SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの作例が見てみたい。
そんな方に向けて、今回は場面の違う9枚の作例を紹介します。
撮影やこのレンズを買うかの参考にしてもらえればと思います。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅しながら風景写真を撮影していて、SIGMA 70mm F2.8 DG MACROは愛用レンズの1つです。
愛用者である私なので、このレンズについて、みなさんに役立つ情報をお伝えできると思っています。
ということで今回は「SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの作例を撮影方法と一緒に紹介!」というテーマで記事を書きます!
SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの作例
早速、「SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの作例」を紹介していきます。
今回紹介する写真は9枚ですが、分かりやすく下記の6項目に分けて紹介します。
- 朝焼け
- マクロ
- 日中
- 夕焼け
- 夜景
- 動画作例
それではいきましょう!
朝焼け
宮城の「船岡城址公園」で撮影した朝焼けです。
周囲はまだ薄暗いですが、「開放F値2.8」の明るさがあれば手持ちでもブレることなく撮影できました。
目覚めの時間が近づきつつある、静かな街です。
マクロ
「桜」(牡丹桜かな?)の接写です。
見上げるように撮影したので、太陽光で花びらが透けて神秘的な雰囲気。
マクロレンズは、虫メガネで覗いたような非日常的な写真が撮影できます。
こちらは「菜の花」の接写です。
花の撮影では「しべ」の先端にピントを合わせるとスッキリわかりやすい写真になります。
しかし、茎が長くて細い菜の花は、少しの風で大きく揺れるので、なかなかピントが合いません。
カメラの連写機能を使えばピントが合う瞬間を逃さずに済みます。
こちらは「ミツマタの花」の接写で、森の中で撮影しました。
木漏れ日の反射が綺麗な玉ボケになっています。
玉ボケの形はレンズによって違いますが、このレンズの玉ボケは綺麗な円形ですね。
日中
尾道市から「瀬戸内海の島々」を撮影しました。
F値は11に設定し、全体にピントが合うようにしています。
マクロレンズだから近景しか撮れないというわけではなく、望遠寄り標準レンズとして当たり前に使えます。
小さな建物1つ1つがしっかり解像しています。
広島の「原爆ドーム」を、少し遠めから撮影しました。
周囲から撮影した立体的な写真はよく見ますが、正面からだと平面的で面白い写真になりました。
70mmの画角が綺麗にフィットした感じです。
夕焼け
奈良の「若草山」で夕景を撮影しました。
沈む直前で光が弱くなっているとは言え、太陽を直接撮ると「白とび」する可能性が高いです。
露出を低めに設定して白とびを避け、じわっと明暗のグラデーションが広がりました。
鹿児島県の「桜島と夕陽」です。
撮影する少し前に噴火して、噴煙が風に乗って流れています。
よく見ると、噴煙の下に細かいモヤが写っていますが、これは噴石や灰が降っているところと思われます。
夜景
最後に紹介するのは宮城の「那智が丘の夜景」です。
高台から見下ろす仙台の街。小さな光の粒まで写し撮って、迫力ある一枚となりました。
手持ちで夜景は流石にブレるので、三脚を使って撮影しています。
動画作例
動画を撮ろうと思っている方がどれほどいるかわかりませんが、SIGMA 70mmでも動画撮影はバッチリできます。
中望遠なので歩き撮りや自撮りは無理ですが、三脚など使えばマクロの世界を動画に収められます。
α7iiiで撮影した作例動画をどうぞご覧ください。
以上、「SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの作例写真」9枚と作例動画を紹介しました。
マクロから遠景、日中から夜まで様々なシーンで使えるレンズだということをお分かり頂けたと思います。
下記記事ではこのレンズの性能や価格についての考察を載せているのよければご覧ください。
【これ見ればOK!】SIGMA 70mm F2.8 MACRO まとめ
続いて、このレンズとセットで使って欲しいカメラについても紹介します。
セットで使っているカメラは?
SIGMA 70mm F2.8 DG MACROとセットで使って欲しいカメラは「α7シリーズ」です。
その中でも筆者が使っているのは『α7Ⅲ』。
最新の「α7Rⅳ」を買う気が失せるほどの高性能なので、カメラの購入を検討している方に紹介しておこうと思います。
紹介するのは下記の項目です。
- センサー
- 手ブレ補正
- Zバッテリー
それではいきましょう!
センサー
α7Ⅲのセンサーサイズは「フルサイズ」で、画素数は「2,420万画素」です。
フルサイズセンサーは色の階調を豊かに表現できるので、グラデーションが滑らかだったり、自然な色味が表現できます。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACROはフルサイズ用レンズなので、性能を余すことなく引き出せるフルサイズ機に装着して欲しいです。
画素数については特別高いわけではありませんが、大判で印刷をかけたりしない限りは正直言って1,000万画素あれば十分。
α7Rⅳは「6,100万画素」ありますが、この画素数を活用できる場面は多くはないでしょう。
手ブレ補正
α7Ⅲには「手ブレ補正機能」がついています。
手ブレ補正があれば『望遠レンズでの撮影』や『暗い場所での撮影』がとても楽になります。
例えば展望所で夜景を撮る時。
夜景撮影では、光が少ないのでシャッタースピードを長くしなければならず、手ブレが発生しやすいです。
手ブレを防ぐために三脚を使うのですが、三脚禁止の展望所って結構多いのです。
そんな時に手ブレ補正機能があれば、長いシャッタースピードで手持ち撮影してもブレにくいのです。
もちろん限界はありますが、手ブレ補正が有るのと無いのじゃ大違いです。
Zバッテリー
α7Ⅲはとても長持ちな「Zバッテリー」を搭載しています。
ミラーレス一眼の弱点としてよく挙げられるのがバッテリーの持ちの悪さです。
電子ファインダーが原因なのでしょうか、とにかく持ちが悪く、私も以前はカメラ一機に対してバッテリーを3つ持っていました。
しかしα7Ⅲに変えてからは予備バッテリーを買うことも、残量を心配することもなく撮影できています。
予備バッテリーをいくつも持ち運んでいてはミラーレスの強みである「持ち運びやすさ」も台無しですから、Zバッテリーの持久力はとても重宝します。
以上、簡単ではありますがα7Ⅲの紹介をしました。
他にも、4K動画を撮影できたり、10コマ/秒の高速連写ができたりと、素晴らしい性能盛り沢山です。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACROを使うならフルサイズじゃなきゃ勿体ない。
フルサイズならα7Ⅲ買わなきゃ勿体ない。といった感じでとてもオススメです。
それでは最後にこの記事のまとめです!
SIGMA 70mm F2.8作例 まとめ
今回は「SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの作例」を紹介しました。
マクロ写真がバッチリ撮れるだけでなく、標準域に近い画角なので色んな場面で活躍してくれます。
私は人物撮影をしないので作例は紹介できませんが、「ポートレート」にも間違いなく相性の良いレンズです。
ぜひご自身の手でこのレンズの可能性をどんどん見つけていってください。
以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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