レンズキットが向いてる人
用途が特別決まってなくて「風景や人、物などいろいろ撮りたい」という人はレンズキットから始めると良いと思います。
写真も動画も「画角」を理解することが特に重要で、レンズキットなら色んな画角を試せます。
色々試せるのに値段が安いのがレンズキットの良いところです。
いきなり単焦点レンズを勧める人もいたりしますが、画角がわからないうちに単焦点を買っても失敗する可能性が大きいです。
レンズキットでいろいろ試して、できることとできないことを理解してから単焦点を検討するのが個人的にはおすすめです。
レンズキットが向いてない人
ここからは具体的にレンズキットが向かない人を用途ごとに見ていきます。
自撮り
ZV-E10IIで自撮りをしたいと考えている人も多いと思います。
SELP1650IIの広角端16mm(換算24mm)は自撮り可能な画角なんですが、アクティブモードのクロップを加えると話が変わってきます。
クロップ倍率は公表されていませんが、個人的に検証したところ1.33倍でした。
16mmが換算32mmになるので自撮りは厳しいレベルです。
VLOGCAMのキットレンズなのに自撮りが厳しいというのが一番痛いポイントです。
もちろん、アクティブモードを使わない運用ならクロップを気にしなくて良いですが、三脚やジンバルが必要になるだろうと思います。
自撮りが前提なら「SELP1020G」という超広角レンズも検討してみると良いかもしれません。
クロップを加えても20mmほどの画角で撮影できます。
夜景撮影
夜景がメインなら「SEL15F14G」のような明るい単焦点を買った方が良いと思います。
SELP1650IIの開放F3.5では、夜景を撮れないことはないですがISO感度が上がってノイズだらけになります。
少し手頃な「SEL11F18」というレンズもあるので、広く明るく撮影したいならこちらも良いと思います。
望遠撮影
SEL55210なら動物園や運動会などもそれなりに撮れます。
ただ距離次第では、もっとズームしたい場面も出てきそうですし、野鳥や野生動物撮影などは厳しめです。
より望遠を撮れる「SEL70350G」というレンズも検討してみると良いかもしれません。
すでに用途がハッキリしているならその用途でレンズを探した方が良いと思います。
レンズキットは安くで色んな画角を試せるのがメリットです。
とりあえずレンズキットから初めて、足りない部分に気づいた時点で買い替え、買い増しするのもアリだと思います。
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