SIGMA 16mm F1.4 DC DNが気になってるけど、手ぶれ補正はついてる?無いなら買うのやめようかな。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNに手ぶれ補正機能はありません。
しかし、これだけ良い性能のレンズなのに手ぶれ補正が無いだけで買わないのは勿体ないです。
今回は、SIGMA30mmのユーザーでもある筆者が、『手ぶれ対策』についてお話します。
対策を理解したうえで、SIGMA30mmを購入するか決めて貰えばと思います。
この記事を書いているのは、写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅しながら風景を撮影したり、旅好きの皆さんに役立つ情報を発信しています。
そんな筆者は「α6300」と「SIGMA30mm」でたくさんの写真を撮ってきました。
α6300にもSIGMA30mmにも手ぶれ補正はついてませんが、そのせいで写真が撮れないということは全くありませんでした。
ただ、対策していることはあるので、そこをお伝えしようと思います。
この記事を見れば、SIGMA 30mmを安心して購入できると思います。
ということで今回は「SIGMA 30mm F1.4 DC DNは『手ぶれ補正』無し?【対策はコレ!】」というテーマでお話していきます。
SIGMA 30mmに手ぶれ補正機能は無い
何度も繰り返しになりますが、SIGMA30mmに手ぶれ補正機能はありません。
しかしこのレンズは、APS-C用には珍しく開放F値1.4を誇る高性能レンズ。しかも安い。
手ぶれ補正が無いからと言って諦めるには勿体ないし、むしろ対策してでも使う価値があります。
ということで、SIGMA 30mmを安心して購入できるよう、手ぶれ対策を挙げていきます。
「全部対策しろ」というわけではなく、どれか1つでも対策できればOKです。
それではいきましょう!
対策1 ボディ内手ぶれ補正を使う
これからカメラを購入する人はボディ内手ぶれ補正があるものを選びましょう。
すでに持っている人は機能があるか確認です。
ボディ内手ぶれ補正があれば、レンズの手ぶれ補正はほぼ必要ありません。
望遠レンズだと話が変わってきますが、広角から標準のレンズはボディ内手ぶれ補正で十分。
『α6500』や『α6600』なら対策不要ということです。
安心してSIGMA30mmを購入しましょう。
対策2 シャッタースピードを短くする
手ぶれはシャッタスピード(SS)を短くすることで防げます。
SIGMA 30mmで言うとSSを『1/45秒以下』に設定すればOK。
なぜなら、手ぶれはSSが焦点距離分の1以下なら起きないと言われるからです。
SIGMA 30mmの焦点距離は30mmですが、APS-C用なのでフルサイズ換算で1.5倍。
30×1.5=45mmなので1/45秒ということです。
とは言えピッタリを狙う必要はないので、余裕を持って1/100秒あたりに設定すると良いのではないでしょうか。
お金も全くかけずにすぐ対策できるので、この対策が現実的だと思います。
対策3 三脚を使う
三脚を使えば手ぶれ対策はほぼ完璧ですね。
夕景や夜景の撮影では手ぶれ補正があってもブレは起きます。
なので、手ぶれ補正の有無に関わらず、三脚は持っておくべきです。
下のリンクは筆者オススメの三脚なので参考にしてみてください。
安心のSONY製品だし、リモコンがついているので星の軌跡撮影なども可能です。
以上、手ぶれ対策を3つ紹介しました。
まとめるとこんな感じ
- カメラに手ぶれ補正があるならそれで十分
- SSを焦点距離分の1秒以下に設定
- 三脚を使えば完璧
以上、この3つで手ぶれ対策は万全。SIGMA30mmを安心して使えます。
せっかくなのでここからは、SIGMA 30mmの性能についておさらいしておきます。
レンズ選びの参考に、良ければお付き合いください。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの性能
SIGMA 30mmについて、手ぶれ以外にも不安要素があるかもしれないので、代表的な性能をおさらいしておきます。
ここまで確認しておけば、より安心でしょう。
ちなみに値段は2021年5月時点で35,000円ほどです。これを踏まえて性能を確認していきます。
それではいきましょう!
画角
SIGMA 30mmの画角は標準画角です。
標準画角はリラックスした状態の人の視野に近い画角。
自然で優しい雰囲気を出すのにピッタリです。
街歩きスナップや旅行に持っていくのも良いと思います。
また、「単焦点レンズを使いたいけど、広角か望遠か決めきらない、、、」
という人が、間をとって選ぶのも全然アリです。
明るさ
SIGMA30mmは非常に明るいレンズです。
開放F値1.4のAPS-C用レンズはなかなかありません。
この明るさなら夕景、夜景、星景も撮影できます。
このレンズの1番の強みこそ『明るさ』です。
大きさ・重さ
SIGMA30mmは標準レンズとしてはやや大きくて重いです。
メリットばかりだけでなくデメリットにもちゃんと目を向けましょう。
ただ、明るいレンズは光を取り込むために大口径になってしまうもの。すべてのレンズの宿命です。
むしろ、フルサイズ用の大口径レンズの重さを知る筆者としては
「この大きさでF1.4はやっぱり良いよな。」
と思えてしまいます。APS-C用ならではのコンパクトさを十分活かせるレベルだと思います。
SIGMA 30mm 手ぶれ補正 まとめ
今回はSIGMA 30mm F1.4 DC DNの手ぶれ補正についてお話しました。
SIGMA 30mmに手ぶれ補正は無いので下記の対策が必要です。
- ボディ内手ぶれ補正を使う
- SSを短くする
- 三脚を使う
ボディ内手ぶれ補正があればレンズの手ぶれ補正は必要ありません。安心してもらってOKです。
手ぶれ補正が無くても、SSを短くすれば手ぶれは起きづらいです。余裕を持って1/00秒くらいに設定すれば間違い無いでしょう。
三脚を使えば手ぶれ補正は完璧です。夜景撮影などでは必ず必要になるので、早めに購入しておきましょう。
この記事を読んで
「SIGMA 30mmについてもっと知りたくなった!」
という方は、まとめ記事も用意してあるので、ぜひご覧ください。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNについてまとめました!【作例・レビュー・比較】
以上、SIGMA 30mmの手ぶれ対策でした。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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