龍山寺は台湾でも有数のパワースポット。中正紀念堂などと並ぶ観光地で、建物に施された見事な装飾と、神聖な雰囲気に感動すること間違いなし!
今回は、そんな龍山寺の参拝方法とアクセスをご紹介します。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。国内外の魅力スポットへ出かけ、情報発信しています。
今回は「台湾のパワースポット龍山寺」へ行ってきたので、記事を書きます。
龍山寺の参拝方法
龍山寺は台湾有数のパワースポットです。
龍山寺の本尊は観世音菩薩ですが、他にも多くの神様が祀られ、100以上の神様がいることから「神様のデパート」と呼ばれています。
神様のデパートはちょっと面白いですよね。
そんなパワースポット龍山寺の外観ですが、なんと外門に電光掲示板が付いています。(写真中央)
台湾最古のお寺ということで、近代的な外観は全く想定していませんでした。日本人の感覚では驚きです。
外門をくぐると次に前門があります。
外門を見てこの先どうなることかと思いましたが、心配はご無用でした。
屋根は見事な装飾で細かく作りこまれ、色使いはとても鮮やか。 「わあっ」と声が出るような見事な建物です。
前門には入口と出口があるので間違えないようにしましょう。写真には写っていませんが、右手が入口の「龍門」で、左手が出口の「虎門」です。
龍門をくぐると右手に売店があり、線香やお守り、ろうそくを購入できます。正しい参拝方法だと線香が7つ必要で、7本10元のセットが売っているのでこちらを購入すると良いです。
龍山寺は台湾の中でも参拝方法が細かいようです。事前に調べていくか、龍山寺内にも日本語で参拝方法が書いてあるのでそちらを確認してから参拝すると良いでしょう。
写真は前殿から本殿を写したものです。本殿のさらに奥には後殿があります。「回」の字に建物が配置してあり、真ん中の「口」に本殿があたります。
どの建物も装飾が見事で、驚きました。龍山寺というだけあって、立派な龍の彫刻が柱や梁に施してあります。
花や果物などお供え物もたくさんありました。
天気が悪いにも関わらず参拝者で中は渋滞しています。たまに日本人の声が聞こえますが、見た感じほとんどが地元の参拝者のようで、熱心にお祈りされていました。台湾の方々の信仰深さを感じました。
龍山寺へのアクセスは?
龍山寺へは台湾の地下鉄「MRT」の龍山寺駅から、徒歩数分で行くことができます。
龍山寺駅は台北駅からたったの2駅(約10分)で、費用もNT$20(70~80円)しかかからないので、MRTでの移動をおすすめします。
MRTは日本の鉄道と同様で、券売機で券を買い、改札を通って乗るのが基本になります。
券の種類が片道乗車券、フリーパス、電子チケットなどありますが、片道乗車券が単純で分かりやすいです。
片道乗車券は青いコイン形状のもので、改札に入るときは改札機にかざせばゲートが開き、改札を出る時は改札機のコイン投入口にコインを入れればゲートが開きます。
地下鉄の乗り方も分からないし、覚えるのも面倒という方はタクシーでの移動も選択肢に入れて良いかもしれません。MRTほどではありませんが日本のタクシーと比べればかなり安価です。
しかし、ぼったくりのタクシーが無いわけではありませんし、危険に巻き込まれる可能性もありますので、基本的にはMRTをおすすめします。
龍山寺へ行く時期は?
龍山寺自体は季節に関係なく楽しめるスポットですが、台湾へ行く時期には注意したほうが良いかも。
梅雨時期である5月~6月、台風に注意が必要な7月~10月、旧正月でお店が閉まる1月下旬~2月下旬は避けたほうが良さそうです。行ってはいけないというわけではありませんが、楽しめない可能性が高いです。
というわけで、観光におすすめできる時期は3月,4月,11月,12月です。
ただし、台湾の代表的フルーツであるマンゴーを生で食べるには5月~7月頃がベストですし、季節のイベントや旬の食べ物が目的なら、天気や気温はある程度受け入れなければいけません。
ちなみに今回は2018年12月23日に訪問しました。日中は20度を超えて暖かく、台風時期からも外れているということでこの時期を選びました。(天気は不運にも悪かったのですが…)
以上、龍山寺の参拝方法、アクセスなどについての記事でした。
ぜひ参考にして遊びに行ってみてください。