【買ったらまず見て】SONYα7CIIの基本設定!写真も動画もしっかりセッティング

【買ったらまず見て】SONYα7CIIの基本設定!写真も動画もしっかりセッティング

今回はSONYα7CIIの基本設定について解説します。

α7CIIにはたくさんの機能があって、それに伴って設定は複雑になっています。

単語の意味も分かりづらくて、どう設定すれば良いかわからないという方も多いと思います。

なので今回はα7CIIの基本設定について解説します。

かなり詳しく解説していて、長くはなりますが、必要に応じて何度も見返して欲しい内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

ちなみに今回の内容は動画にもしてあるので、見やすい方でご覧ください。

目次

α7CIIの動画設定

では動画の設定からお伝えしていきます。

動画設定でも4項目に分けてお話します。

  • 解像度とフレームレート
  • フォーマット
  • ビットレートなど
  • Log、CL、PP

解像度とフレームレート

まず動画設定で1番重要な、解像度とフレームレートについてです。

解像度は映像に使われる画素数のことで、4Kは830万画素、FHDは207万画素ということです。

解像度

解像度が高い4Kの方が高画質ですが、ファイルサイズは大きくなり、FHDは画質的に劣りますが、ファイルサイズを抑えられます。

最近は4Kが主流ですが、FHDで十分という方もいます。

僕は基本は4Kですが、気軽に撮るVLOGなどはFHDで撮ったりすることもあります。

解像度:MENU→メイン→メイン1

フレームレート

そして、フレームレートは映像1秒あたりに流れる画像の枚数を表していて、映像の滑らかさが変わります。

24,30,60,120とあって数字が大きいほど滑らかになります。

24Pはシネマティックな印象になりやすいです。

30Pは中間どころでそれなりに滑らかな印象。

60Pはとても滑らかな印象になります。

120Pはそのまま見るというより、低いフレームレートに変換してスローモーションになります。60Pもスローの素材になったりします。

僕は作品撮りは24Pで撮って、VLOGは30Pか60P、野生動物などを撮るときは120Pで撮って、5倍スローモーションにしたりします。

選ぶフレームレートに答えは無いので、自分の用途や好みで決めればOKです。

フレームレート:MENU→メイン→メイン1

フォーマット

続いてフォーマットについてです。

動画の解像度を選ぶときに、「XAVC S 4K」や「XAVC SI HD」というような、ややこしい表記が入っています。

この「XAVC ○○」がフォーマットです。

とっつきにくい表記ですが、特徴を覚えれば簡単に使い分けできるようになるので、しっかり理解しておいてください。

フォーマットには

  • XAVC S
  • XAVC HS
  • XAVC SI

の3つがあってXAVCという言葉は気にせず無視してもらって、SとHSとSIの3つと考えてください。

ではそれぞれの特徴を紹介していきます。

XAVC S

1つ目のXAVC Sは色んな視聴環境に対応した一番汎用性が高いフォーマットです。

パソコンのスペックがあまり高くなかったり、色んな機器やソフトでも視聴できるようにしておきたいならこのフォーマットを使うと良いです。

他のフォーマットでは視聴できなくても、XAVC Sなら視聴できる可能性が高いので、困った時はとりあえずXAVC Sという感じです。

XAVC HS

2つ目のXAVC HSは高画質で低サイズなフォーマットです。

XAVC Sよりも高い効率で圧縮されているので、同じファイルサイズでも情報量はHSの方が上になります。

これは「H.265コーデック」というものが使われているからなんですが、このコーデックに対応していない機器やソフトもあります。

先ほどのXAVC Sやこれから紹介するXAVC SIはH.264コーデックなので使いやすいんです。

強い圧縮がかかっている分、動画編集での解凍作業にPCのスペックが必要になります。

スペック次第ですが、XAVC HSでは固まってとても編集できないということにもなる場合もあります。

つまりXAVC HSは高画質で低サイズですが、使いやすさとしては劣るフォーマットということです。

XAVC SI

3つ目のXAVC SIは高画質で低圧縮のフォーマットです。

HSが強い圧縮で情報量を多くしていたのに対して、SIは圧縮が少ないのに情報は多いのでファイルサイズはダントツで大きくなります。

圧縮が少ないので、動画編集でのPCへの負荷も少なくて、ガッツリ編集して作品を作り上げるような時に使われるフォーマットです。

以上をまとめると、Sは使い勝手の良いフォーマット、HSは高画質で低サイズだけど使い勝手が良くないフォーマット、SIは高画質で使い勝手も良いけどファイルサイズが大きいフォーマットという感じです。

僕の場合は、YouTube、VLOGなどはファイルサイズを抑えられるHSで撮影して、作品はSIで撮っているような状況です。

XAVC Sはほとんど使っていませんが、だからと言って画質が明らかに劣るようなことはないです。

ビットレートなど

続いて、ビットレートとカラーサンプリングとbit深度についてです。

この3つの組み合わせの数はとても多くて混乱しやすいので、まずは考え方をしっかり押えておきたいところです。

ビットレート

まずビットレートは100Mとか200Mのような数字のことで、動画1秒あたりのデータ量を表します。

数字が大きいほどファイルサイズが大きくなって、画質は良くなりますし、小さいほどサイズは落ちて画質も悪くなると思ってください。

ただ50Mbpsと200Mbpsを見比べても分からないという方も結構いたりします

なので自分で決めるしかないとは思いますが、個人的には100Mbpsあれば画質で不満が出ることはまずないだろうと思っています。

カラーサンプリング

そしてカラーサンプリングですが、「4:2:2」と「4:2:0」の2つがあって、色情報の削減度合いを表しています。

センサーが受け取った映像をそのまま記録すると情報量が膨大になるので、ほとんどのカメラは人の目にわかりづらい範囲で情報を削減しているんです。

4:2:2の方が情報が多く残っていて4:2:0の方が少ないです。

そのまま見る分にはあまり違いは分からないですが、カラーグレーディングなど編集を加えると4:2:0の方が劣化しやすいです。

bit深度

そしてbit深度ですが、これは色情報の緻密さを表していて、「8bit」と「10bit」の2種類から選べます。

10bitの方が情報が緻密で、グラデーションが滑らかになるようなイメージです。

やはりそのまま見る分には違いは感じづらくて、編集で違いが出てくるという感じです。

ビットレートとカラーサンプリングとbit深度についてお話しましたが、カラーサンプリングとbit深度はセットにした方が選ぶのが楽になるので、考え方を整理しておきます。

4:2:2 10bit

まずカラーグレーディングをする場合には4:2:2 10bitを選択すると良いです。

豊富な色情報で画質の劣化を抑えることができます。

4:2:0 10bitと4:2:0 8bit

そしてカラーグレーディングをしない場合は、4:2:0 10bitか4:2:0 8bitで十分だと思います。

4:2:0 10bitと4:2:0 8bitの使い分けについては、XAVC HSを選べば4:2:0 10bitになりますし、XAVC Sなら4:2:0 8bitなので深く考えなくてOKです。

つまり、カラーサンプリングとbit深度はカラーグレーディングするかどうかで選べば良いということです。

もちろん、カラーグレーディングしないけど4:2:2 10bitを選ぶというのも良いですが、低いビットレートが選べなかったり、4:2:2 10bitに対応していない機器もあったりするので、注意が必要です。

ビットレートなど:MENU→メイン→メイン1

Log、CL、PP

続いてLog撮影とクリエイティブルック、ピクチャープロファイルについてお話します。

α7CIIにはこの3つのカラープリセットがあります。

Log撮影

まずLog撮影なんですが、白飛び黒つぶれを抑えやすい設定で僕もよく使っていますが、設定に独特の考え方があります。

あと撮影してそのままでは彩度やコントラストの低い眠い映像になるので、編集は必須です。

撮影と編集の特殊な知識も必要になってくるので、いきなりLog撮影するのはオススメしません。

ピクチャープロファイルとクリエイティブルック

ということで、残るピクチャープロファイルかクリエイティブルックを最初は使うことになります。

ピクチャープロファイルは「PP1」か「PP11」、クリエイティブルックは「ST」「PT」あたりのクセが少ないものがオススメです。

クリエイティブルックには魅力的なプリセットも多いんですが、基本的には静止画用のプリセットです。

調整しないとコントラストが高すぎたり低すぎたりして安定しません。

先ほどの4つの彩度を調整するくらいから始めると良いように思います。

Log撮影:MENU→メイン→メイン2のLog撮影設定

PPとCL:MENU→露出/色→カラー/トーン

α7CIIの静止画設定

ここまで、動画設定についてお話したので続いて静止画設定についてお話します。

お話するのは

  • JPEGとRAW
  • ドライブモード
  • インターバル撮影
  • サイレントモード

の4つです。

JPEGとRAW

まずはJPEGとRAWについてお話します。

JPEGとRAWの使い分け

静止画を撮る時にはファイル形式をJPEGとRAWから選べます。

JPEGは撮った写真をそのまま活用する場合に選びます。

RAWは現像ソフトで編集して自分好みに調整する場合に選びます。

RAW現像なんて考えてないという方はJPEGで撮ればOKですし、じっくり調整するならRAWを選びます。

念の為両方で撮っておきたい場合は、「RAW+JPEG」を選べばOKです。

HEIF

そしてJPEGはHEIFという形式に変更することができます。

HEIFはJPEGと比べてファイルサイズを抑えつつ情報量は多くなるメリットがありますが、代わりに汎用性は低くなるというものです。

静止画版のXAVC HSみたいなものです。

個人的には撮って出しなら汎用性のあるJPEGを使いたいし、編集耐性を求めるならRAWを使うので、HEIFは全く使っていない状態です。

例えば、露出などの微調整はするけどRAWほど編集耐性は要らなくてファイルサイズを抑えたいという場合は使っても良さそうな気がします。

画質など

JPEGとHEGFでは「画質」を4種類から選ぶことができますが、一番良いエクストラファインか、抑えてもファインあたりにした方が良いように思います。

縦横比率の「アスペクト比」も選べますが、後でアプリなどでトリミングできるなら3:2で撮っておくのが一番有利です。

HEIFは4:2:0と4:2:2から選べます。

4:2:0はサイズを落としたい場合で、4:2:2は情報量を保ちたい場合という感じで選べばOK。

どちらもJPEGより低サイズなので、編集するなら4:2:2を選んだ方が良いと思います。

.JPEGとHEIFの切替:撮影→画質/記録→JPEG/HEIF切替

RAWの種類

RAWで撮る場合にも選択肢があって、非圧縮RAW、ロスレス圧縮RAW、圧縮RAWの3つがあります。

ファイルサイズは概ね次の通りです。

  • 非圧縮RAW:70MB
  • ロスレス圧縮L:55MB
  • 圧縮RAW:35MB
  • JPEG:20MB
  • HEIF:10MB

特性としては非圧縮は情報量と編集の快適さを優先している形式です。

圧縮していない分解凍作業の手間がかかりません、

ロスレス圧縮は情報量が多くて非圧縮よりサイズが少ないですが、圧縮している分の編集負荷があります

そして圧縮RAWはサイズ優先なので、非圧縮やロスレス圧縮より画質が落ちますし、編集の負荷もあります。

画質的なところを言うと、相当強めに画像をいじらない限り画質に違いは感じないと思います。

編集の負荷についてはPCのスペック次第ですが、スペックが低いPCで圧縮やロスレス圧縮を使うと処理に時間がかかるかもしれません。

ドライブモード

続いてドライブモードについてです。

ドライブモードは連写やセルフタイマーを使うための機能です。

コントロールホイールを左方向に押すと設定できる

連続撮影

初期設定の1枚撮影から連続撮影を選ぶと連写ができるようになって、Hi+の設定で1秒10枚になります。

ただ非圧縮RAWやロスレス圧縮RAWだと6,7枚に連写性能が落ちるので注意してください。

セルフタイマー

セルフタイマーの設定は2秒、5秒、10秒で設定できるようになっています。

数枚なら連写と組み合わせることもできます。

ブラケット撮影

あとブラケット撮影という、露出やピント位置を変えながら複数枚の写真を撮る機能もあります。

HDR合成や深度合成に活用すると良いと思います。

インターバル撮影

続いてインターバル撮影です。

インターバル撮影は決めた間隔で決めた枚数の写真を撮る機能で、この機能で撮った写真を編集してタイムラプスを作ったりします。

α7CIIではS&Qモードでタイムラプス機能も使えますが、インターバルが最大5秒なので、それ以上の長さで設定はできないので注意してください。

インターバル撮影:MENU→撮影→ドライブモード

続いてサイレントモードです。

サイレントモード

サイレントモードではシャッター音を出さずに撮影ができます。

通常はシャッター幕が動くことで撮影ができるんですが、サイレントモードでは「電子シャッター」という物理的なシャッター幕を使わない撮影を行います。

電子シャッターでは人工光源の点滅が写るフリッカーを抑えづらいので、「高分解シャッター」機能でSSを微調整して撮影すると良いです。

あと電子シャッターでは被写体やカメラが動いた時に発生する「ローリングシャッター歪み」を抑えづらいので、素早い被写体を撮るときはメカシャッターを使うのをおすすめします。

サイレントモード:MENU→撮影→シャッター/サイレント

α7CIIの撮影モード

ここまで、静止画設定についてお話したので、続いて撮影モードについてお話します。

撮影モードは動画でも静止画でも必ず使うとても大事な機能になります。

撮影モードとは

撮影モードというのは露出をどう制御するかを決めるものです。

露出は写真や映像の明るさのことで、F値、SS、ISO感度の3つの組み合わせで決まります。

撮影モードを変えることで、3つのうちどれを手動でどれを自動にするかを変えられます。

そして撮影モードには次の5つがあります。

  • おまかせオート
  • プログラムオート
  • Mモード
  • Aモード
  • Sモード
  • フレキシブル露出モード

では、それぞれについて解説します。

おまかせオート

おまかせオートは露出だけでなく、他の諸々の設定もほとんどカメラに任せてしまうモードになります。

とりあえず写真や動画が撮れれば良いという方はこのモードで良いと思います。

ただ、思い通りの撮影ができるようにしたいならこのモードは使わない方が良いです。

プログラムオート

プログラムオートはF値とSSを自動調整して、ISO感度は自動でも手動でも選べるというものです。

これもおまかせオートと大して変わらない状態なので上達したい方は使わない方が良いです。

なので、残る4つのモードを使うのがおすすめです。

Mモード

まずMモードですが、F値もSSも自分で調整して、ISO感度はどちらでも良いというものです。

動画の作品撮りでは3つとも数値を指定したいので、基本的にMモードを使うことになると思います。

静止画でも使いますが、静止画は動画と比べると自由度が高いので、設定が楽なAモード、Sモードを使う人が多いように思います。

Aモード

ということでAモードですが、これはF値は手動で、SSは自動、ISO感度はどちらでも良いモードです。

動画で使うことはあまりないと思いますが、静止画だとAモードで撮る人はかなり多いです。

例えば、日中屋外の撮影では明るさが十分なので、SSとISO感度は自動調整に任せてしまいます。

あとはF値で自分好みのボケ具合に調整すれば良いので、Aモードを使うというような感じです。

Sモード

そしてSモードですが、SSは手動でF値は自動、ISO感度はどちらでも良いモードです。

F値が自動だと映像の印象が変わってしまうので、動画では一番使われないんじゃないでしょうか。

静止画で素早い被写体を撮るような時には、被写体ブレを起こさないようにSSを早い数値で固定したりします。

フレキシブル露出モード

そして最後のフレキシブル露出モードですが、これは動画でだけ使うことができます

フレキシブルと言うだけあって一番柔軟性の高い撮影モードです。

3つとも手動にもできるし自動にもできて、F値だけ手動にしたりSSだけ手動にもできます。

F値・SS・ISO感度に対応したボタンがあって、長押しすることで自動と手動が切り替えられるようになっているんです。

動画の撮影中にも切り替えができるので、室内から屋内を行き来したり露出変化が激しい環境で活躍してくれます。

フレキシブル露出:MENU→撮影→撮影モード→露出制御方式

α7CIIのよく使う機能

ここまで、撮影モードについてお話したので、最後によく使う機能を紹介します。

ここでは動画の機能と静止画の機能、両方をお伝えします。

お伝えするのは

  • フォーカス
  • 測光
  • ホワイトバランス

の3つです。

フォーカス

まずフォーカスについてです。

被写体にピントを合わせる時には、自動のAFと手動のMFのどちらかを使うことになります。

そしてさらに細かく分けるとフォーカスモードのAF-CやAF-S、DMFなど色々あります。

詳しくは過去の動画で解説もしているんですが、とりあえずはAF-CとMF以外は使わなくてもほぼ困りません

自動でピントを合わせるならAF-Cを使って、手動ならMFを選べば良いという感じです。

フォーカスモードはFnメニューに入っています

そしてAFが働く範囲であるフォーカスエリアというものがあります。

初期設定では一番広い「ワイド」になっていますが、精度を上げるために少し狭い「ゾーン」やかなり狭い「スポット」を使うのも良いと思います。

「トラッキング」ではトラッキングの開始位置をワイドやゾーンなどから選べます。

動く被写体を撮るならトラッキングはとても重宝します。

基本はワイドで良いと思いますが、障害物が多い環境で撮ったりすると狭いエリアが重宝すると思います。

測光

ちょっと考え方がややこしい測光というものがあります。

測光モード

カメラには被写体の明るさを計る露出計というものがあり、これによって測った明るさは露出値として画面下に表示されます。

表示される数値が+なら明るくて、-なら暗いということです。

ただ、画面全体が同じ明るさなわけではないので、どの部分の露出値を測っているのかは考える必要があります。それを決めるのが「測光モード」です。

初期設定では全体のバランスをみて露出値を表示する「マルチ」になっていて、とりあえず最初はこのままで良いと思います。

他にも中央重点、スポット、画面全体平均、ハイライト重点があるので、用途や求める精度に応じて使ってみると良いと思います。

測光の大事な考え方

そして、測光に関してはもう1つ大事な考え方があります。

今お話したのは撮影モードでF値、SS、ISO感度が全て手動の場合です。

具体的にはMモードでISO手動の場合と、フレキシブル露出の全て手動の場合です。

3つのどれかが自動の場合には、指定した露出値になるように3つが調整されます。

例えばスポット測光に設定して、スポットを被写体に合わせた場合、MモードのISO手動であれば被写体の露出値が表示されます。

そしてMモードのままISO感度を自動設定にすると露出値を設定できるようになります。

+2に設定したら被写体が明るくなるようにISO感度が自動調整されますし、-1にしたら暗くなるように調整されます。

ISO感度だけでなく、F値やSSが自動の時も同じような調整がされます。

撮影モードに自動の項目があるのか、それとも完全に手動なのかで測光の使い方が変わるので、注意してください。

測光モードは静止画だとFnメニューに入っています

MENU→露出/色→測光から測光モードでも変えられます

ホワイトバランス

続いてホワイトバランスについてです。

ホワイトバランスは簡潔にいうと白を白く写すための設定です。

人の目だと、例えば赤い照明の部屋の中で、壁も物も赤く写っている状態でも白いものを判別できると思います。

これは人の頭の中でホワイトバランスが働いているからなので、カメラでも同じような処理をしてあげる必要があります。

ホワイトバランスにはオートもあるので、オートに任せてしまうのもありだと思います。

あとRAWで撮影する場合は、後からホワイトバランスを調整しても良いので、とりあえずオートにで撮っておくというのもでありだと思います。

ただ、動画やJPEG、HEIFなどで撮影する場合は、編集では調整しきらない場合もあります。

なので、撮影時点で色温度を指定するのも良いですし、細かい指定までできなくてもプリセットで太陽光、曇り、電球や蛍光灯などに設定しても良いと思います。

ホワイトバランスは初期設定でFnメニューに入っています

ということでα7CIIの基本設定について解説しました。

撮影の参考にしてみてください。

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