黒部ダムは富山県立山町にある水力発電専用のダム。標高1,470mで、周囲は北アルプスの3,000m級の山々に囲まれていることから、素晴らしい景色を楽しむことができます。
黒部ダムへは富山側と長野側の2つのルートから行くことができます。
富山側からのルートは室堂や大観峰の絶景を楽しめますが、ロープウェイやケーブルカーの乗り継ぎも多く、その分お金もかかります。時間の都合もあるので今回は長野側のルートで行ってみます。
JR信濃大町駅に到着。ここからバスで扇沢駅へ向かいます。
信濃大町駅舎を出てすぐ左手にバスの切符売り場と乗り場があります。便はおおよそ1時間おき。
バスで40分ほどかけて扇沢駅に到着。扇沢駅は関西電力が運営するトンネルトロリーバスの駅。ここまでは車でも来れますよ。
トロリーバス通称トロバスで黒部ダムへ。(写真は復路)トロバスは電気を動力としており、上には架線が通っています。昭和の前半には日本の都市部でよく見られたようですが、今はこの立山黒部アルペンルートでしか使われていません。しかも今回乗った関電トンネルのトロリーバスは2019年4月までに廃止予定なので、富山側の立山トンネルでしか乗れなくなります。
トンネルを15分ほど走ると黒部ダム駅に到着。トンネル内はとても涼しいです。(半袖だったのでむしろ寒い)進んでいくと分かれ道になっており、左はダムに出るルート。右側はダムを見下ろす展望台へのルートです。外で繋がっているのでどちらに行っても問題ないですが、展望台に先に行ったほうが下りの景色を楽しめると思います。
展望台からの景色です。写真が下手で伝わりにくいですが、すごいスケール感です。距離感がおかしくなって目眩がしました。
展望台からダムへ下って行きます。
ダムよりさらに下ると新展望広場が。正面近くから写真を撮りたいときはこちらへ。
少し戻ってダムの上を歩きます。対岸にはケーブルカーの黒部湖駅があり、富山側へ進んでいけます。お金と時間に余裕があれば行きたかった…
上流側の黒部湖と北アルプスの山々。
ダムの下流側をのぞきこむと放水でうっすら虹ができていました。冷たい空気が吹き上がってきて気持ちいいです。
絶景を十分楽しめたので引き返します。
くろにょんがお見送り。(黒部ダムの別名がクロヨン)黒部ダム駅からもと来たルートを帰ります。
たまたま通っていたリゾートビューふるさとで宿のある松本まで帰りました。写真は松本駅内。
展望デッキが儲けられています。
車窓からの風景を楽しみました。
以上、長野側からの黒部ダムルートをご紹介しました。今回は8月末でしたが、次回は紅葉時期に富山まで抜けたいと思います。
コメント