SIGMA 20mm F1.4 for SONY Eマウントは、どのカメラで使うのがオススメでしょう?
そんな方に向けて、SIGMA 20mm F1.4のユーザーである筆者が、相性の良いカメラを紹介します。
紹介するカメラを既に持っている方はこのレンズを購入すべきだし、これからカメラを買うという人はセット購入して良いと思います。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅して、風景写真を撮影しながら生活しています。
奥入瀬のやさしい絶景。 pic.twitter.com/6JgJGHyGeG
— とも@旅×写真 (@tm47prefectures) November 14, 2020
そんな筆者は「SIGMA 20mm F1.4」の愛用者。SONY機ユーザーなので、相性の良いカメラもバッチリお伝えできます。
ちなみに、記事内の写真はSIGMA 20mm F1.4で撮影したモノなので、こちらも参考にしてみてください。
ということで今回は「SIGMA 20mm F1.4 for SONY Eマウントが使えるカメラ」というテーマで記事を書きます。
SIGMA 20mm F1.4 for SONY Eマウントが使えるカメラ
早速、SIGMA 20mm F1.4に合うカメラを紹介しますが、念のためカメラのタイプを確認しておきます。
SONY機には一眼レフ用の『Aマウント』と、ミラーレス用の『Eマウント』があり、それぞれに対応したレンズしか装着できません。
SIGMA 20mm F1.4は「Eマウント用レンズ」なので、今回は装着可能なSONYのミラーレス機を紹介します。
確認は以上です。それではいきましょう!
α6000シリーズ
α6000シリーズは『APS-Cサイズ』のEマウントカメラです。
SIGMA 20mm F1.4はフルサイズ用のレンズですが、APS-C機にも装着可能。
画角は1.5倍の30mm相当になるので、標準に近い画角となります。
コンパクトなAPS-C機と大口径レンズの組み合わせでちょっとアンバランスにはなりますが、将来フルサイズに買い換えることを見越して購入するのもアリだと思います。
α6000シリーズには、軽量コンパクトが強みの『α6400』や、ボディ内手振れ補正で写真も動画も頼りになる『α6600』などがあります。
筆者はα6400の旧式であるα6300を持っていますが、次にAPS-C機を買うなら手ブレ補正があるα6600を選ぶと思います。(バッテリーが長持ちなのも強み)
α7シリーズ
「フルサイズ用レンズ」にはやっぱり「フルサイズ機」ということで、大本命のα7シリーズを紹介します。
α7シリーズは「α7ii」「α7iii」と続いていますが、これに『S』や『R』がついたりして種類がかなり多くなっています。
Sシリーズは高感度モデルで、暗い場所に強く、階調(グラデーション)が豊かという特徴があります。
Rシリーズは高画素モデルで、大判で印刷したりトリミングしても画質が荒くなりません。
筆者は無印の『α7iii』をメイン機にしており、大満足で毎日撮影していましたが、最近発売された『α7Siii』の評判がすこぶる良いのでちょっと気になっています。
α7Siiiは高感度だけでなく、動画特化型と言っても良い性能を持っています。
最近は、動画のプラットフォームがかなり増えてるので、時代に合った進化をしているという感じです。
(α7iiiが20万に対してα7Siiiは45万ほどするので筆者はまだ手が出ない)
SIGMA 20mm F1.4はα7シリーズで使うのがベストかなという感じです。
α9シリーズ
最後に紹介するのはSONYミラーレスの最高峰α9シリーズです。
AF性能や連写速度など、妥協しないプロ用のスペックを持っています。
しかし、そんな高スペックが発揮されるのは、超望遠でスポーツ選手や野生動物を撮影するような場合で、SIGMA 20mm F1.4などの広角では正直言ってそこまで役に立ちません。
今後、動体撮影なども考えているなら『α9ii』を購入すると良いですが、「風景も人も色々撮りたい」くらいであれば、α7シリーズを選ぶ方が良いでしょう。
SIGMA 20mm F1.4 for SONY Eマウントに合うカメラを紹介しました。
フルサイズ用レンズで、広角であることを考えると、α7シリーズが相性良いと言えるかもしれません。
続いて、購入する前にSIGMA 20mm F1.4のスペックを確認しておきましょう。
SIGMA 20mm F1.4のスペック
SIGMA 20mm F1.4 for SONY Eマウントのスペックを確認しておきましょう。
主要なところをまとめると下記のとおりです。
- 1. 焦点距離 :20mm
- 2. 開放F値 :1.4
- 3.手ブレ補正:なし
- 4.重 さ:1,055g
- 5.値 段:109,000円
開放F1.4の強力な明るさを得るために、重さは1kg超えとなっています。
値段も10万ほどしますが、このレンズで撮影するパノラマや星景にはため息モノの迫力があるので、ぜひ撮影して実感して欲しいところ。
手ブレ補正はありませんが、広角レンズは影響を受けにくいし、そもそもボディ内手ブレ補正があれば気にする必要もありません。
参考に筆者が撮影した作例の記事を紹介しておきます。
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Artの作例を紹介!【セットで使うレンズも】
SIGMA 20mm F1.4のスペックも紹介したので、最後にこの記事のまとめです。
SIGMA 20mm F1.4が使えるカメラ まとめ
今回は「SIGMA 20mm F1.4 for SONY Eマウントが使えるカメラ」というテーマの記事でした。
このレンズが使えるのは「SONYのミラーレスカメラ」で、具体的には下記3シリーズです。
- α6000シリーズ
- α7シリーズ
- α9シリーズ
そして、それぞれのお勧めカメラは下記のとおり。
- α6600
- α7iii
- α9ii
α6600はAPS-C機なので、フルサイズ換算30mmの画角になることをお忘れなく。
価格や性能などをトータルで考えると、『α7iii』が1番合っていると思います。(α9シリーズは望遠もガッツリ使う人にはお勧めです)
ちなみに下記記事は、このレンズについてより詳しい内容を書いた「まとめ記事」となっているので、良ければ参考にしてみてください。
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art まとめ!【レビューから作例まで】
ぜひ「SIGMA 20mm F1.4」で、明るい広角のダイナミックな一枚を撮影してください。
以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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