JAL CLUB ESTの特典で国際線のサクララウンジも使えるの?それとも国内線だけ?
そんな方へ向けた記事です。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景を撮影しています。
全国を飛び回る筆者なのでJALについても詳しくなり、今では上級会員のJGCに入会しています。
そんな私が「JAL CLUB ESTでサクララウンジ国際線は利用できる?」というテーマでお話します。
JAL CLUB ESTでサクララウンジ国際線は利用できる?
JAL CLUB ESTでサクララウンジ国際線は利用できる?
JAL CLUB EST会員がサクララウンジの国際線を利用できるか?
残念ながら利用できません。
JAL CLUB ESTではたくさんある特典の1つとしてサクララウンジを年5回利用できますが、利用できるのは国内線サクララウンジのみです。
結論はもう出ていますが、国際線と国内線にどんな違いがあるのか写真もつけてご紹介します。
サクララウンジ国際線ってどんなとこ?
国際線サクララウンジでは、出国手続き後の待ち時間や乗り継ぎの時間を過ごすことができます。
先ほどもお話しましたが、JAL CLUB ESTの特典では利用はできませんのでご注意ください。
こちらは成田空港のサクララウンジ。
ソファもテーブル席も自由に使えます。コンセントがあるので、出発前にパソコン、スマホの充電ができて安心です。
サクララウンジでは各種飲み物が無料。ソフトドリンクはもちろん、アルコールもあります。
アルコール類に関しては国際線の方が充実していて、ワインやカクテル、日本酒などは国内線には置いていません。
両方のラウンジで飲めるのは生ビールやウィスキー、焼酎あたりですが、国内線では種類が限られます。
このお部屋では備え付けてあるパソコンやプリンターが利用できます。
ビジネスで空港を利用する方には重宝しますね。
このような部屋も国内線ラウンジにしかありません。
成田空港サクララウンジは2階にまたがっています。すごい広さです。
豪華な階段を上がるとダイニングルームです。
こちらがダイニングルーム。
惣菜からサラダ、デザートなど様々で、お腹一杯食べられます。JAL特製のビーフカレーは特におすすめです。
ダイニングルームも国際線にしかありませんし、国内線のダイヤモンド・プレミアラウンジなら軽食がありますが、国際線ラウンジのほうが圧倒的に充実した内容です。
ここまでサクララウンジ国際線をご紹介しました。
続いてサクララウンジ国内線をご紹介します。
サクララウンジ国内線ってどんなとこ?
国内線サクララウンジはJAL CLUB ESTの特典として利用することができます。
こちらは小松空港のサクララウンジです。
地方空港なのでこじんまりとはしていますが、国際線にも負けない豪華な装飾です。
席はソファ席、テーブル席、カウンター席とあり、コンセントもあるのでスマホやパソコンの充電が可能です。
国内線サクララウンジでもドリンクが飲み放題です。
国際線より種類は劣りますが、生ビールやウィスキー、焼酎などがあります。
国内線ならではのポイントとしては、地方のお酒が用意してあることでしょうか。
那覇空港のラウンジでは「オリオンビール」が飲めますし、新千歳では北海道限定のサッポロクラシックが飲めたり。サントリーのビール工場があるからなのか、熊本では「プレミアムモルツ」が置いていました。
一緒に食事も楽しみたいところですが、残念ながら、国際線のような食事は無く、軽いおつまみスナック程度が用意されています。
国際線サクララウンジと比べると、席数の多さやドリンクの種類、食事などで劣ってはいます。
ただ、これまでラウンジを利用したことがない人からすれば「こんな世界もあったのか」と思うほど、ラウンジに入るのは刺激的な体験になると思います。
国内線サクララウンジだけでなく、JAL CLUB ESTには魅力ある特典が多数あります。下の記事ではその特徴をまとめているので、よければ見てください。
ここまで、国際線と国内線の両ラウンジを見てもらいましたが「やっぱり国際線サクララウンジを利用てみたい!」という方に向けて国際線サクララウンジの利用方法をご紹介します。
サクララウンジ国際線を利用するには?
サファイヤ以上のステイタスを取得する
サファイヤ以上のサービスステイタスを取得すればサクララウンジ国際線など、様々なサービスが利用できます。
ちなみに、サービスステイタスとはJALの上級会員資格のようなものです。
サービスステイタスはクリスタル→サファイヤ→JGCプレミア→ダイヤモンドと上がっていきます。受けられるサービスもサクララウンジだけでなく、優先搭乗や専用保安検査場の利用、ボーナスマイルの加算など、どんどん充実していきます。
サービスステイタスを取得するには数十万円分は飛行機に乗る必要があり、時間的にも金銭的にもハードルはかなり高いです。
JAL CLUB ESTにはサービスステイタスを取得するのに役立つ特典も多いので、活用すると良いと思います。
なお、サービスステイタスは1年間の搭乗実績に基づいて、翌々年3月までの期限付きで付与されるものです。これを継続するには毎年数十万円の投資が必要になるということです。
これに対し、次に紹介するJGC会員という制度は、更新する限り永久にサービスを受けられるものです。
JGC会員になる
JGC(JAL GLOBAL CLUB)会員になると、サクララウンジ国際線の利用など、様々なサービスが受けられます。
JGCもJALの上級会員的な位置づけで、先ほど紹介したサービスステイタスのサファイヤ以上を取得することが、JGC会員になる条件の1つにもなっています。
つまり、一度サファイヤ以上を取得し、JGCに入会。JGC会員を更新し続けることで毎年数十万円の投資をすることなくサービスを受け続けられるということです。
サービスの内容はサファイヤより若干落ちますが、サクララウンジは国内線、国際線の両方利用できるので個人的には十分だと思っています。
ラウンジが利用できる搭乗クラスを選ぶ
国際線サクララウンジが利用できる搭乗クラスがあります。
それは、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、そしてエコノミークラスのFlexY運賃です。
国際線のファーストクラス、ビジネスクラスといえばエコノミーからすると金額が跳ね上がるので、私のような庶民にはなかなか利用できません…
しかし、プレミアムエコノミークラスやエコノミークラス(FlexY)なら、まだ手の届く範囲です。
ちなみに、プレミアムエコノミークラスは席の広さにゆとりがあったり専用のチェックインカウンターが利用できるメリットがあります。
エコノミークラスのFlexY運賃とは国内線で言う普通運賃(割引なしの100%運賃)といったところです。
料金の比較まではしていませんが、どちらかと言えばプレミアムエコノミーを割引運賃で利用したほうがトータルしてお得ではないかなと思っています。
以上、JAL CLUB ESTでサクララウンジ国際線が利用できるのかについて解説しました!
JAL CLUB ESTの特典ではサクララウンジ国際線は利用できません。
まずは一度、プレミアムエコノミーなどでサクララウンジ国際線を利用してみて、自分にとって魅力や必要性を感じたら、ステイタスの取得やJGCへの入会を検討すると良いのではないでしょうか。