SONYα7CIIをレビューします!写真と動画の作例も紹介

SONYα7CIIのレビュー!手持ちでどんな写真と動画が撮れる?

今回はSONYα7CIIのレビューをやっていきます。

10月13日の発売日当日にα7CIIが届きました。

使った感想をざっくり言うと、軽量コンパクトなのに画質もバッチリのとても良いカメラだと思います。

ただ、気になった点もいくつかあるので、そういった点も含めてレビューしたいと思います。

ちなみに今回の内容は動画にもしてあるので、見やすい方でご覧ください。

目次

α7CIIの作例と解説

まずはα7CIIで撮影した作例の解説をしていきます。

写真と動画両方撮っているので、動画も気になる方はYouTubeでご確認ください。

動画の解説

α7CIIに広角ズームレンズの「SELP1635G」をつけての撮影です。

三脚やジンバルは使わずに全て手持ちでの撮影になります。

歩き撮影では動画用手ぶれ補正の「アクティブモード」を使いました。

α7CIIのアクティブモード(キャプチャ)
α7CIIのアクティブモード(キャプチャ)

α7CIIのアクティブモードも手持ちで十分撮影できる性能です。

ただ今回は20mm前後の広角でブレが出にくい条件でした。

画角を狭めて条件を悪くした時にどうなるかはまた試したいと思います。

α7IVとのアクティブモード比較やZV-E1の「ダイナミックアクティブモード」との差も改めて確認したいと思います。

α7CIIの花近景(キャプチャ)
α7CIIの花近景(キャプチャ)

植物の近景は望遠端の35mmで撮影することが多かったです。

あとパワーズームも使ったりしているんですが、α7CIIにはズームレバーがありません

なので、レンズについているズームレバーを使っています。

アクティブモードは手持ち歩き撮影が可能

写真の解説

写真も全てSELP1635Gで撮影しています。

α7CIIの写真の解像感
α7CIIの写真の解像感

α7CIIの画素数は3300万画素なので、解像感も高くてトリミング耐性の心配も要らないと思います。

日中の撮影で光量は十分なので、ISO感度は全て100に固定。

α7CIIとSELP1635Gの背景ボケ
α7CIIとSELP1635Gの背景ボケ

植物を撮るときは背景を少しでもボカしたいので開放で撮っています。

SELP1635GはF4レンズですが、被写体に近寄ればある程度背景もボケてくれます。

α7CIIの風景写真(パンフォーカス)
α7CIIの風景写真(パンフォーカス)

風景で全体にピントを合わせたい時はF8くらいまで絞って「パンフォーカス」にしています。

シャッタースピードは手ブレさえしなければ良いので、Aモードの自動設定にすることが多かったです。

10月にもなると太陽の位置が低くなって、横から光が入って印象的な影が出やすいです。

光の色も良いですし、逆光で花を撮ると輝いて見えるので、白飛びに注意しながら試してみると良いと思います。

3300万画素で解像感の高い写真が撮れる

ちなみに今回は旭川市の上野ファームさんで撮影させていただきました。

シーズン最終日の2日前で、秋のガーデンを満喫できました。

また来年の春を楽しみに待ちたいと思います。

α7CIIの良いところ

簡単に作例の解説をしてきたので、続いてα7CIIの良かったところをお話します。

軽さ

1つめはやっぱり軽さです。

α7CIIはバッテリーとカード含めて514gということでかなり軽量コンパクトです。

SELP1635Gは353gなので、合わせても900gいかないくらい。撮影の負担はかなり少ないです。

α7CIIと軽量ジンバルCRANE M2S
α7CIIと軽量ジンバルCRANE M2S

レンズ次第では「CRANE M2S」や「CRANE M3」「CRANE M3S」などの軽量のジンバルとも組み合わせができると思います。

162gのレンズ「SEL24F28G」とCRANE M2Sとの組み合わせはまた今度試したいと思います。

本体が軽いことで機材の選択肢も増える

Super35mmモード

良いところ2つめはSuper35mmモードです。

α7CIIにはSuper35mmというAPS-C用レンズが使えるモードがあります。

APS-C用レンズを使うことで軽量化ができます。

フルサイズ用レンズを使う場合、焦点距離1.0倍と1.5倍の2つの画角が使えるようにもなります。

24mmのレンズなら24mmと36mmの画角が使えるということです。

Super35mmモードは画素数が少ない機種だと4Kが使えなかったりします。

ただα7CIIは画素数が豊富なので、Super35mmでも4K運用できます。

APS-C用レンズの「SELP1020G」でアクティブモードの試し撮りをしてみましたが、問題なく撮影できました。

ただ、4K映像の基になる画素数は減っているので画質が全く同じというわけでは無いです。

あと同じく1.5倍の画角で撮影できる全画素超解像ズームもあるので、この辺りの画質確認も改めてやりたいと思います。

Super35mmでレンズと画角の選択肢が増える

ダイヤルが豊富

良いところ3つめはダイヤルが豊富な点です。

α7CIIには「フロントダイヤル」と「リアダイヤル×2」と「コントロールホイール」があります。

コンパクト機種だとリア1つとホイールだけというのも多いです。

α6700にフロントダイヤルが付いただけでも嬉しかったんですが、α7CIIはリアがさらにもう1つあります。

さらには露出制御が自由に変えられる「フレキシブル露出モード」まであるので、コンパクト機種ながら操作性がかなり良くなっています。

豊富なダイヤルとフレキシブル露出で高い操作性

あとはα6700やZV-E1と同じく「タッチ操作機能」が充実していたり、「被写体認識」も豊富です。

AF性能の確認も改めてやりたいと思います。

あとストラップをつける「三角リング」が動いてカチャカチャ音が鳴るタイプではありません。

写真も動画も撮る人には嬉しいポイントです。

α7CIIの悪いところ

続いてα7CIIの悪い点をお話します。

アイピースカップ

α7CIIはアイカップが無い
α7CIIはアイカップが無い

1つめはアイピースカップがないことです。

α7CIIのファインダーはα7Cより倍率が改善されて見やすくなっているんですが、アイピースカップが無い仕様は変わりませんでした。

最近はモニターで撮影する方もいるので、気にならない方も多いとは思います。

ただ遮光性や安定性の面からアイピースカップがないと嫌という人もいるはずです。

他機種と同様で取り外し式で良かったと思う

カスタムボタンが少ない

悪いところ2つめはカスタムボタンが少ないことです。

α6700と比べるとダイヤルが多くなっている代わりにボタンが1つ少ないです。

先ほど紹介したフレキシブル露出モードは、各ダイヤルに対応したボタンを長押しすることで露出制御を切り替えるものです。

フロントダイヤルに対応しているC1ボタンが離れているので、直感的な操作がしづらいかもしれません。

慣れの部分もあると思いますが、上面にもう1つボタンがあると良かったなと思います。

ボタンの少なさはタッチ操作などでカバーしたい

グリップの深さ

α7CIIとα6700のグリップ
α7CIIとα6700のグリップ

3つめはグリップの深さです。

α6700ではグリップが深くなってホールド感が増していたんですが、α7CIIは少し浅めです。

α6700の改良は好評だったと思うので、α7CIIでも採用してほしかったところ。

ただ、少しでも軽くしたいという面もあると思うので、しょうがない部分ではあります。

α7CIIから改良されているようだが、もう少し深くても良い

悪い点も挙げましたが、これだけコンパクトな機種なので十分すぎる性能と使い勝手だと思います。

α7CIIの購入はSONYストア

ちなみにα7CIIを購入するならSONYストアがオススメです。

アカウントを作って購入するだけで次のメリットがあります。

  • 10%OFFクーポン(初回も使える)
  • メーカー3年保証が無料
  • 定期的にクーポン配布

SONYストアの価格はパッ見だと高く感じるんですが、そこから10%OFFですし1年の無料保証が3年になるので、実はかなり安いです。

αあんしんプログラムに入ると15%クーポンやレンズの長期保証クーポンがもらえたりしますが、こちらは月額550円かかりますので、必要に応じて考えればOKです。

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またZV-E1やα7IV、α6700あたりとの比較もできればと思いますのでぜひご覧ください。

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