる木々や川の流れを立体的に表現できます。

SIGMA 20mm F1.4 奥行き2
SIGMA 20mm F1.4 奥行き2

コチラも、手前に紫陽花を大きく写すことで、奥行きが感じられる写真となっています。

SIGMA 20mm F1.4 奥行き3
SIGMA 20mm F1.4 奥行き3

望遠レンズには「圧縮効果」という距離が縮んで感じられる現象があります。

広角はその逆で距離を感じる写真となり、隣の山が遥か遠くにあるようです。

SIGMA 20mm F1.4 奥行き4
SIGMA 20mm F1.4 奥行き4

最後の1枚は縦構図で撮影した紅葉の近景です。

一面紅葉の景色に隠れた倒木とモミジでしたが、ダイナミックに表現できました。

ただ、近づきすぎたり撮影する向きによっては広角特有の歪みが出てしまうので、この写真でも上角がビヨンと伸びて写っています。

奥行き感を求めすぎるとそんなこともあるので気を付けましょう。

以上、SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Artの作例を紹介しました。

展望台からの広がるような景色はバッチリだし、歪みに気を付ければ迫力ある近景も撮影できます。

※リンク先でソニーE用、シグマSA用、ニコンF用が選べます。

続いて、そんな明るい広角のSIGMA 20mm F1.4とセットで使って欲しいレンズを紹介します。

SIGMA 20mmと一緒に使うレンズ

SIGMA 20mmと一緒に使うレンズ

SIGMA 20mm F1.4と一緒に使って欲しいレンズを紹介します。

20mmの広角で撮影するのが難しい、「何かにフォーカスした写真」が写せるレンズです。

紹介するのは下記3つのレンズ。

  • 1.SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art
  • 2.SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art
  • 3.SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

それではいきましょう!

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art

SIGMA 70mm F2.8 DG MACROは中望遠のマクロレンズ。

マクロレンズなので、被写体に思い切り近づいて「小さな世界」が撮影できます

また、近寄らなければ普通の中望遠レンズとして使えるので、ポートレートや少し狭い画角の風景写真も撮影できます。

価格も5万円前後なので、コスパ最高です。

このレンズがあるだけで写真のレパートリーがかなり増えるので、ぜひ持っておいて欲しい一本です。

性能について考察や、作例をたっぷり載せたまとめ記事もあるのでご覧ください。

【これ見ればOK!】SIGMA 70mm F2.8 DG MACROまとめ

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Artは、明るい望遠レンズ。

望遠レンズと言っても、遠くの動物や乗り物を写すほど望遠ではなく、ポートレート(人物撮影)中心に使うレンズになります。

ポートレート向きの画角と言うと、85mmと135mmがよく挙げられます。

同じポートレート向きと言っても、望遠寄りの135mmは「圧縮効果」がより感じられたり、背景ボケも強くなります。

14万円前後と、SIGMAにしては高額ですが、ポートレート中心で撮影するなら持っておいて損はありません。

85mmに近い70mmマクロでポートレートを撮影してみて、バリュエーションが欲しくなったらコレを買うと言う感じでも良いかも。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OSは超望遠レンズ。

100-400mmの画角なら、ポートレートから野鳥撮影までこなせてしまいます。

筆者はSIGMA 20mmとSIGMA 100-400mmの2本セットだけで撮影に出かけることも多いです。

超望遠ズームということで、開放F値は大きめ。暗い場所での撮影は三脚必須となります。(日中は不要)

値段は11万円前後と、超望遠としてはかなり安いです。

このレンズもまとめ記事を用意しているので、良ければご覧ください。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OSまとめ!【作例アリ】

SIGMA 20mmと一緒に使うカメラ

SIGMA 20mm F1.4と一緒に使うカメラ

カメラとレンズのセット購入を検討している方もいるのでは。

ということで、SIGMA 20mmとセットで使って欲しいカメラを紹介します。

紹介するのは下記2つです。

  • 1.SONY α7 iii
  • 2.SONY α7S iii

それではいきましょう!

SONY α7iii

SONYの代表カメラと言っても良いのが「α7iii」。

2018年3月に発売されてから2年以上経ちますが、今このカメラを買っても遅いということは全くありません。

筆者もこのカメラをメイン機にして撮影しています。

いわゆるオールラウンダーで、なんでもバッチリこなしてくれます。

敢えて言うなら、液晶モニターが180度回転では無いので、自撮りやVlog撮影がしづらいです。(筆者には関係なし)

新型機がどんどん出て、値段も手頃(21万ほど)になってきているので、買い時かもしれません。

SONY α7Siii

2020年に発売されたばかりの「α7Siii」。

このカメラは動画撮影に特化しています。(写真も十分)

最近のカメラの画素数は、「少なくとも2000万画素」と言う感じの傾向だったのですが、このカメラは1290万画素。

これまで、「画素数こそ正義!」と考えていた人には衝撃的な少なさです。

しかし実際のところ、数千万の画素数が必要なのは大判印刷するような場合だけで、スマホやパソコン、大画面テレビで動画や写真を見る場合なら1,000万画素あれば十分なのです。

画素数は必要分に抑えて、AF性能や処理スピード、画質などの「ユーザーが本当に必要としている性能」が上がっています。

お値段は約48万円とかなり高額。ですが、値段相応の働きをしてくれます。

様々な分野で動画が活用され始めた、今の時代に合ったカメラです。

SIGMA 20mmと一緒に使う三脚

SIGMA 20mm F1.4と一緒に使う三脚

Manfrotto befree GT カーボン α専用

SIGMA 20mm F1.4でぜひ挑戦したい「星景撮影」には、三脚が必須です。

色んな構図で撮影するために、カメラを縦向きでも横向きでも固定できる三脚が望ましいのですが、一般的な三脚は縦向きで据えてもネジが回転して固定できません。

「Manfrotto befree GT カーボン α専用」は、その名の通りαシリーズ用に設計されているので、縦構図にしてもネジが緩むことはありません。

これなら、シャッターを長時間開けたままで撮影する『軌跡写真』が縦構図でも撮影できます。

カーボン製で軽量ですし、雲台のタイプは「自由雲台」なので、素早く直感的な操作が可能です。

値段は6万5千円と高額で、筆者も買う時はかなり躊躇しましたが、ずっと使い続けられる三脚なので買って損はありませんでした。

SIGMA 20mm F1.4 まとめ

SIGMA 20mm F1.4 DG HSM まとめ

以上、「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art」の作例から始まり、一緒に使って欲しいレンズ・カメラ・三脚も紹介しました。

このレンズなら、『20mmの広角』を活かして奥行き感のある写真が撮影できます。

また、『開放F1.4の明るさ』で星景や蛍の軌跡撮影も可能です。

広角をこのレンズに任せて、望遠に「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art」「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS」を持っていれば鬼に金棒と言った感じ。

中望遠のポートレートから、マクロも撮影できる「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO」もかなりオススメです。

これらはフルサイズ用レンズなので、「α7iii」「α7Siii」と組み合わせると良いでしょう。

三脚はαシリーズ専用の「Manfrotto befree GT カーボン α専用」を使うと、なお良いでしょう。

今回の記事の内容は以上になりますが、「このレンズのレビューとか、もっと情報が欲しい」という方は下記のまとめ記事を見ていただければ良いと思います。

SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art まとめ!【レビューから作例まで】

以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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