今回はZV-E1の1ヶ月『まとめレビュー』をやっていきます。
ZV-E1を購入して早くも1ヶ月経ちました。
検証などをたっぷりやってZV-E1の性能をかなり深く知ることができたので、まとめておきたいと思います。
ZV-E1を既に使っている方や購入するか迷っている方の参考になるレビューだと思うので、ぜひご覧ください。
先に結論からお伝えしておくと、僕の用途にぴったりのカメラなのでとても気に入っていますし、他のカメラには無い尖った性能を持っています。
尖っているということは逆に、人によっては不満を持ちそうな部分もあるということなので、今回はそういう部分も全部紹介していきたいと思います。
ちなみに今回の内容は動画にもしてあるので、見やすい方でご覧いただければと思います。
ZV-E1のスペック
まずはZV-E1のスペック解説からやっていきます。
カメラ選びの基本からお話していくので、レビューだけ見たいという方は次のメリットからご覧ください。
ZV-E1のスペックを大きく分けるとこんな感じです。
- 1,210万画素フルサイズセンサー
- 光学式・電子式手ブレ補正
- AIAF
- 4K60P・120P撮影
- 4:2:2 10bit撮影
- 3種のフォーマット
それでは1つずつ解説していきます。
1,210万画素フルサイズセンサー
ZV-E1には1,210万画素のフルサイズセンサーが搭載されています。
デジタルカメラのセンサーにはたくさんの種類があって、スマホカメラのセンサーと大きさを比べると次のような差があります。
- 1型:4倍
- フォーサーズ:8倍
- APS-C:13倍
- フルサイズ:30倍
- 中判:50倍
センサーサイズを大きくすると当然カメラ本体も大きくなるので、そこはデメリットではあります。
代わりに画素数を増やすこともできますし、画素数を増やさなければ1画素の面積が増えるので、暗い場所に強くなります。
そしてZV-E1はスマホの30倍のセンサーを持ちながら、1,210万画素というあえて少ない画素数にすることで暗い場所に強いカメラになっています。
この暗所性能についてはメリットでもあるし、画素数が少ないことはデメリットとも捉えられるので後ほど詳しく解説します。
光学式・電子式手ブレ補正
手ブレ補正には「光学式」と「電子式」の大きく2種類がありますが、ZV-E1にはその両方が搭載されています。
光学式補正はカメラのセンサーをブレとは反対方向に動かすことで「ブレを打ち消すもの」です。
この機構を組み込むことでカメラは大きくなりやすいですが、その他の制約はほとんどありません。
電子式補正は映像をトリミングしてブレと反対方向の映像を使うことで「ブレをなくしているように見せるもの」です。
電子式補正はセンサーシフトの機構が要らないので軽量化できるというメリットがあります。
ただSSを短くしないとブレが滲みとして出るというデメリットや、画角が狭くなったり、静止画では使えないというのもあります。
ZV-E1は光学式補正をベースにしつつ電子式補正も併用してよりブレを抑えられる「ダイナミックアクティブモード」を搭載しています。
手ブレ補正性能の詳細は過去の記事で解説しています。
アクティブモードは気軽に手持ち撮影が楽しめる良い機能なんですが、デメリットもあるので後ほどお話します。
AIAF
ZV-E1にはAIを使った高いAF性能があります。
AIによって人の姿勢から頭部位置を推定してAFを合わせるので、被写体の認識や追従性能がかなり上がっています。
認識する被写体の種類もα7IVやFX30、α7SIIIなどより多くなっています。
- 人物
- 動物
- 鳥
- 動物/鳥
- 車/列車
- 昆虫
- 飛行機
個人の顔を登録しておけば優先して追いかけてくれるので、撮影技術がない方でも高い精度で撮影ができるようになっています。
4K60P・4K120P撮影
ZV-E1は4K60P撮影ができて、6月以降のアップデートで4K120PやFHD240Pにも対応予定です。
映像に使われる画素数である解像度は4K(830万画素)とFHD(210万画素)から選ぶことができます。
より高精細な映像にしたいなら4K、ファイルサイズを抑えたいならFHDを選べば良いと思います。
そして例えば4Kを選んだとして830万画素の画像が何枚も流れて映像になるわけですが、1秒に流れる画像の枚数が「フレームレート」です。
フレームレートは24,30,60,120,240とあって、数字が大きいほどコマ数が多いので映像が滑らかになります。
フレームレートが小さい方がコマ数が少ない分データ量を抑えやすいというのもあります。
現状だとFHDで120Pまで4Kで60Pまでが使えるんですが、6月以降のアップデートでFHD240Pと4K120Pも追加される予定です。
フレームレートの使い分けの目安は次の通りです。
- シネマティック:24P
- それなりに滑らか:30P
- とても滑らか:60P
- スロー素材:120P
- スロー素材:240P
最近のカメラの傾向だとエントリーモデルは4K30Pまで。ミドルクラスは4K60Pまで、ハイクラスは4K120Pも使えるという感じなので、4K120Pまで使えるのは大きな強みだと思います。
4:2:2 10bit撮影
ZV-E1は「4:2:2 10bit」での動画撮影が可能です。
4:2:2は「クロマサブサンプリング」で10bitは「bit深度」というものなんですが、これは簡単に言うと色情報の量を表しています。
エントリーモデルなどは「4:2:0 8bit」しか使えないものが多くて、通常の撮影をする分にはこれでも足ります。
ただ、カラーグレーディングもしたいとなると情報が足りないです。
将来的に「Log撮影」にも挑戦してみようとなった時に4:2:0 8bitだと画質に粗さが出るので、色情報の多い4:2:2 10bitを使える方が良いという感じです。
3種のフォーマット
動画のフォーマットが3種類あるので用途に応じて使い分けができるようになっています。
- 色んな視聴環境で使える:XAVC S
- 高い圧縮効率で高画質:XAVC HS
- 高画質で編集にも強い:XAVC SI
僕はYouTubeの撮影はXAVC HSを使うことが多くて、作品撮りではXAVC SIという感じで使い分けをしています。
色んな環境に対応させておくならXAVC Sが良いかなとも思います。
その他
大まかなスペックはこんな感じなんですが、ピクチャープロファイル、クリエイティブルック、シネマティックVlog設定のようなカラープリセットも豊富です。
内蔵マイクも音質が良くて今までのSONYカメラと違って指向性まであります。
個人的な印象としてはカメラ後方の音をとても綺麗に拾ってくれるので、風景を撮りながらナレーションを入れるみたいな使い方にバッチリです。
美肌補正や商品レビュー設定、背景ボケ切り替えなどのVLOGカムならではの機能もあるので初心者の方でも撮影を楽しめるカメラになっているとも思います。
ZV-E1を既に持っている方はこちらの記事を設定の参考にしてみてください。
ZV-E1のメリット
ここまでZV-E1のスペックについてお話したので、続いてZV-E1のメリットについてお話します。
メリットも項目に分けてお話します。
- 暗所性能
- 手ぶれ補正性能
- 歪みのなさ
- AF性能
暗所性能
メリット1つ目は暗所性能です。
ZV-E1は画素数を少なくして、1画素が受け取る光の量を多くしているおかげで高い暗所性能があります。
暗い場所での撮影はISO感度を高くして撮影するのが基本ですが、ISO感度を上げるとノイズが増えて画質が悪くなります。
なのでカメラには「最大常用ISO感度」という、ISO感度を上げてどこまでなら画質を保てるか?の目安があります。
- APS-C:32,000ほど
- フルサイズ:51,200ほど
- ZV-E1:102,400
画質は悪くなりますが、ZV-E1は拡張ISO409,600まで上げることもできます。
僕自身はこの暗所性能が目的でこのカメラを買ったんですが、α7IVでは厳しめの日没後の野生動物撮影がかなりしやすくなりました。
あとZV-E1には「デュアルベースISO」という隠し機能もあって、これを使えばF4レンズでも夜景撮影ができます。
一般的なカメラだと夜景撮影は開放F1.4とかF1.8くらいの明るいレンズを使わないと厳しいです。
汎用性が高いズームレンズはF4通しのものが多くて厳しいところですが、ZV-E1のデュアルベースISOを使えば夜景撮影できます。
通常のカメラはISO感度を上げるにつれてノイズが増えるものですが、デュアルベースISOがあるカメラだと、あるタイミングでノイズが一気に減ります。
僕がよく使う「S-Log3」ではISO12,800でノイズが減るので、中途半端に6,400や10,000などにせず12,800まで上げることでノイズを抑えた夜景撮影ができています。
もちろん他のピクチャープロファイルやクリエイティブルックなどにもデュアルベースISOがありますし、静止画でも使うことができます。
デュアルベースISOの詳しい内容は過去の記事で解説しています。
個人的には、この暗所性能の高さがZV-E1の1番の強みだと思います。
手ブレ補正性能
メリット2つ目は手ブレ補正性能です。
ZV-E1にはこれまでのSONYカメラと同様にアクティブモードがあって、より強力なダイナミックアクティブモードもあります。
そして「協調制御手ブレ補正」までも搭載されています。
協調制御手ブレ補正は、現状「α7RV」にしか搭載されていない機能で、ボディとレンズが協調して手ぶれを抑えてくれます。
対応するレンズが必要ですが、本来望遠撮影に弱いアクティブモードがこの機能のおかげで望遠でも使いやすくなっています。
僕は野鳥や動物の手持ち撮影をよくするんですが、手持ちの望遠撮影はブレを抑えるのが大変です。撮影後の編集でスタビライズすることも結構多いです。
協調制御補正のおかげでスタビライズしなくても使える映像が増えましたし、気が早いですが今年の冬は、この機能を使ってシマエナガもたくさん撮りたいなと思っています。
協調制御補正の詳しい解説は過去の記事をご覧ください。
歪みのなさ
メリット4つ目は歪みのなさです。
カメラの動画性能で気になるポイントの1つに「ローリングシャッター歪み」があります。
これは素早い被写体を撮った時やカメラを素早く振った時に発生する歪みです。よく「こんにゃく現象」とも言います。
メカシャッターがあれば写真の歪みを抑えてくれるんですが、動画では電子シャッターになるので、「写真は歪まないけど動画では歪む」というカメラは多いです。
特に望遠撮影では、少しのカメラの動きで映像全体が動くので、ローリングシャッター歪みに対してシビアになります。
そしてZV-E1はメカシャッターが無いので写真も動画も歪みが心配なんですが、センサーの読み出し速度が速いおかげで歪みが出にくいです。
素早い動きのある映像や望遠撮影でも歪みが出づらいので、安心できます。
もちろん写真用の「メカシャッター」や読み出しがさらに早い「積層型センサー」には劣ると思いますが、積層型センサーはSONYのミラレース一眼ではα1とα9シリーズにしか搭載していない、使うハードルの高いセンサーです。
ZV-E1のセンサーは積層型ではない一般的なセンサー(裏面照射型)としては優秀な性能です。
AF性能
メリット4つ目はAF性能です。
スペック紹介でもお話した通りZV-E1はAIを使った高いAF性能があります。
実際に使ってみると「被写体検出性能」的にも「追従性能」的にもかなり良いです。
枝葉の隙間から見える野鳥を撮ろうとして、α7IVでは結局認識してくれなかった場面でもZV-E1はすぐに認識してくれたりもしました。
当然ポートレートやペットの撮影でも性能を発揮してくれると思うので、本格的な動物・乗り物撮影から日常的な使い方まで安心して使えるカメラだと思います。
ZV-E1のデメリット
ここまでZV-E1のメリットをお話したので、続いてデメリットをお話します。
デメリットも項目に分けてお話します。
- 画素数
- クロップ
- レンズの重さ
- 熱停止
画素数
まずは画素数についてです。
ZV-E1は暗所性能を高める代わりに画素数が結構少なめです。
一般的なミラーレスカメラが2000万画素を超える中、ZV-E1は1210万画素なので明らかに不利です。
例えばA3以上の印刷をするような場合は心もとないですし、強めのトリミングをすると解像感が落ちるかもしれません。
このあたりが心配な方はもっと画素数が多いカメラを買った方が良いと思います。
ただ実際のところ、A3以上に印刷する用途でこのカメラを買う方もあまりいないと思いますし、SNSで使う分には500万画素もいらないと思うので、困る人は正直ほとんどいないと思います。
むしろ画素数が少ない分ファイルサイズを抑えられますし、画素数が少ないおかげで暗所性能が手に入っているわけなので個人的には全然問題なしです。
写真性能については別の記事で詳しい解説をしています。
また、スチル機として性能や操作性が上と思われるα7IVとの比較もしています。
クロップ
デメリット2つ目はクロップです。
ZV-E1には色んな機能が搭載されていますが、画角が狭くなる機能が多いので注意が必要です。
アクティブモードは1.12倍のクロップなので、20mmのレンズが23mmほどの画角になります。
ダイナミックアクティブモードは1.43倍なので、20mmが29mmほどになります。
他のカメラでもクロップはあるので、クロップを踏まえたレンズ選びはしょうがないとは思います。
ただ1.5倍クロップすることでAPS-C用レンズも使える「Super35mmモード」はα7IVでは4Kで撮れましたが、ZV-E1はFHDでしか撮影できません。
個人的にはFHDでVLOGを撮ったりもしますが「APS-C用レンズで4K撮影したかった」という方はおそらく多いだろうと思います。
ちなみに、ダイナミックアクティブモードのクロップを利用すればAPS-Cレンズで4K撮影可能で、オススメしているYouTuberなどもいるようです。
ただこれは、メーカーも想定していないレンズの使い方で画質が著しく落ちるので全くオススメしません。
レンズの重さ
デメリット3つ目はレンズの重さです。
ZV-E1はフルサイズ機としては超軽量ですが、レンズはあくまでフルサイズ用です。
カメラ本体より重いレンズも多いので、レンズの選び方次第で気軽に撮れるかが大きく変わります。
歩きの映像に躍動感を出したり、自撮りもしたいという場合は「SELP1635G」ならダイナミックアクティブモードの運用ができます。
「SEL20F18G」や「SEL24F28G」あたりはアクティブモードでの運用ができそうです。
162gしかないSEL24F28Gは軽量ジンバルの運用もできるので、選択肢に入れてみても良いかもしれません。
いづれにしろ軽いカメラとは言え、レンズ選びは油断できないという感じがします。
ZV-E1のレンズの選び方やおすすめレンズを紹介した記事もあります。
熱停止
デメリット4つ目は熱停止です。
ZV-E1は冷却ファンが搭載されているわけでもなくて、他のカメラと比べて熱には弱いと思います。
発売前から騒がれていて気になる方も多いようなので、買ってすぐに熱停止検証もやっています。
設定を細かく変えて検証しているので、この結果は確認しておくのをオススメします。
25度の室内で検証をして、結果としては20分くらいで止まる設定もあれば、逆にどれだけでも撮れそうなので1時間30分で打ち切った設定も結構ありました。
熱の出やすさはフレームレートやビットレートでも大きく変わります。
当然4K60Pの600Mbpsで撮ったりすれば熱が出ますし、同じ4K60PでもXAVC HS 100Mbpsだと打切りまで熱停止しませんでした。
他のカメラと比べて熱に弱いと言っても、モニターを開いて熱が篭りにくくしたり、少し抑えめのビットレートを選んだりすればかなり改善します。
空冷ファンを内蔵したカメラでなければ、熱停止はどのカメラでも起こる時は起こると思っていて、今まで「α7IV」や「α1」も熱で騒がれてます。
絶対熱停止させたくない場合はFX3やFX30などを選ぶと良いと思いますし、一応デメリットに挙げてますが個人的には長回しもそこまでやらないので心配してないところです。
ZV-E1を買った方が良い人
ここまでZV-E1のデメリットをお話したので、続いてZV-E1を買った方が良い人についてお話します。
ざっくり言うと、今までお伝えしたメリットに魅力を感じてデメリットが気にならない人ということになります。
さらに、個人的に特に重要だなと思う部分をピックアップしたいと思います。
ということで特に重要だと思う部分ですが、やっぱり暗所性能だと思います。
ZV-E1はVLOGCAMとして売り出されてますが、このカメラの強みはVLOGが撮りやすいことではなく暗所性能だと思います。
ZV-E1のセンサーは「α7SIII」や「FX3」と同じものと言われているんですが、この2機種は現状だと1.5倍以上の値段がしますし、中古と比べてもZV-E1の方が安いくらいです。
ZV-E1はVLOGCAMとしては相当高いカメラですが、この2機種と同じセンサーが使えるのはかなりコスパが良いです。
僕の感覚としては高性能のセンサーにおまけでVLOG機能がついてきたという感じなので、この暗所性能に魅力を感じる人は買った方が良いと思います。
ちなみにα7SIVを待っている方も多いと思いますが、これまでのSシリーズのスペックを見ると、実は拡張409600の暗所性能は初代から変わっていません。
デュアルベースISOのようなプラスαの機能は出るかもしれませんが、根本的な性能アップは結構難しいんじゃないかなと思ったりもします。
あとはやっぱり熱停止が大きなリスクにならない人だと思います。
先ほどもお伝えした通り、設定などで熱の発生を抑えられますが、当然限界もあります。
個人で動画を撮る分には良いですが、チームがいたり環境を自分でコントロールできない中で熱停止がチラつくのは流石に厳しいので「熱停止もあるかもな」くらいで捉えられる人が買うべきだと思います。
ちなみにZV-E1と同じく動画向けのカメラ「FX30」と比較した記事もあるのでよければ参考にしてみてください。
ZV-E10との比較もしています。
ZV-E1おすすめ機材
ここまでZV-E1を買った方が良い人についてお話したので、最後にオススメ機材を紹介します。
ZV-E1はマイクの性能も良いですし、手持ちで歩き撮りもできます。
正直、最初はカメラとレンズとグリップくらいあれば十分撮影を楽しめると思います。
ただそこから映像の質を上げていきたいならジンバルを使って欲しいです。
おすすめジンバル
僕がZV-E1での作品撮りに使うジンバルは「RS3 Mini」ですが、軽さと性能と値段のバランスがとても良くてZV-E1にも相性が良いです。
353gのSELP1635Gを使うことが多くなりそうですが、800gくらいのレンズも載るのでこれ以上のパワーが必要になる場面はほぼ無いと思いますし、僕の場合だと全くそういうことはありません。
Bluetooth接続で録画停止だけでなく、電動ズームも使えますし、ジョイスティックや旋回スピードの調整も細かくできます。
発売されたばかりの「CRANE M3S」もそれなりの重さに耐えられるそうですが、スペックを見た感じだと400~500gくらいまでのようなので、RS3Miniの方が安心感があります。
ZV-E1で作品撮りなどにも挑戦したいという方にはRS3Miniはとてもオススメのジンバルです。
細かい設定はできなくても良いからVLOGなどを気軽に滑らかに撮りたいという方は、少し軽めの「CRANE M2S」がオススメです。
RS3Miniよりパワーが落ちるので、レンズは250gくらいまでに抑えておきたいところです。レンズの選択肢は結構狭まります。
SEL24F28Gなら162gしかないので片手自撮りも楽にできます。
もう少しパワーが欲しいという場合は200gくらい重くなりますが、CRANE M3やM3Sを選ぶと良いのかなと思います。
アクティブモードやダイナミックアクティブモードはZV-E1の強みではあるんですが、カメラ単体ではどうしても補正の限界があります。
ZV-E1の撮影に慣れてきてより滑らかな映像を撮りたいとなったら、ジンバルも検討してみると良いと思います。
今回はZV-E1の1ヶ月まとめレビューをやってきました。
検証もたくさんやって性能をよく知ることができましたが、他のカメラとの比較や星も撮りたいと思っているので、その辺もまた動画にできればと思います。
正直ここまで自分の用途に合ってるカメラは今までなかったので、今後もたっぷり使っていきたいと思います。
購入はSONYストアがオススメ
ちなみにZV-E1を購入するならSONYストアが一番おすすめです。
アカウントを作って購入するだけで次のメリットがあります。
- 10%OFFクーポン(初回も使える)
- メーカー3年保証が無料
- 定期的にクーポン配布
SONYストアの価格はパッ見だと高く感じるんですが、そこから10%OFFですし1年の無料保証が3年になるので、実はかなり安いです。
さらに「αあんしんプログラム」に入ると15%OFFクーポンやレンズの長期保証クーポンがもらえますが、こちらは月額550円かかりますので、必要に応じて考えればOKです。
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