SONYα7CIIにはアイカップがありません。
アイカップとはファインダーの接眼部に装着するパーツのことです。
ほとんどのカメラにあるアイカップが、α7CIIには付属もしていなければ、別売りの純正品もないです。
とは言っても「アイカップってそもそも必要なの?」という人もいると思うので、その辺りから解説します。
α7CIIにアイカップが必要な理由
ということでまずは、α7CIIにアイカップが必要な理由からお話しておきます。
遮光効果
アイカップには遮光効果があります。
日中屋外などの明るい環境では、暗いモニターやファインダーが見づらいことがあります。
アイカップがあると、目とファインダーの隙間を埋めてくれるので光が入りません。
反射を防ぐだけでなく、余計な情報をシャットアウトして没入感も増すのでファインダーの存在は大きいんです。
接眼で安定する
カメラは手で持つだけより、ファインダーを目の周囲にあてることで安定感が増します。
小さくて軽いレンズだとそこまで重要性を感じないかもしれませんが、望遠や大口径レンズなどでは大きく話が変わります。
α7CIIはグリップが小さいこともあって、望遠撮影では話にならないとすら思います。
アイカップがあれば安定感が増して、大口径・望遠レンズでの撮影もしやすくなります。
α7CIIで使えるアイカップ
α7CII用の純正アイカップは無いので、サードパーティ製のものを紹介します。
他社製とは言え、問題なく使用できるものを選んでいます。
他の機種と違って、そもそもアイピースカップをつけられない作りなので、シューに接続するタイプです。
ちなみに、旧モデルのα7Cとはボディ形状が違うので、α7C用のアイカップは使用できないようです。
α7CIIやα7CRに対応したものを選ぶようにしてください。
軽いレンズしか使わないという方には重要度が低いかもしれませんが、人によってはアイカップは死活問題になります。
より快適により良い作品を撮るためにアイカップを検討してみてください。
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