一眼カメラはほとんどの人に必要ありません。スマホで撮れるから

スマホ男子

一眼カメラが少し気になってます。でも、スマホもあるし本当に必要なのかよく分かりません。買って良いのかな、、、

一眼カメラってどれも高価だし、続けられるかも不安ですよね。

私が購入した時も「良い写真が撮りたい!でも高い、、、そもそも必要なのか?」などというループに陥ったのを思い出します。

そして「スマホでは良い写真は撮れないのか?」という疑問も持っていましたが、最後は勢いや流れで買ってしまいました。

なので、今一眼カメラが気になっている方には、その疑問を解決した上で買うか決めて欲しいと思います。

そして、疑問を解決するべくこの記事を書きました。

この記事の筆者は一眼カメラ歴3年の駆け出し写真家です。

旅行と写真が大好きで、10年近く勤めた役所を退職し、この道で生きていくことにしました。

まだまだ経験を積まねばなりませんが、初心者の気持ちを忘れず、知識と経験もそれなりに増えた今だから、皆さんに伝えられることがあると思います。

また、この記事を書くにあたっての私のスタンスは、「本当に一眼カメラが必要な人の後押しをする」です。

一眼でなければ撮れないシーンがたくさんあり、その素晴らしさを多くの人に実感して欲しいと思っています。

しかし、一眼カメラは誰でも気軽に買える値段じゃないし、スマホでも良い写真が撮れるのも事実です。

なので、自分にできるのはこの記事を通して『一眼カメラが自分に必要かの見極め』をしてもらうことだと思っています。

また、「私はスマホで十分」という方にも満足してもらえるよう、『スマホでも実践できる撮影方法』もお伝えします。

少し長めの内容ですが、作例を使って分かりやすい内容を心がけたので、どうぞゆっくりご覧ください。

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目次

スマホでも良い写真が撮れる理由

スマホでも良い写真が撮れる理由は何かというと

それは、写真の良し悪しは『構図・技術・環境』の3つによってほぼ決まるからです。

良い写真と言われてパッと思いつくのは「画質」ですよね。一眼カメラを使えば画質が良くなる気がするし、実際そのとおりです。

でも、画質はあくまで条件の1つに過ぎません。

最近のカメラはどれも良くできていて、画質で良し悪しの判断はあまりつきません。

先ほど挙げた「構図・技術・環境」が写真に与える影響はとても大きく、個人的には8〜9割くらいは占めてると思ってます。

インスタグラムなんか見てても

私「うわ、この写真すごい綺麗だけどカメラ何使ってるの?」

キャプション「スマホ。」

私「oh、マジか…」

みたいなことも多々あって、じっくり見ると構図や光の使い方が抜群に上手いのです。

ここからは、それだけ重要な役割を果たしている「構図・技術・環境」について、分けてお話しようと思います。

解説に使う写真ですが、、、すみません。一眼カメラで撮ったものを使わせてください。

「ほらスマホでもこんなに綺麗でしょ」と言いたいところですが、スマホの作例があまりに少なかったのです。ご了承ください、、、

それでは解説していきます。

構図

構図を使うだけで写真に安定感が生まれ、何が主題か分かりやすくなります。

種類はたくさんありますが、ここでは代表的なものを説明します。

説明するのは下記の5つです。

  • 日の丸構図
  • 三分割構図
  • 対角線構図
  • 放射構図
  • 額縁構図

私が撮影した作例も交えて解説します。

日の丸構図

日の丸構図
日の丸構図

主題をど真ん中に置くのが『日の丸構図』です。

構図を知らなくてもみんな使ってますよね。

迫力を求めたり主題をハッキリさせたい時に使います。

とてもシンプルで単調になりがちなので、私は10枚に1枚使うか使わないかといった感じです。

三分割構図

三分割構図
三分割構図 その1

写真を縦横に三分割して配置を決めるのが『三分割構図』です。

水平線の位置を決めたり、交点に主題を配置して使います。

安定感があるけど単調にならないので、私はこの構図を軸に色んな構図を組み合わせて撮影してます。

スマホの設定でもグリッドラインを入れられると思いますし、入れなくても「だいたい三分割」でOKです。

三分割構図
三分割構図 その2

せっかくなので三分割構図をもう一枚。

グリッドラインが無いと分かりづらい写真ですが、建物を右6マスに、木を左3マスに配置してます

ついでに、建物の入り口を右下の交点に配置。

風景、建物、人物などなど。三分割構図は何にでも使えてかなりオススメの構図です。

対角線構図

対角線構図
対角線構図

写真の中に対角線を入れるのが『対角線構図』です。

上の写真は対角線+三分割の構図で、梅の花を三分割の交点に配置してます。

線状のものがなくても、「何かと何かを線で結ぶと対角線になる」配置でもOKです。

放射構図

放射構図
放射構図

奥の1点から手前に線が伸びてくるよう配置するのが『放射構図』です。

道や建物の奥行きを出すのに役立ちます。人工物に向いてる感じでしょうか。

線端を写真の角に持ってくると整った印象になります(上の写真は三分割構図も混ぜてるのでそこまでできませんでした)

街角スナップなどを撮る方はぜひ使って欲しいですね。

額縁構図

額縁構図
額縁構図

主題を囲んで額縁のようにしてしまうのが『額縁構図』です。

主題だけでは少し物足りないかなという時に使います。

紅葉や桜を額縁にすると鮮やかで綺麗な写真になりますが、綺麗な額縁を作るには位置や角度を変えてかなり試行錯誤する必要があります。

写真には見えない撮影者の努力があるのです。

ここまで、構図についてお話しました。おさらいすると

  • 日の丸構図
  • 三分割構図
  • 対角線構図
  • 放射構図
  • 額縁構図

代表的なのは以上の5つです。

他にもS構図やC構図、シンメトリー構図などありますが、最初は何にでも使える『三分割構図』がおすすめです。

写真のレベルをかなり上げられるので、ぜひ意識してみてください。

技術

技術と言っても小難しいものではなく「コレ、ちゃんと意識してますか?」というレベルのものです。

良い写真は下記を意識しながら撮影されています。

  • 水平
  • 手ブレ
  • ピント

それぞれについて解説していきます。

水平

水平がとれている

水平を確保するだけで、バランスがとれて安定した写真になります。

「海は水平がいいかもしれないけど、他は水平じゃなくても良いでしょ?」

と思われるかもしれませんが、山や道、建物の傾きで水平じゃないことは意外とバレるし、思っている以上に写真の『不自然さ』に繋がります。

どんな時でも水平は意識しましょう。

あえて傾ける撮影法もありますが、それは水平が意識できてから試すべきです。

手ブレ

手ブレ

スマホで撮影していると、暗い場所では思いっきりブレた写真になりますよね。

あれは『シャッタースピード』が原因です。

暗いとはつまり光の量が少ない状態なので、カメラは光の量を増やすために長い時間光を取り込もうとします。

この『光を取り込む時間』がシャッタースピード(SS)です。

SSが長くなると写真が明るくなりますが、光を取り込む間の手の動きも反映されるので、手ブレしやすくなります。

曇りというだけでもSSは長くなるので、いつでも手ブレには注意しなければいけません。

具体的には、脇を締めてしっかりスマホを支え、右手でゆっくりシャッターを切ると言った感じです。それでも足りない場合は三脚を買うのも良いでしょう。

スマホ撮影なら下記の三脚がお勧めです。

ただ、星や花火を綺麗に写すにはセンサーの感度や光を多く集めるレンズが必要なので、流石にスマホでは厳しいと思います。

ピント

ピント

ピントが合っている物に人の視線は誘導されます。

撮影した人は「綺麗な花が撮れて満足」と思っていても、ピントが葉っぱに合っていると見る人の視線はそちらに向かいます。

広い範囲を写す場合は「パンフォーカス」という全体にピントが合った状態になるので、そこまでシビアじゃなくて良いですが、近くの物や人を写すときは注意が必要です。

具体的な対策としては、オートフォーカスだと画面の中心にばかりピントが合うので、画面タッチやボタン半押しで一度ピントを合わせてからシャッターを切りましょう

画面の中心で被写体にピントを合わせてから、向きを変えて構図にはめるのも良いと思います。(私がよく使ってる方法です)

ここまで、良い写真を撮るための技術について話しました。おさらいすると

  • 水平
  • 手ブレ
  • ピント

以上の3つに気をつけると良い写真に一歩近づきます。

環境

環境というのは、主に被写体に関することです。

良い写真は被写体のこんなところに気をつけて撮影されています。

  • 被写体ブレ
  • 白とび黒つぶれ
  • 余計なもの

それぞれ解説していきます。

被写体ブレ

被写体ブレ

人や動物など、被写体が動いてできるのが『被写体ブレ』です。

花が風で揺れても起きますし、走る車を撮っても起きますね。

止まったタイミングを狙うのも大事ですが、手ブレと同様、暗い場所ではSSが長くなって被写体ブレが起きます。

「暗い場所で動く物を捉えるのは難しい」ということを覚えておきましょう

ちなみに、SSをあえて長くして、被写体の動きを写すのが『軌跡写真』です。

星や水、人の流れが線状になっている写真を皆さんも見たことがありますよね。

三脚を使って手ブレを抑え、数秒〜数十分かけて撮影します。

スマホでも、SSを長く設定できるアプリを使えば撮影できるハズですが、明るさの調節が難しいので質の良い写真はなかなか撮れません。

綺麗な軌跡写真まで撮ろうとすると、一眼カメラが必要ということですね。

白とび黒つぶれ

白とび黒つぶれ

トンネルから出た瞬間って周りが真っ白になって眩しいですよね。

逆に、トンネルに入る瞬間は暗くてよく見えません。

そして、どちらも時間が経つと普通に見えるようになります。

人の目には「見える明るさの範囲」というものがあり、これが上下することで普通に見えるようになります。

仮に、明るさを0〜100で表して、トンネルの中が30、外が70だとします。

トンネルの中にいるときは、見える範囲が10〜60になっているので30を見ることができます。しかし、トンネルの外は70なので明るすぎて真っ白に見えてしまいます。

トンネルの外に出ると、自動的に見える範囲が上に移って、40〜90になります。

これで70も見えますが、逆にトンネルの中は30なので暗くて見えなくなってしまうのです。

カメラも同じで、「写せる明るさの範囲」を超えてしまうと『白とび』か『黒つぶれ』を起こします。

よって、明暗差が激しくない環境で撮影する必要があるのです。

どうしても明暗差が激しくなる場合は、「これだけは写したい」という物にピントを合わせれば、その物だけは白とび黒つぶれを避けることができます。

いずれにしろ、ピントを合わせることはとても重要ということです。

ここで1つ皆さんに知っておいて欲しいことがあります。

それは『コントラスト』についてです。

コントラスト
コントラストの強い写真

コントラストとは「対比」という意味で、色の違いや明暗差を意味します。

よく写真を評価する時に「コントラストがあって良い写真」と言ったりしますよね。

まさにその通りで、コントラストがあると迫力があって印象の強い写真になるのです。

「え、明暗差が激しいと白とび黒つぶれするんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そこが腕の見せ所。

先ほどお伝えした「明るさの範囲」の中でなんとか明暗差をつけるのです。

良い写真を撮る人はその範囲内でコントラストをつけ、収まりそうならあえて逆光で撮ったりもします。

なので、白とび黒つぶれするほど激しいのはダメですが、範囲内で明暗差を大きくするのはOKということを覚えておいてください。

余計なもの

余計なものが写ってない

「写真は引き算」なんてよく言います。

余計なものを取り除くことで、写したいものがハッキリして良い写真になるのです。

「大きく広がる空と海」を写したつもりでも、電線が一本横切ってたら視線はそちらに向き、空と海はむしろ背景になってしまいます。

撮っている時はその場の感動で麻痺してますが、後で見たらガッカリなんてこともあるでしょう。

そんなガッカリを避けるには、色んな距離や角度で撮影して、余計なものを省いたり目立たせない工夫が必要です。

良い写真を撮る人は、歩いて、しゃがんで、背伸びして、余計なものを省く努力をしていることを覚えておきましょう。

ここまで、良い写真の条件である「構図・技術・環境」についてお話ししました。

これらを意識することで、スマホ撮影でもレベルが上がって、良い写真を撮ることができます。

ぜひ試してみてくださいね!

、、、と、これで記事を終わらせるとただのスマホ信者ですよね。

私が本当にお伝えしたいのは、スマホでも良い写真は撮れるけど、一眼じゃないと撮れない写真もあるということです。

ほとんどの人はスマホの写真で満足できますが、上手く写真を撮るために長い記事をここまで読んでくれた皆さんは果たしてどうなのでしょう?

周りの人はそこまでして良い写真を撮ろうとしてるんでしょうか?

私が思うのは、一眼カメラが本当に必要な人とはあなたではないかということです。

もちろん、これまでお伝えした内容を実践して、写真がどのくらい上達するかはぜひ試して欲しいです。

ですが、試した上でも「一眼だったらどうなるだろう」と気になってしまうようなら、正直言って一眼で撮影した方が良いです。

長引けば長引くほど、写真を撮る機会が失われます。

もし一眼カメラを買う可能性が少しでもあるなら、ぜひここからの記事にも目を通してみてください

きっと参考になるはずです。

一眼カメラにしか撮れない写真

ここからは「一眼カメラにしか無い性能」や「一眼カメラにしか撮れない写真」についてお話していきます。

まず、一眼カメラにしか撮れない写真とはどんなものかをお伝えします。

それは下記の通りです。

  • 暗い場所でも鮮明な写真
  • ボケを使ってより被写体を強調した写真
  • コントラストとグラデーションのある写真

他にも、「早い動物や乗り物の写真」とか「暗くて三脚も使ってないのにブレない写真」などたくさんありますが、代表的な物だけ挙げました。

それでは解説します。

暗い場所でも鮮明な写真

星や夜景など暗い場所でも鮮明な写真

三脚を使えば、スマホでも暗い場所での撮影が可能です。

しかし、「鮮明な写真」を撮るには一眼カメラがなければ難しいでしょう。

なぜなら『センサーの感度』と『レンズが集める光の量』が違うからです。

センサーの感度

シャッタースピード(SS)を長くすれば、受け取る光の量が増えて写真を明るくできます。

しかしそもそも、センサーの性能が良くないと、光を認識して受け取ってくれません

簡単な例えですが、光の粒が空から降ってくるとします。

それを受け取るザルがセンサー。

スマホのセンサーは網目が大きくて、大きい粒は取れるけど、細かい粒はすり抜けてしまいます。

一方、一眼カメラのセンサーは網目が細かいので、小さな光の粒まで逃しません。

星空撮影では小さな光の粒を受け取れるかが重要なので、一眼カメラでないと厳しいというわけです。

レンズが光を集める量

「カメラマンってなんであんな大きいレンズ使うんだろう?」と私も常々思っていたわけですが、理由の1つが光を早く多く集めるためです。

先ほどと同様に光の粒が降ってくる例えですが、受け取るザルが「茶こし」みたいな大きさだと、なかなか光は貯まりませんよね。この茶こしがスマホのレンズです。

容量じゃなくて受け口の大きさを考えてくださいね。

逆に、お米を研ぐような大きめのザルなら受け口が広くて一気に光を貯められます。

光を貯めるのが早いということはSSが短くなってブレないし、暗い場所でも明るい写真が撮れます。

ただ、光を受け取る量が多すぎると明るくなりすぎたり、白とびする可能性もありますよね。

なので、一眼カメラのレンズは受け口の大きさを調節できるようになっています。

受け口を大きくしたり小さくしたりすることで、光の粒が貯まる早さを調節し、写真を明るくも暗くもできるというわけです。

ボケを使ってより被写体を強調した写真

ボケで被写体を強調

ボケを活用すれば、ピントが合っている被写体を強調したり、全体の印象を柔らかくできます。

スマホと一眼カメラでボケ量を比較すると、圧倒的に一眼カメラが有利で、いわゆる「ボケフォト」を撮るために一眼カメラが欲しいという方も多いです。

一言にボケと言っても、発生するには4つの要素が絡みます。

  • F値
  • 焦点距離
  • 被写体と背景の距離
  • カメラと被写体の距離

それぞれについて解説していきます。

F値

ボケを増やすには、F値を小さくすることが必要です。

『F値』という新しい単語が出てきましたが、実はF値の概要については解説済みです。

光の量を変えるために受け口の大きさを調節するという話をしましたが、この受け口の調節度合いを示すのがF値(絞り)です

数値としてはF1.4〜F22くらいの範囲で使われます。

F値が小さいということは受け口が広く、より光を取り込みやすいです。逆にF値が大きいと受け口が絞られて光が少なくなります。

ではなぜF値が小さいとボケが増えるかというと、受け口が広い方がピントのズレ幅が大きくなるからです。

イメージ的には、ホースの出口を指で狭くする(絞る)と水が真っ直ぐ出て的を狙いやすく、指を外す(開放する)と広がってしまい狙ったところ以外にも当たる(ボケる)という感じでしょうか。

あくまでイメージの話なので実際の仕組みは全然違います。正しく知りたい方は別途調べてみてくださいね。

結論としては、一眼カメラはF値を変えることでボケ量を調節できるということです。

焦点距離

ここで、「レンズの性能」について少しお話しておきます。

レンズの性能は大きく2つの数値によって決まります

それは『開放F値』と『焦点距離』です。

開放F値はそのレンズの最小のF値のことで、開放F値が小さいほど明るくてボケやすいレンズと言えます。

そしてもう一つが焦点距離。

焦点距離は『画角』を決める大事な要素で、焦点距離が大きいレンズを「望遠レンズ」、小さい物を「広角レンズ」と言います。

望遠なら遠くを写すことができ、広角なら広い範囲を写せます。そのままですね。

ちなみに、焦点距離に対する画角の目安は下記のとおりです。

  • 35mm以下:広角
  • 35〜75mm:標準
  • 75mm以上:望遠

レンズの性能についてざっくりお話したところで、焦点距離とボケの関係に移ります。

焦点距離が大きいレンズはボケも大きくなります。

つまり、望遠レンズの方がボケやすいということです。

イメージ的には、ホースで水をかけようとする時、遠い方が的に当たらない(ボケる)と言った感じでしょうか。

これまた詳しい仕組みについては別途調べてくださいね。

被写体と背景の距離

被写体と背景の距離が離れるほどボケは大きくなります。

説明するのに良い写真があったので紹介します。

被写体と背景の距離

背景の花を比べてみると、被写体に近い花はボケが小さく、遠い花はボケが大きくなっていますよね。

逆に考えると、被写体を強調しようと思ったら同じ距離に物を置かなければ良いということにもなります。

距離とボケを上手く操ることで被写体を強調できるのです。

(せっかく写真用意したのに解説は一瞬だった)

被写体とカメラの距離

カメラと被写体の距離が近いほどボケは大きくなります。

ボケフォトの多くがアップ写真なのはこれが理由です。

マクロレンズなどを使えば被写体にとても近づけるので、よりボケを大きくすることができます。

以上、ボケに関する内容をまとめると「F値が小さい望遠レンズを使って、被写体に近づき、遠くを背景にするとボケが強くなる」ということになります。

こういったことは実際に撮影しながら覚えていくので、「へーそうなんだ」くらいに思ってもらえれば大丈夫です。

コントラストとグラデーションのある写真

コントラストの強い写真

一眼カメラを使えば、よりコントラストの強い写真が撮れます。

先ほど、人の目と同じくカメラにも、「写る明るさの範囲」があるとお伝えしました。

この、写る明るさの範囲を『ダイナミックレンジ』と言います。(ダイナミックな名前ですね)

コントラストとはつまり対比であり「明暗差」でもあるので、ダイナミックレンジが広ければコントラストの大きい写真が撮れるということになります。

そして、コントラストが強い写真は迫力があって、目を引く写真になるのです。

さらに、ダイナミックレンジが広ければ豊かなグラデーションも手に入ります

グラデーション

上の写真の一部分を切り取りました。

手前の岩と奥の山では同じ黒でも明るさが微妙に違いますよね。

また、太陽から離れるにつれてじわじわっと空の色が変わっていくのも分かります。

ダイナミックレンジが広い一眼カメラだからこそ繊細で豊かなグラデーションを表現できるのです。

ここまで、一眼カメラにしか撮れない写真についてお話しました。

これまでの内容で、だいぶ一眼カメラについて理解してもらえたと思いますが、もう1つ重要な機能があります。

ここからは、一眼カメラの重要な機能である、『RAW撮影』についてお話します。

RAW撮影は一眼カメラの重要な機能

一眼カメラの機能の中でも、かなり重要だと思われるのがRAW撮影です。

RAW撮影をすることで、自分の感じたものをそのまま表現することができます

ということでRAW撮影について、『RAWデータ』と『RAW現像』に分けて解説していきます。

RAWデータ

RAWデータとは、撮影した生(RAW)のデータのことを言います。

RAWデータには、センサーが受け取ったたくさんの情報が詰まっており、これを現像することで、目に見える写真となります。

実は、スマホ撮影でも一度RAWデータを介していますが、すぐさまJPEGなどに変換されています

RAWデータは情報が多い分とても重く、そのまま保存するよりもさっさと写真に変えて容量を減らす必要があるのです。わざわざ現像する手間もいらないですし。

しかし、JPEGに変換される過程で細部の情報は削ぎ落とされますし、自分の好きなように調理できていないのも事実です。

鍋で例えると、本来なら色んなスープや具材があって毎回味を変えられるハズなのに、いつもなぜか「豚肉のトマト鍋」ばかり出てくるようなものです。(我ながら強引な例えです)

なので、調理される前に待ったをかけ、自分もちゃんと調理に加わる必要があるのです。

その調理こそが『RAW現像』です。

RAW現像

RAW現像がどんなものか、現像の前と後の写真を比べてみましょう。

RAW現像前
RAW現像前

こちらがRAW現像前の写真。

夕方の写真なのでかなり暗めですね。でも肉眼で見るともっと明るいし、モニュメントもキラキラ輝いていました。

実は人間の眼というのは、ダイナミックレンジも感度もカメラでは到底及ばないレベルなので、写真より目で見た景色が勝るのは当たり前なのです。

むしろ、自分の見た物そのままを表現するには、RAW現像は必須であるとさえ私は思います。

RAW現像後

こちらがRAW現像した写真。

明るさを調節して、空のグラデーションや水面の反射を復元できました。

念のため言っておくと、新たに色を足したり彩度をいじったりはしていません

この写真はRAWデータに残っている素材の情報を引き出すため、明るさだけを調節しています。

現像ソフトを使えば彩度をガッツリ高めたり、いらない色を抜くこともできるので、最初使ったときは正直、「こんなのなんでもありじゃん!」と思いましたが

現像を重ねるにつれ、過度な調整をしている写真には必ず『違和感』が生まれることや、構図・技術・環境が伴っていない写真は、何をしても良くならないということがわかりました。

なので私は、RAW現像はあくまで『自分の見た物を表現する手法』として扱っています。

怪しくないのでライトルーム試してみて

RAW現像についてイメージするには、実際にやってみるのが1番早いです。

とは言え、一眼カメラを持ってない方もいますし、有料の現像ソフトをいきなり使えとはとても言えません。

なので、皆さんにおすすめしたいのは、スマホアプリの『Adobe Lightroom(ライトルーム)』を使ってみることです。

ライトルームは無料で使える写真加工アプリで、PDFビューワーなどで知られるAdobeが作っているので安心です。

このアプリは、JPEG写真をRAW現像に似た感覚で加工できるので、まさに「RAW現像のお試し版」といった感じ。

RAW現像と違って違和感が出やすいのは否めませんが、役に立つのは間違いありません。

一眼カメラを買う買わないに関わらず、コレは使わないと損だと思います。

ちなみに私が現像で使っているのは有料版のライトルームで、フォトショップなど他のソフトも含め月額980円で利用できます。

すでに一眼カメラを持っている方はぜひ検討してみてください。

以上、RAW撮影についてお話しました。RAWデータを現像することで、自分の目で見たものを表現できること、おわかりいただけたでしょうか?

一眼カメラの性能や写真について、だいぶお伝えすることができました。

ここからは、いよいよ本格的に一眼カメラを買おうという方に向けて、カメラの選び方についてお話します。

一眼カメラとレンズの選び方

ここでは、一眼カメラとレンズの選び方について、分けてお伝えします。

カメラの選び方

カメラを選ぶ際に注目すべきポイントは下記の項目です。

  • センサーサイズ
  • ミラーレス
  • 手ブレ補正
  • モニター可動域
  • メーカー

数が多いのでざっくり解説しますが、センサーサイズは特に重要なポイントなので、しっかり解説していきます。

センサーサイズ

一眼カメラを買う際に一番迷うのが、センサーサイズです。

カメラのセンサーには大きさがあり、大きい順に下記の3つがあります。

  • フルサイズ
  • APS-C
  • マイクロフォーサーズ

これより大きい物も小さい物もありますが、主流は上の3つです。

では、センサーの大きさで何が違うかというと、これまた主に3つあります。

  • ダイナミックレンジ
  • 画角
  • 暗所性能(感度)

センサーが大きくなると、この3つも大きくなります。

画角は大きければ良いというものではありませんが、ダイナミックレンジと感度については大きいに越したことはありません

よって、性能的にはフルサイズが有利であると言えます。

ただ問題は、センサーサイズが大きくなると、本体の「大きさ・重さ・値段の3点セット」も膨らむということです。

より良い性能を求め、心を鬼にしてフルサイズを買ったものの、大きさや重さに嫌気がさして使わなくなった、、、なんてことになると本末転倒。

逆に、値段がお手頃なマイクロフォーサーズを買ったけど、自分の好きな夜景撮影では能力不足だった、、、なんてのも悲しいですね。

つまり私が言いたいのは、「とりあえず中間のAPS-Cはいかがでしょう?」

ということです。

ダイナミックレンジも感度もそれなりにあって、レンズ次第で画角も調節できるので、中間どころを買うのは賢い選択だと思います。

ちなみに筆者は、APS-Cとフルサイズの2機を持っていますが、今回使っている写真は全てAPS-Cで撮影しました。

広い星空も花のアップも、APS-Cで十分綺麗に撮れます。

そんなわけで、センサーサイズにこだわりがない方はAPS-Cから始めてもらえればOKです。

ミラーレス

一眼カメラには「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」の2種類があります。

2つの違いは『ファインダーを覗いた時に何が見えるか』です。

一眼レフは、鏡を使って実際そのままの景色を取り込むので、どちらかというと写真の仕上がりがイメージしづらいです。

それに対しミラーレスは、カメラの設定を反映した、仕上がり写真に近い映像が映るので、イメーが湧きやすいです。

ただ、一眼レフは映像がクリアなのに対し、ミラーレスは電子モニターで、ノイズが入ったり若干ラグが出たりもします。

好みもあるので「ミラーレス一択!」とまでは言えませんが、一眼レフは反射機構がある分、大きく重いという欠点もあります。

よって、トータルでどちらが有利かと言えば、ほぼ間違いなくミラーレスでしょう。

手ブレ補正

最近のカメラには手ブレ補正機能がついてます。

これがあると、暗い場所の撮影でも手ブレしづらくてかなり有利です。

私はそんな機能のこと知りもしなかったので、最初のカメラには手ブレ補正が付いておらず、結構後悔しました。

結果的には機能に頼らず撮影する練習になったと思いますが。

手ブレ補正は写真だけでなく、動画にもかなり影響するので、しっかり確認しておきましょう。

モニター可動域

被写体を見る方法は、ファインダーを覗くのと、液晶モニターを見る方法があります。

液晶モニターを自由に動かせると、足元にカメラを置いてもモニターを見ながら撮影できますし、180度回転すればモニターを見ながら自撮り撮影ができます。

今は使う予定がなくても、後々きっと役に立つので、モニターの可動域はチェックしておくべきです。

メーカー

最後のチェック項目はメーカーです。

一眼カメラの主要メーカーは下記の通りです。

  • Canon
  • Nikon
  • SONY
  • FUJIFILM
  • Panasonic
  • OLYMPUS
  • PENTAX

特にこだわりがない方は

  • Canon
  • Nikon
  • SONY

あたりがラインナップも多くてお勧め。

この中で、何を基準にどのメーカーを選ぶかですが、正直、好みで選んで良いと思います。

「昔見たCMが忘れられないからNikon」とか「友達がSONY使ってるからあえてCanon」といった感じで問題ないと思います。

どのメーカーも性能に間違いはありませんから。

ちなみに私はウォークマンやXperiaを使っているので、SONYで統一してみました。

なんとなくで選びましたが、SONYはミラーレスの火付け役と言われるくらいミラーレス一眼の性能に定評があります。

私個人としてはSONYのカメラをお勧めしておきたいですね。

以上、カメラの選び方を解説しました。

後ほど、私が使っているカメラについても少し触れるので良ければご覧ください。

ちなみに「画素数は気にしなくて良いの?最近は1億画素とかあるんでしょ?」

などと思う方もいるでしょうが、大判印刷などしなければ、画素数を気にする必要はありません。

今回使っている写真も100万画素以下ですが、スマホやパソコンで見るならこのくらいでもほとんど気になりません。

目安としては1000万画素あれば十分ではないでしょうか。

続いて、これまた重要な「レンズ選び」についてお話します。

レンズの選び方

「レンズ選びはカメラ選びより重要」と言われたりします。

確かにレンズを間違えると、自分の撮りたい写真が全く撮れない可能性もあるので注意が必要です。

それでは、レンズの選び方について5つに分けてお話します。

焦点距離で画角を決める

先ほど、『焦点距離と画角の関係』をお伝えしました。

念のため、おさらいしておきます。

  • 35mm以下:広角
  • 35〜75mm:標準
  • 75mm以上:望遠

そして、撮るものと画角を結びつけると下記のようになります。

  • 広角:広い風景、星空、建物内部
  • 標準:全般?どっちつかず?
  • 望遠:動物、花などのアップ、ボケフォト

自分が何を中心にして撮影したいかを考えて、画角を決めましょう。

私は風景撮影では24mmの広角レンズを使い、花などのアップを撮る時は84mmの中望遠レンズを使います。

正直、この2つがあればほとんど困ることはありません。

思いっきり焦点距離のデカい望遠レンズを使ってみたいと思うことはありますが。

ここで、画角のイメージを掴んでもらうために2枚の写真を紹介します。

広角レンズ(20mm)
広角レンズ(24mm)
中望遠レンズ(80mm)
中望遠レンズ(85mm)

同じ場所から撮影したもので、上が広角、下が中望遠です。

焦点距離で写る範囲が全然違いますよね。

50mmの標準レンズも持っていますが、個人的には「どっちつかずだなー」という感じで、全然使ってません。

なので私がお勧めするのは、広角1本、中望遠1本の2本セットです。

ちなみに、人物撮影が中心だったら50mmと85mmを使う機会が多くなりそうといった感じでしょうか。

開放F値で明るさを決める

続いて解説するのは、『開放F値』です。

開放F値が小さければ、光をたくさん取り込む「明るいレンズ」ということになります。

明るいレンズは暗い場所でも撮影できたり、ブレも防げるし、ボケ量も多いです。

つまり、開放F値は小さい方が有利なのです。

しかし、開放F値が小さいレンズはやや値段も高くなるので、そこはお財布と相談です。

2〜3万円あればF2.0くらいの新品レンズが買えると思いますし、明るさも十分です。

夜景や星空を撮りたいなら、F1.4あたりを買っても良いかもしれませんね。

ズームレンズについて

ここまでは、『単焦点レンズ』を前提にお話しました。

単焦点レンズとは「焦点距離が変わらないレンズ」で、つまりは画角が固定されています。

『ズームレンズ』はそれとは対照的に、「焦点距離を変えられるレンズ」です。

画角を自由に変えられるので、1本で広角から望遠までこなせますし、レンズ交換の手前もかかりません。

「ズームレンズを買えば焦点距離で悩まなくていいじゃん」

と思われるかもですが、ズーム機能がある分、開放F値を犠牲にしがちで、思うようにボケなかったり明るさが足りなかったりします。

あと、個人的な意見ではありますが、最初からズームレンズを使うと機能に頼って、画角や構図の感覚が身に付かない気もします。

私もカメラを3年やってますが、ズームレンズを買う気にはならないし、単焦点レンズにこだわる方が他にも大勢います。

単焦点こそ正義!とまでは言わないですが、一眼カメラの良さをより実感できるのは単焦点レンズかなと思います。

マウントは要確認

焦点距離と開放F値をしっかり決めて購入したのに、マウントを間違えたら大変なことです。

マウントとは、カメラとレンズの接続部分のことで、メーカーによっても違うし、ミラーレスと一眼レフでも違います。

ちなみにSONYだと、一眼レフ用の「A-マウント」とミラーレス用の「E-マウント」があります。

マウントを間違えるとカメラには接続できませんので、確認してから購入しましょう。

マウント変換用のアダプターもありますが、要らないに越したことはありません。

センサーサイズも要確認

フルサイズ用やAPS-C用など、センサーサイズに合わせたレンズがあります。

フルサイズ用レンズはAPS-C機にも使用できます。

注意して欲しいのはAPS-C用レンズをフルサイズ機に使う場合です。

この場合、写真の隅に『ケラレ』という黒く潰れた部分ができてしまうので、いちいちトリミングする必要があります。

なので、フルサイズ機にはフルサイズ用レンズを用意する必要があり、APS-C機なら気にせずどちらのレンズでも選べるということになります。

最近のフルサイズ機には先程のトリミングを自動でできる(APS-Cクロップ)物もあるので、それならどちらのレンズも使えます。

(でもやっぱりフルサイズは高い、、、)

私のお勧めはα6600とSIGMAレンズ

せっかくなので、私のお勧めカメラとレンズを紹介しておきます。

  • カメラ:SONY α6600
  • レンズ:SIGMA 単焦点2本

カメラとレンズ、それぞれ分けてお話します。

SONY α6600

私が最初に購入したのは「SONYα6300」というカメラで、それより数段も性能が高いのが『α6600』です。

主な特徴は下記の通りです。

  • APS-Cセンサー
  • 手ブレ補正機能
  • 液晶モニター180度回転
  • 大容量バッテリー
  • 16万円ほど(2020年3月時点)

なかなかに高額ではありますが、私のα6300と違い『手ブレ補正機能』がついていますし、『液晶モニターが180度回転』するので、自撮り撮影もできます。

この2つがあれば、最近youtubeなどでよく見る、Vlogの撮影も上手くできそうですね。

そして、もう1つの大きい特徴が『大容量バッテリー』です。

ミラーレスが最近まで敬遠されていた理由に、バッテリー容量の少なさがあります。

α6300もなかなかに少なく、使った初日に予備バッテリーの購入を決めたほどです。

α6600には、最新鋭フルサイズにも使われているZバッテリーが搭載されて、持ち時間が約2倍になっています。

これで、普段使いなら予備バッテリーは不要となったのです。

私がこれから一眼カメラを始めるならこのカメラを選びます。

ただ、最新機種ということで値段設定は正直お高めです。

なので、お手頃だけど性能は近い、「α6500」と「α6400」も簡単に紹介しておきます。

SONY α6500

α6500は「α6600の前身」なので値段が抑えられ、だいたい10万円ほどで購入できます。

α6600と比べるとバッテリー容量が少なめで、モニターも90度までしか回りませんが、嬉しいことに手ブレ補正がついています。

自撮りはちょっと難しくなりますが、手ブレ補正があるだけで写真も動画もかなり上質になるので、『まだまだ最前線で戦えるカメラ』だと思います。

SONY α6400

α6500やα6600よりも軽量コンパクトなのに、性能にも期待できるのがα6400。

値段は10万円前後です。

手ブレ補正がなく、バッテリー容量も少ないですが、それ以外は言うことなし。

α6400は私が使うα6300の後継機なので、今回使った写真よりもっと質の良い写真が撮れるのは間違いありません。

一応、私が使っているα6300のリンクも載せておきますね。

キットレンズ付きとボディだけのものがあるので、リンク先で選び間違いがないようにしてくださいね。

続いてはお勧めレンズを紹介します。

SIGMAレンズ

紹介するのは、SIGMAの単焦点レンズ2本です。

APS-C用で、焦点距離は16mmと56mm、開放F値はどちらも1.4です。

ここで、皆さんにお伝えしておきたいことがあります。

センサーサイズの話をした際、センサーの大きさによって画角が変わるとお伝えしました。大きい方から順に、フルサイズ→APS-C→マイクロフォーサーズの順です。

では、どのくらい画角が変わるかというと、レンズの焦点距離に係数をかけるだけで分かります。

具体的には下記の式です。

  • フルサイズ→焦点距離 × 1.0
  • APS-C→焦点距離 × 1.5
  • マイクロフォーサーズ→焦点距離 × 2.0

つまり、APS-Cのレンズで16mmのレンズを使うと24mmの画角になり、56mmのレンズを使うと84mmの画角になるということです。

この換算方法を『35mmフルサイズ換算』と言うので覚えておいてください。(私は略してフルサイズ換算と呼びます)

話を戻して、SIGMAレンズの紹介です。

換算24mmの広角なら、広い風景写真が撮れますし、F1.4の明るさで星空撮影も可能です。

しかし、人物撮影や花のアップ写真などには向かないので、それを補うために換算84mmもセットで使うというわけです。

今回載せている写真は全て、この「2本のレンズ」で撮影しているので、広くも狭くも撮影できることをお分かりいただけると思います。

以上、一眼カメラとレンズの選び方について解説しました。

それでは最後にこの記事のまとめです。

まとめ

今回は「一眼カメラはほとんどの人に必要ありません。スマホで撮れるから」と題して記事を書きました。

序盤では、撮影が上達するための「構図・技術・環境」の扱いをお伝えしました。

この3つが揃っていれば、スマホでも十分良い写真が撮れます。

続いてお話したのは、一眼でしか撮れない写真についてです。

暗い場所や明暗差が大きい場所での撮影は、スマホでは限界があります。

センサーの感度やダイナミックレンジの広さによって、表現の幅を広げられるのが一眼カメラです。

せっかく出会った1シーンを、カメラの性能で逃しては勿体ないと私は思います。

続いて、一眼カメラの重要な機能である『RAW撮影』についてお話しました。

RAWデータにはセンサーが受け取った膨大な情報が詰まっています。そのデータをスマホではなく自分の手で写真にするのがRAW現像です。

せっかく手に入った良い材料(RAWデータ)ですから、削ぎ落とすことなく自分の手で調理して欲しいと思います。

そして最後に、一眼カメラとレンズの選び方について紹介しました。

どのメーカーも素晴らしいカメラを出しているので、好みで選んで問題ありません。

悩ましいのがセンサーサイズですが、こだわりが無ければ中間どころのAPS-Cを選べばOKだと思います。

性能は十分で、出費もフルサイズより安く済みます。

レンズは撮る物と予算によって選びましょう。

私のお勧めはSONYのα6600に単焦点レンズ2本の組み合わせです。

広角と中望遠レンズがあれば幅広いシーンを撮影できます。

カメラとレンズ選びの参考にしてください。

以上、長い記事を最後まで見ていただきありがとうございました。

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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