MENU

【暗所性能】SONYα7CIIで夜景撮影!デュアルベースISOの確認とα7IVとの比較

今回はSONYα7CIIの暗所性能を確認していきます。

実際に撮影してみて、α7CIIは夜景もしっかり撮れる性能というのがわかりました。

また、他の機種と同様でα7CIIにも「デュアルベースISO」があります。

この仕様を理解しておくと暗所撮影が楽になるので、この解説もやりたいと思います。

ちなみに今回の内容は動画にもしてあるので、見やすい方でご覧ください。

目次

α7CIIのデュアルベースISO

まずはα7CIIのデュアルベースISOについてお話します。

デュアルベースISOとは?

デュアルベースISOはノイズを抑えてダイナミックレンジも広く確保できる、「ベースISO感度」が2つあるということです。

簡単に言うと、画質が良くなるISO感度が2つあるので、これを意識して設定した方が良いということです。

今回、写真も動画もベースISOに設定して撮影しています。

デュアルベースISOはシネマラインのFX3やFX30では公表されています。

ただ他の機種では公表されていないので、まずはデュアルベースISOの確認をやっていきます。

ベースISOの確認

1つめのベースISO感度は拡張ISOを除いた最低のISO感度です。

代表的なところでは次のとおりです。

  • PP1:ISO100
  • 静止画:ISO100
  • S-cinetone:ISO125
  • Log:ISO800

そして2つめのベースISO感度は、ISO感度を上げていった時にノイズが減ったタイミングです。

α7CIIのデュアルベースISO(Log)
α7CIIのデュアルベースISO(Log)

まずLogで確認してみると、ISO800ではノイズが少ない状態でISO2500まで上げるとノイズが増えます。

そしてISO3200になると急にノイズが減りました。

つまりα7CIIのLogのベースISO感度は800と3200ということです。

同じセンサーが使われていると言われるα7IVと同じ数値になりました。

α7CIIのデュアルベースISO(静止画)
α7CIIのデュアルベースISO(静止画)

そしてPP1や静止画だと100と400。

α7CIIのデュアルベースISO(PP11)
α7CIIのデュアルベースISO(PP11)

PP11のS-cinetoneだと125と500となりました。

この傾向をみると、1つめのベースISO感度を4倍すると2つめのベースISO感度になることがわかります。

他のピクチャープロファイルやクリエイティブルックも4倍で計算すればベースISO感度がわかります。

2つのベースISO感度を意識することで画質が良くなる

α7CIIのデュアルベースISO活用

α7CIIにもデュアルベースISOがあることがわかったので、活用方法についてお話します。

夜景動画

α7CIIの夜景動画(キャプチャ)
α7CIIの夜景動画(キャプチャ)

α7CIIに「SEL24F28G」という162gの軽量レンズ、「CRANE M2S」という軽量ジンバルを使って動画を撮影しました。

CRANE M2Sはパワーはそこまでありませんが、ジンバルの中ではかなり軽量です。

レンズを選びますが、SEL24F28Gとの相性は良いです。

今回撮影した動画は全てLogでISO3200で撮影しています。

人工光源が点滅するフリッカーを抑えるために、シャッタースピードは1/50秒に設定します。

開放F値だと露出+2.0前後になって露出オーバーなんですが、Logは露出オーバーで撮るのが基本なのでそのまま撮影します。

α7CIIの夜景動画2(キャプチャ)
α7CIIの夜景動画2(キャプチャ)

あとは編集でLUTをあてて露出などを微調整して終わりという感じです。

LUTもSONY公式のLUTを使っています。

ちなみにアクティブモードでの夜景歩き撮影もしてみました。

気軽に撮る時はこれで十分かもしれません。

ただ、アクティブモードは画角が狭くなりますし、旋回などを滑らかに撮るならジンバルが必要です。

あとAPS-C用レンズの「SEL15F14G」を使ってSuper35mmのアクティブモードでも撮影しましたが、これもなかなか良い感じです。

前回もお伝えしたとおり、フルサイズと全く同じ画質ではないと思いますが、十分使える画質です。

開放F2.8の軽量レンズでも夜景動画が撮れる

夜景写真

α7CIIの夜景写真
α7CIIの夜景写真

続いて静止画です。

静止画もSEL24F28Gを使って、手持ち撮影しています。

静止画ではベースISO感度が400なので、Logと比べると低くなっています。

開放F2.8でも光量が足りないので、光量を稼ぐためにSSを少し長めに設定します。

焦点距離24mmでブレないシャッタースピードだと、本来1/25秒前後になりますが、これだと足りないので1/10秒くらいで撮影しています。

1/25秒から1/10秒にしてもたったの1.3段なので、手ぶれ補正をONにしていれば適当に撮らない限りまずブレないです。

α7CIIの夜景写真2
α7CIIの夜景写真2

今回はベースISO感度厳守で撮っていますが、完全に縛られる必要はないので、ある程度ISO感度を上げてSSを稼いでも良いと思います。

もちろん、もっと明るいレンズがあるとさらに選択肢が増えることになります。

「SEL20F18G」は少し重くなりますが、開放F1.8の明るさがあるので安心感が増すと思います。

ベース感度の直前の感度はノイズが多くなりやすいので、夜景や暗い部屋などではとりあえず2つめのベース感度まで上げてしまうのをオススメします。

夜景撮影ではとりあえず2つめのベースISOまで上げると良い

α7IVとの比較

最後に、せっかくなのでα7IVとの比較もやってみます。

同じセンサーと言われているZV-E1とα7SIIIで以前検証をやったら、近い性質だけど若干違うという結果が出ていました。

α7IVとα7CIIはどうなのか確認してみます。

Logでのノイズ比較

設定はLogで、まずはISO800で比べてみます。

α7CIIとα7IVのノイズ(ISO800)
α7CIIとα7IVのノイズ(ISO800)

見た目的には違いはわからないと思うんですが、波形をみると若干違っていてα7IVの方がノイズが少ないです。

と言っても、実際に撮影した映像で比べると違いはまずわからないと思います。

α7CIIとα7IVのノイズ(ISO2500)
α7CIIとα7IVのノイズ(ISO2500)

ベース感度手前のISO2500ではどちらもノイズが増えますが、やはりα7IVの方が良好です。

α7CIIとα7IVのノイズ(ISO3200)
α7CIIとα7IVのノイズ(ISO3200)

そして3200でどちらもノイズが減ります。

α7CIIとα7IVのノイズ(ISO12800)
α7CIIとα7IVのノイズ(ISO12800)

12800まで上げるとノイズが増えますが、大体ISO2500のノイズと同じくらいです。

α7CIIとα7IVのノイズ(ISO51200)
α7CIIとα7IVのノイズ(ISO51200)

最大常用ISO感度の51200まで上げるとやっと見た目にも違いが出ます。

α7CIIは輝度ノイズが多くてザラザラした印象が強いですが、α7IVはカラーノイズが多い印象です。

α7CIIとα7IVのノイズ(ISO102400)
α7CIIとα7IVのノイズ(ISO102400)

そして拡張の最大であるISO102400だとα7CIIは白いザラザラだらけで、α7IVは色がかなり載っています。

この高感度部分の結果はZV-E1とα7SIIIとの比較結果と似ています。

ZV-E1が輝度ノイズが多くてα7SIIIがカラーノイズが多いという結果でした。

ここまで高い感度で撮影する方はほぼいないと思いますが、高感度領域だとα7IVの方が有利になるだろうと思います。

輝度ノイズの方が映像に与える影響が強いと思われるからです。

低感度領域に関してもα7IVの方がノイズが少ないですが、実際の写真や映像で違いを見つけるのはまず無理なレベルの違いだろうと思います。

α7IVの方が有利だが、実際の写真や映像で差はわからない

α7CIIの購入はSONYストア

ちなみにα7CIIを購入するならSONYストアがオススメです。

アカウントを作って購入するだけで次のメリットがあります。

  • 10%OFFクーポン(初回も使える)
  • メーカー3年保証が無料
  • 定期的にクーポン配布

SONYストアの価格はパッ見だと高く感じるんですが、そこから10%OFFですし1年の無料保証が3年になるので、実はかなり安いです。

αあんしんプログラムに入ると15%クーポンやレンズの長期保証クーポンがもらえたりしますが、こちらは月額550円かかりますので、必要に応じて考えればOKです。

icon icon

撮影や機材選びの参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次