JAL CLUB ESTが気になってるけど、本当にお得なの?特徴も多すぎてよくわからない…
という方に向けて、JAL CLUB ESTのメリットや年会費・入会条件についてまとめました。
この記事を見れば、JAL CLUB ESTに入会するかをスムーズに決められると思います。
この記事を書いているのは、写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景を撮影しています。
筆者は、JAL CLUB ESTの様々な特典を利用して、20代のうちにJALの最上級ステイタス「ダイヤモンド」を取得しました。
ステイタスを目指している方はもちろん、たまに飛行機に乗る方でも満足できる内容なので、ぜひご覧ください。
ということで「JAL CLUB ESTのメリット・年会費・入会条件まとめ」というテーマでお話します。
JAL CLUB ESTの年会費と入会条件
JAL CLUB ESTの年会費と入会条件についてまずは解説します。
まず年会費ですが、JAL CLUB ESTの年会費は5,500円です。
これは通常のJALカード会費(普通会員なら2,160円)とは別にかかる費用なので、ちょっと高額だと感じるかも。しかし、年1回でも飛行機に乗るなら元がとれます。
詳しくは後ほど説明します。
次に入会条件ですが、JAL CLUB ESTに入会できるのは、20歳以上30歳未満の方に限ります。ちなみに会員期限は30歳を迎えた後の最初のカード有効期限月末まで。
例えば、誕生日が10月で、有効期限9月のカードを持っていた場合、10月に30歳を迎えても、翌年の9月末日まで会員でいられるということになります。
ちなみに、入会期限については、30歳になる誕生月の4カ月前の月末までだそうです。(そこまでかけこみになることはないと思いますが…)
ここからはJAL CLUB ESTのメリットについて解説します。
JAL CLUB ESTのメリット
気になるJAL CLUB ESTのメリットについて詳しく解説していきます。
eJALポイントを毎年5,000ポイント加算
JAL CLUB EST会員は、eJALポイントを毎年5,000ポイント貰えます。
まずはこの聞きなれない単語「eJALポイント」とは何か?
eJALポイントはJALの航空券やツアー購入に充てられるポイントで、1ポイント1円の価値があります。
通常は、貯めたマイルと交換したり、キャンペーンで獲得できるポイントです。
年会費5,500円に対して5,000ポイントもらえるので、これだけでほぼ元をとったことになりますね。
ただ、eJALポイントには使用期限があり、獲得して1年で失効してしまいます。これだと無理やり飛行機に乗らないといけませんよね。
しかし、ポイントが加算されると使用期限がリセットされるという、ありがたい仕様があるので問題なし。この仕組みを使えばずっとポイントをため続けられます。
ショッピングマイル・プレミアム
JAL CLUB ESTにはショッピング・マイルプレミアムがついてます。
ショッピングマイル・プレミアムは、買い物で貯まるマイルが2倍になる特典です。
通常は買い物200円につき1マイル貯まりますが、この特典によって、100円につき1マイルとなります。
また、AEONやENEOS、ファミリーマートなど、日本に52,000店舗ある「特約店」ではマイルがさらに2倍となり50円につき1マイル貯まります。
この特典は、通常のJALカードにも付けられるサービスですが、その場合は3,300円の年会費がかかります。
JAL CLUB ESTの年会費は5,500円ですが、eJALポイントで5,000円分は返ってきてるので、ショッピングマイル・プレミアムを500円でつけられると考えて良さそうです。
ここで「そもそもマイルを貯めるメリットは何?」という方に向けて、マイルのおさらいをしておきます。
貯めたマイルは、色んな特典に交換できます。
主な特典を挙げると、1つめは特典航空券への交換。東京~大阪区間を片道6,000マイルで搭乗できます。
2つめはeJALポイントへの交換。10,000マイルを15,000ポイントに交換できます。
3つめに商品やほかのポイントへの交換。商品は食料品から家具・アクセサリー、ホビー用品まで多数あります。具体的な使い道が決まらない人はWAONやdポイント、Pontaポイントなどへの交換もできます (交換レートは提携先によって異なる) 。
ショッピングマイル・プレミアムで貯めたマイルは、次の飛行機旅や日々の生活にきっと役立ちます。
年5回のサクララウンジ利用
JAL CLUB ESTでは、「サクララウンジ」を年5回しかも無料で利用できます。
サクララウンジを利用するには本来、「サービスステイタス」を取得したり、「ファーストクラス」に乗る必要があります。
20代にしてラウンジを利用できるのはとてもありがたい。 私もこの特典でラウンジの魅力を知り、ステイタスを取得(JGC修行)することに決めました。
サクララウンジは国内の空港にいくつもあり、無料Wi-Fiや電源を利用して、待ち時間までゆっくり過ごせます。
ソフトドリンクや生ビール、焼酎にウィスキーもあり、ラウンジに行くのが毎回楽しみになってしまいます。
地方によっては特色あるドリンクを提供しているところもあります。(沖縄だとシークァーサージュースとか)
個人的には、ラウンジにいる人たちを見ながら「この人は一体どんな仕事をしててラウンジを使えるようになったんだろう」とか「この夫婦はきっとJGC会員だからラウンジが使えるんだろう」とか勝手にイメージを膨らませるのも楽しかったりします。
毎年FOP2,000ポイント加算
JAL CLUB ESTでは「FOP」2,000ポイントが貰えます。
また聞きなれない単語が出てきました。「FOP」とはなんでしょう?
FOPはサービスステイタスを取得するのに必要なポイントです。飛行機に乗ることで貯まりますが、マイルと違って日々の買い物等では貯めることができません。
「サービスステイタス」についても説明しておきます。
サービスステイタスは上級会員証みたいなもので、持っているとラウンジに入れたり、優先搭乗ができたりします。他にもサービスいろいろです。
ステイタスにも種類があり、下からクリスタル→サファイア→JGCプレミア→ダイヤモンドと上がっていき、サービスの度合いも異なります。
サービスステイタスを目指す人にとって2,000ポイントはとっても大きいです。(逆に、目指さない人には全く意味なし)
サービスステイタスを達成するにはお金と時間がかなり必要なので、とりあえず、JAL CLUB EST特典でラウンジなどを使ってみてから、FOPを貯めるか決めて良いと思います。
毎年1,000マイルとフライトマイル追加
JAL CLUB ESTでは毎年1,000マイルがもらえ、フライトマイルの割合も増えます。
JALカードの普通会員は、毎年の初回搭乗で1,000マイル貰えますが、それとは別にさらに1,000マイルが貰えます。毎年勝手に2,000マイル貯まるので、2年で東京~大阪の特典航空券に交換できる計算です。
「フライトマイル」は飛行機に乗って貯まるマイルのことで、飛行距離や利用運賃によって計算されます。
これにJALカード普通会員だと10%、CLUB EST会員だと15%(5%増)のマイルがプラスで積算されます。5%ですが、無いよりはあったほうが良いですね。
マイル有効期限を5年へ延長
JALCLUB EST会員のマイルは有効期限が3年から5年に伸びます。
マイルには有効期限があり通常は3年ですが、JAL CLUB EST会員は5年に延長。失効の心配がなくなりますし、より多くのマイルを貯められれば、使い方の幅も広がります。
以上、今回の記事では、入会条件やメリットなどを紹介しました。
私がJAL CLUB ESTを知ったのは20代後半だったので、もっと早く知っていればより多くマイルも貯められたし、ステイタスの魅力にも早く気づけていたと考えると悔やまれますが、気づけただけでもよしとしたいと思います。
ぜひ20代の方は活用して、飛行機旅をより楽しいものにしてください!
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