【SONYカメラ比較】コンパクト4機種|α7CII、α6700、ZV-E10、ZV-E1+ZV-E10IIも

目次

ZV-E1のメリット

続いてZV-E1のメリットです。

ダイナミックアクティブ

1つ目はダイナミックアクティブモードです。

現状ZV-E1とα9IIIでしか使えない機能で、アクティブモードより強力に動画のブレを抑えてくれます

アクティブモードは特に旋回時のガタつきが出やすいんですが、それを抑えやすくなるようなイメージです。

ただ、ダイナミックアクティブはクロップ倍率が1.44倍ほどあって画角が狭くなるし、使える画素数が減る分、画質は落ちるので、結構賛否がある機能だと思います。

ただ選択肢が増えるので、あった方が良いのは間違いないです。

ZV-E1はα7CIIと同じく協調制御補正も使えるので、望遠で動物の動画を撮る時など重宝しています。

暗所性能

メリット2つ目は暗所性能です。

ZV-E1は画素数が少ない代わりに最大常用ISO感度102400の高い暗所性能があります

α7SIIIやFX3と同じセンサーが使われていると言われていて、間違えてVLOGCAMとして出てしまった実質のα7CSです。

F4レンズで夜景が綺麗に撮れるし、FX3やα7SIIIにはないAIAFもあります

ただ今回紹介している機種はどれも熱耐性で劣るのでここはしっかり考えて買う必要があります。

ただ用途次第ではAIAFがある分FX3などより高い性能を発揮するので、僕の用途には大ハマりしていて、α7SIIIやFX3ではなくZV-E1じゃないとダメという状況です。

歪み耐性

メリット3つ目は歪み耐性です。

ZV-E1はZV-E10IIと同じくメカシャッターが搭載されていません

ただ画素数が少ないおかげで、基本的に歪みが発生しにくいので、動画では積層型を除くほとんどの機種より有利ですし、詰まるところFX3などと同じレベルの動画が撮れます。

もちろん、静止画に関しては素早い動体に積極的に使っていいとは思いませんし、フラッシュの同調速度も遅いし、フリッカーも出やすいだろうとは思うので、そのあたりは踏まえて使う必要があります。

それでも日常使いではほぼ困りませんし、動画メインで合間に静止画を撮ったりするときには普通に動物を撮ったりしています。

SONY4機種比較 まとめ

最後にそれぞれの機種を簡単にまとめていきます。

ZV-E10

ZV-E10はやっぱり軽くて安いのが一番の強みです。

その分足りない性能、機能もあるので、機材や技術やで補う必要はあると思います。

α6700

α6700は値段に対してかなりハイスペックなカメラです。

AIAF、光学式補正、メカシャッター、操作性、4K120Pなどがあるカメラとしては現状安すぎると思います。

α7CII

α7CIIは写真も動画も撮れるオールラウンドカメラです。

Super35mmモードのおかげでAPS-Cからのステップアップもしやすいと思います。

ただ4K60Pの1.5倍クロップにどう対応するかはあらかじめ考えておいた方が良いです。

ZV-E1

ZV-E1は結構尖ったカメラですし今回紹介する中では一番高価なので、ハマる人とハマらない人が出そうなカメラです。

ただ簡単に言うとメカシャッターとファインダーがないα7CSなので、この見方だとかなり安く見えるとも思います。

ZV-E10II

そしてZV-E10IIなんですが、正直これらの機種と比べると突出した強みはあまりないです。

軽さと値段と性能がちょうど良いと感じる人が買うカメラだと思います。

8月の値上がり後に、改めてスペックと値段を見比べると相対的に評価が上がる可能性はあるかもしれません。

それぞれのカメラについて、検証も解説も過去にたっぷりやっているので、そちらも見ながら検討してもらえればと思います。

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