【どっちが買い?】SIGMA 30mm VS SIGMA 56mm

SIGMA 30mm VS SIGMA 56mm
カメラ男子

SIGMA 30mm と SIGMA 56mmを比べたらどっちが性能良いかな?買う前の参考にしたい。

そんなことをお考えの方に向けて、今回はSIGMA 30mm VS SIGMA 50mmで勝敗をつけてみたいと思います。

今回の記事内容は下記のとおりです。

この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。

SIGMA 30mmと56mmを使ってたっぷり撮影をしてきたので、皆さんに役立つ情報をお伝えできると思っています。

ということで今回は「【どっちが買い?】SIGMA 30mm VS SIGMA 56mm」というテーマで記事を書きます。

目次

SIGMA 30mm VS SIGMA 56mm

早速、SIGMA 30mmとSIGMA 56mmの性能を比べていきましょう。

比べるのは下記の5項目です。

  • 明るさ
  • ボケやすさ
  • コンパクトさ
  • 汎用性
  • 値段

それではいきましょう!

明るさ

SIGMA 30mm F1.4で撮影した夜景
SIGMA 30mmで撮影した夜景

明るさに関しては30mmも56mmも同じです。

レンズの明るさは開放F値の小ささで分かりますが、どちらのレンズも『1.4』というとても小さな数値です。

暗い場所や動きの速い被写体でも、綺麗に撮影できます。

というわけで明るさは引き分け

ボケやすさ

SIGMA 56mmで撮影した梅
SIGMA 56mmで撮影した梅

ボケやすさに関しては56mmが有利です。

「写真がボケやすい=被写界深度が浅い」なのですが、被写界深度は焦点距離が長くなるほど浅くなります。

望遠の方がボケやすいということですね。

よって、ボケやすさでは56mmの勝利。

コンパクトさ

SIGMA 56mm
SIGMA 56mm

コンパクトさに大きな差はありません。

30mmは重さ265g、最大径64.8mm、長さ73.3mm。

56mmは重さ280g、最大径66.5mm、長さ59.5mm。

若干30mmの方が軽いけど、56mmの方が長さが短いです。

コンパクトさは引き分けとします。

汎用性(使えるシーンの多さ)

SIGMA 30mmで撮影した神宮鳥居
SIGMA 30mmで撮影した神宮鳥居

汎用性については30mmの方が高いです。

30mmが「標準画角」なのに対して56mmは「中望遠画角」。

狭い場所で中望遠を使うとアップになって使いづらかったりします。

それに対して、30mmは比較的広めにも写せるし、アップを撮りたければ近づけば良いのです。

汎用性は30mmの勝利ですね。

値段

SIGMA 30mm
SIGMA 30mm

1対1で迎えた性能対決で、最後に比べるのは値段です。

SIGMA 30mmの値段はおよそ33,000円。

SIGMA 56mmの値段はおよそ40,000円。

7,000円の差で30mmの勝利です。

5項目を比べた結果、2対1で30mmの勝利となりました。

30mmは値段と汎用性において優れているので、最初に買う単焦点レンズとしてもオススメできます。

56mmは負けたとは言え、ボケやすさにおいて優れていますし、56mmでしか撮れない画角もあるので、どちらを買うべきでどちらを買うべきでないとは言えません。

また、56mmは単体では狭い場所での撮影に弱いですが、逆を言えば他のレンズでその弱点を補えば良いとも言えます。

ということで次に、SIGMA56mmを補って一緒に使って欲しいレンズを紹介します。

SIGMA 56mmとセットで使えるレンズ

SIGMA 56mmとセットで使えるレンズ

SIGMA 56mmとセットで使って欲しいレンズとは『SIGMA 16mm』です。

その性能や作例を簡単ですが紹介します。

SIGMA 16mm の性能

明るさ

SIGMA 56mmと同じく開放F値1.4の明るさを持っています。

この明るさと16mmの画角でこのレンズならではの撮影が可能です。

画角

焦点距離16mmは広角です。

30mmや56mmでは撮影できない、パノラマ写真が撮影できます。また、開放F値1.4の明るさがあれば星景写真も撮影できます。

後ほど作例も紹介します。

値段

SIGMA 16mmの値段はおよそ44,000円です。

16mm,56mmよりも高額で、決して安い買い物ではありませんね。

しかし、この画角と明るさを持ったレンズにはなかなかお目にかかれませんし、性能が劣っているのにもっと高額のレンズもたくさんあります。

このスペックのレンズをこれから長く使えると思えば『買い』です。

SIGMA 16mmの作例

夕景

SIGMA 16mm F1.4 で撮影した晴海埠頭
SIGMA 16mm F1.4 DC DNで撮影した晴海埠頭

東京の晴美埠頭で撮影した夕景です。

16mmの広角で、モニュメント・空のグラデーション・水面のリフレクション全てを一枚に収めることができました。

建物

SIGMA 16mmで撮影した高千穂神社
SIGMA 16mmで撮影した高千穂神社

宮崎の高千穂神社です。

写真には写っていませんが、周囲は人でいっぱい。

標準〜望遠だともっと遠くから撮影することになりますが、すると必ず人が入ります。

広角で近くから撮影したので人の入っていない写真が撮れました。

星景

SIGMA 16mmで撮影した星景
SIGMA 16mmで撮影した星景

鹿児島で撮影した星景です。

鹿児島のシンボル桜島を入れて撮影したのですが、桜島の周囲には市街地の明かりがあるので、標準や望遠では星があまり写りません。

16mmの広角なら桜島を入れつつ星空も広く写すことができます。

以上、SIGMA 16mmの性能と作例を紹介しました。

56mmとセットで使えば大概のシーンを撮影できます。

それでは最後にこの記事のまとめをします。

SIGMA 30mm VS SIGMA 56mm まとめ

今回はSIGMA 30mmとSIGMA 56mmの性能を比べてみました。

結果は下記の通りです。

  • 明るさ    → 引き分け
  • ボケやすさ  → 56mm
  • コンパクトさ → 引き分け
  • 汎用性    → 30mm
  • 値段     → 30mm

2対1で30mmの勝利となりました。

ただ、56mmは16mmとセットで使うことで、大概のシーンで撮影できるようになります。

低予算でいろんな場面で使える単焦点レンズが欲しいという方は30mmを。

これから長く、より多くの場面で撮影したい方は16mmと56mmのセットを使うと良いと思います。

ちなみに、下記記事ではSIGMA 56mmに関して今回お話できなかった内容についても触れているので、良ければ参考にしてください。

【買う前に見て欲しい!】SIGMA 56mm F1.4 DC DN まとめ

以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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