SONY ZV-E1を1日使っただけで「買って正解」と判明|公式HPのスペック誤記についても

SONY ZV-E1を1日使っただけで正解だと判明|公式のスペック誤記も

4月21日はZV-E1の発売日だったので、朝に届いて丸1日試し撮りをしました。

まだ1日なので、細かい検証や他のカメラとの比較は今後やっていく予定なんですが、とりあえず1日使って分かったことが色々あるのでお伝えしておこうと思います。

この記事を書いているのは「とも」です。

北海道の自然を写真や映像で撮影しており、動画コンテストでの受賞経験などもあります。

SONYカメラのα7IVやFX30、ZV-E10なども使ってきた経験を活かして、皆さんに役立つ情報をお伝えできればと思っています。

また、今回の記事は動画にもしてあるので好きな方でご覧ください。

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目次

ZV-E1の拡張ISO409600

SONY ZV-E1のISO409600

最初に結論からお伝えすると、個人的にはもう買って正解だったなと思っています。

僕がZV-E1を購入した一番の理由は拡張ISO409600の暗所性能を活かして日没後の野生動物撮影をするためでした。

早速、ZV-E1を使って撮影してきたんですが、拡張ISO102400のα7IVではもう厳しいという暗さでも撮影ができました

撮影できる時間が数十分伸びるとかそういうものではないんですが、最初から数分伸びれば良いだろうと思っていたので、十分です。

なので1番欲しかった性能を持ってることはもう分かったんですが、当然VLOG撮影なんかにも使うつもりなので、こちらも感触を確認してきました。

ZV-E1の操作性

ZV-E1の操作性

ボタン配置や操作性についてなんですが、やっぱりコンパクトに仕上げている分カスタムボタンは少ないです。

代わりにタッチパネルで録画や再生、撮影モードの切り替え、あとF値、SS、ISO感度の調整ができます。

誤操作してしまう可能性もありますが、自撮りや屋内収録する時にはかなり重宝する機能になりそうです。

今まではボタンの位置が見えなくて操作できなかったものが、カメラを動かしたり回り込んだりせずに操作できるのでこれはすごく良いと思います。

電源ボタンについてはズームレバーがすぐそばにあるのでちょっと不思議な感じはしています。

ただ、ズームレバーと間違えて電源切ってしまうみたいなことはまずないです。

あとmenuボタンは上面でも背面でもない謎の斜め部分にあるんですが、これは中途半端で押しづらいなと感じています。

カードスロットや端子類も作りがちょっと変わっていてまだ慣れない感じです。

まだ十分触りきれてないので、気づいた仕様やカスタマイズ設定などは改めて紹介したいと思います。

ZV-E1のアクティブモード

ZV-E1に「SELP1635G」という広角ズームレンズを付けてシューティンググリップで歩き撮りをしました。

まず光学式アクティブモードで撮影しましたが、両手持ちだと十分すぎるほど滑らかに撮れます。

片手で撮った時の補正具合やα7IVなどとの性能の違いについてはこれから確認したいところです。

そしてZV-E1で初めて搭載された電子式と光学式補正併用の「ダイナミックアクティブモード」でも撮ってみましたが、先ほどのアクティブモードの性能が良すぎたのであまり違いはわかりませんでした。

これも同じく片手で撮ったりしたいですし、あとダイナミックアクティブモードは1.5倍近いクロップがかかるのでアクティブモードと画角が同じになるように調整した上で性能比較もやりたいと思います。

ソニーストア

ZV-E1の設定

今回使った設定は次のとおりです。

  • フォーマット:XAVC HS
  • 解像度とフレームレート:4K60P
  • クロマとbit深度:4:2:2 10bit
  • ビットレート:100Mbps
  • S-Log3

60PにすればSSが短くてもパラパラ感はほとんど目立たないので、個人的には気軽に撮るときはこの設定にすることが多いです。

シネマティックな雰囲気にするなら24PにしてNDフィルターを付けてSSを長くするという感じになると思います。

ZV-E1のS-Log3はα7IVなどのようにPP8,9に設定してあるのではなく、FX30と同じように別枠でLog撮影が用意されています。

ただ「Cine EIモード」はなくて「flexible ISOモード」だけになっています。僕はもともとCine EIは使わないので問題なしです。

あといつも通りPPとクリエイティブルックも選べて、新たに追加されたシネマティックvlog設定も使えるわけですが、これは改めてじっくり使いたいと思います。

ZV-E1と軽量レンズ

ZV-E1と軽量レンズ

SELP1635Gとアクティブモードの組み合わせに加えて、これまた試しておきたかった「SEL24F28G」の軽量ジンバル運用もやってみました。

SEL24F28Gはフルサイズ用レンズながら163gの超軽量でZV-E1は483gなので合わせて645gということでFX30やα7IVの本体だけよりも軽いです。

これならZV-E10用で使っている軽量ジンバルの「CRANE M2S」にも載るなということで撮影してきました。

ジンバルを使えば手ぶれ補正はスタンダードで十分なのでクロップも気にしなくて良いです。

ギリギリの重さだとちょっとフラつきが出るんですが、そんな様子もなさそうです。

逆手に持って地面スレスレを撮ることもできます。

さすがにZV-E10ほど楽ではないですが、片手で自撮りもできそうなので、この組み合わせは結構多用することになると思います。

ZV-E1の検証の予定

ZV-E1の内蔵マイクのテストもしたいところだったんですが、この日はかなり風が強くていきなり悪条件で録るのは流石に気が引けたのでやめておきました。

また改めて外部マイクのECM-B10やECM-W2BTとの比較もやってみたいと思います。

この流れでこれからやりたい検証などもお伝えしておこうと思います。

  • 熱停止検証
  • Super35mmのFHD画質確認
  • 静止画性能の確認
  • デュアルベースISO確認と夜景撮影
  • 全画素超解像ズームの画質確認
  • AF性能確認

SONY公式のスペック誤記

SONY ZV-E1のスペック誤記

あと6月頃に使えるようになる4K120Pについてなんですが、この仕様について4月19日付でSONY公式の誤記修正があったみたいです。

4K120PでのALL-I撮影ができるという表記があったんですが、これが削除されました。

ただこのすぐ下の記載は修正されていませんでした。

スロー&クイックモードならXAVC SIで60P記録できるというようなことなんですが、これは文脈的にいうと撮影フレームレートが120Pでも記録フレームレートが60PならALL-Iで撮れるという理解になると思います。

これはFX30だとCF-Aカードがないとできないんですが、ZV-E1はSDカードでも撮れるということなんでしょうか。

購入はSONYストアがオススメ

ちなみにZV-E1を購入するならSONYストアが一番おすすめです。

アカウントを作って購入するだけで次のメリットがあります。

  • 10%OFFクーポン(初回も使える)
  • メーカー3年保証が無料
  • 定期的にクーポン配布

SONYストアの価格はパッ見だと高く感じるんですが、そこから10%OFFですし1年の無料保証が3年になるので、実はかなり安いです。

さらに「αあんしんプログラム」に入ると15%OFFクーポンやレンズの長期保証クーポンがもらえますが、こちらは月額550円かかりますので、必要に応じて考えればOKです。

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ちなみにZV-E1の情報をまとめた1ヶ月レビュー記事もあるのでよければ参考にしてみてください。

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