SONY ZV-E10用の「神レンズ」はどれ?ZV-E10と相性抜群のレンズを10本紹介!

SONY ZV-E10の神レンズはどれ?ZV-E10に相性抜群のレンズ10本を紹介

今回はSONY ZV-E10用の神レンズを紹介します。

と言っても、レンズの評価は用途や求める性能によって全然違います。

言い方を変えると「誰にとっても神」というレンズはまずありません。

なので今回は、ZV-E10用のレンズの選び方を解説した上で、自分にとっての神レンズとなり得る魅力的なレンズを紹介します。

Sponsored Links

目次

ZV-E10用レンズの選び方

まずはZV-E10用のレンズの選び方についてお話します。

ZV-E10の仕様についても触れながらお話していきます。

お話するのは次の6項目です。

  • 焦点距離
  • 開放F値
  • 手ぶれ補正
  • 重さ
  • センサー
  • アクティブモード

焦点距離

焦点距離は写真や動画の映る範囲である画角を決めるものです。

焦点距離と画角の関係は大まかには次のとおりです。

  • 〜35mm:広角
  • 35〜85mm:標準
  • 85mm〜:望遠

広角は広い風景や建物を撮ったり動画の歩き撮影などに向いています。

標準は人や物に注目したり、スナップ撮影などにも向いています。

望遠は遠くの被写体を撮ったり、圧縮効果を出すのに向いています。

用途や被写体に合わせて焦点距離を選びましょう。

またZV-E10はAPS-C機なので、焦点距離を1.5倍して画角を考えます。

例えば24mmのレンズなら36mmの標準画角になるので注意してください。

開放F値

F値は写真や動画の明るさを決めるもので、撮影中に調整できます。

そして開放F値はレンズが使える最低のF値のことです。

開放F値が小さいほどそのレンズは明るく撮れるということになります。

明るさの目安は次のとおりです。

  • 〜F2.0:とても明るい
  • 〜F2.8:明るい
  • 〜F4.0:暗い
  • F4.0〜:とても暗い

夜景など暗い環境で撮るならF2.0以下のレンズが安心です。

また、F値はボケの強さにも影響します。

ボケを活かした表現をするなら開放F値の小さいレンズを選ぶと良いです。

手ぶれ補正

手ぶれ補正があると写真や動画のブレを抑えることができます。

ZV-E10の電子式補正は動画でしか使うことができません

なので手ぶれ補正を搭載したレンズの方が安心です。

ただ、シャッタースピードを短く設定すれば手ぶれ補正が無くてもブレを抑えることはできます。

広角や標準画角あたりならブレも出にくいので、個人的には望遠レンズなら手ぶれ補正が欲しいと感じます。

重さ

レンズの重さによって撮影の負担だけでなく、使える機材も変わります。

三脚やジンバルには最大積載重量(ペイロード)があるので、これを超えるとカメラやレンズを載せることができません。

レンズが小さいほどいろんな機材に対応できるというわけです。

重さの感じ方は人によって違いますが、筆者の印象としては次のとおり。

  • 〜200g:軽い
  • 〜300g:軽め
  • 〜400g:重め
  • 400g〜:重い

レンズの重さは開放F値や焦点距離次第なので、一概には言えません。

ただ200gを切ると特に軽くて使いやすいレンズというのは言えると思います。

センサー

レンズには対応しているセンサーサイズがあります。

ZV-E10はAPS-C機なので、APS-C用レンズが使えます。

そして実は、フルサイズ用レンズも使うことができます。

ただフルサイズ用レンズは高額で重いものが多いのでZV-E10の強みを活かせない可能性が高いです。

今回はZV-E10とも相性が良いAPS-C用に絞ってレンズを紹介します。

アクティブモード

ZV-E10の動画用手ぶれ補正である「アクティブモード」は画角が1.44倍狭くなります。

例えば16mmのレンズでアクティブモードを使うと次のような計算が必要です。

16×1.5×1.44=34.5mm

16mmのレンズが35mmの標準画角になるので、画角に余裕をもったレンズ選びが必要です。

アクティブモードを使う方は注意してください。

ちなみに、α7IVやα6700で使える「光学式アクティブモード」は純正レンズでないと補正効果が落ちます。

ただZV-E10の電子式アクティブモードは他社製でも効果は落ちません。

ZV-E10の単焦点レンズ

まずはZV-E10用の単焦点レンズを3本紹介していきます。

暗い場所に強くて、ボケを活かした表現にも使えるレンズですね

値段は2023年9月時点のamazon価格を丸めて表示します。

SIGMA 16mm F1.4 DC DN

  • 焦 点 距 離:16mm(換算24)
  • F    値:F1.4
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:405g
  • 値   段:45,000円

まずはSIGMAの単焦点広角レンズです。

開放F1.4の強力な明るさ換算24mmの広角で夜景が撮りやすいレンズです。

筆者もこのレンズで星や夜景をたっぷり撮影してきました

ただ405gということでかなり重いです。

値段は45,000円ほどということで、コスパの良いレンズだと思います。

SIGMA 30mm F1.4 DC DN

  • 焦 点 距 離:30mm(換算45)
  • F    値:F1.4
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:265g
  • 値   段:35,000円

続いてもSIGMAの単焦点レンズです。

やはり開放F1.4の明るさがありますが、こちらは換算45mmの標準画角です。

明るさを活かした夜景スナップや、ボケを活かした物撮り・ポートレートにもオススメ。

しかも265gということで比較的軽量。

値段は35,000円なのでコスパもかなり高いレンズだと思います。

SIGMA 56mm F1.4 DC DN

  • 焦 点 距 離:56mm(換算84)
  • F    値:F1.4
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:280g
  • 値   段:45,000円

3本目に紹介するのもSIGMAの単焦点レンズです。

SIGMAは高性能で手頃なレンズも多いので、やはりオススメしたくなります。

このレンズも開放F1.4で画角は換算84mm。標準から望遠のいわゆる中望遠画角ですね。

中望遠はポートレートに最適な画角と言われることも多いです。

標準や広角と比べると用途は絞られてきますが、人を撮るならかなり良い選択になると思います。

ZV-E10のズームレンズ

続いてZV-E10用のズームレンズを3本紹介します。

焦点距離を変えられるので汎用性が高いレンズになります。

TAMRON 11-20mm F/2.8

  • 焦 点 距 離:11-20mm(換算17-30)
  • F    値:F2.8
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:335g
  • 値   段:76,000円

まずはTAMRONの広角ズームレンズです。

広角端17mmの超広角が撮れるのがこのレンズの大きな特徴。

アクティブモードのクロップを考えても24mmの広角で撮ることができます。

しかも開放F2.8の明るさがあるので、暗い場所にも強めです。

望遠端30mmなら背景をボカした物撮りにも使えます。

少し重めではありますが、明るさを備えた広角ズームは心強いですね。

TAMRON 17-70 F/2.8

  • 焦 点 距 離:17-70mm(換算26-105)
  • F    値:F2.8
  • 手ぶれ補正:あり
  • 重   さ:525g
  • 値   段:84,000円

続いてもTAMRONのレンズです。

こちらは広角26mmから望遠105mmまでをカバーする標準ズームレンズになります。

11-20mmと同じくF2.8の明るさがあります。

広角側では風景が撮れて望遠側ではポートレートや物撮りにも良いです。

もっと強い明るさやボケが必要でない限り、これ1本でかなり多くの場面をカバーできるはずです。

ただ重さが525gあるので、負担は大きめです。

SIGMA 18-50 F2.8 DC DN

  • 焦 点 距 離:18-50mm(換算27-75)
  • F    値:F2.8
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:290g
  • 値   段:58,000円

続いてはSIGMAの標準ズームレンズです。

TAMRONの17-70と比べると、画角の選択肢は狭まります。

ただ重さは半分ほどで値段も安く、明るさは同じF2.8です。

広角端27mmと望遠端75mmに不満がないなら、かなり良い選択になると思います。

ZV-E10の軽量レンズ

最後にZV-E10用の軽量レンズを4本紹介します。

軽量コンパクトなZV-E10なので、レンズも軽量なものを選びたいところですね。

SELP1650

  • 焦 点 距 離:16-50mm(換算24-75)
  • F    値:F3.5-5.6
  • 手ぶれ補正:あり
  • 重   さ:116g
  • 値   段:26,000円

こちらはキットレンズのSELP1650です。

このレンズは正直言って解像力もないですし、明るくもありません

ただ116gの圧倒的な軽さと風景からポートレートまで撮れる画角の選択肢があります。

しかも手ぶれ補正がついているので、アクティブモードは要らないけど細かいブレは抑えたいという場面で重宝します。

さらにはパワーズームもついている多機能具合。

キットレンズながら、実はかなりコスパの良いレンズです。

SELP1020G

  • 焦 点 距 離:10-20mm(換算15-30)
  • F    値:F4.0
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:178g
  • 値   段:87,000円

続いても純正で、広角ズームレンズになります。

超広角15mmから撮影できるので、TAMRON11-20mmを暗くしたようなイメージです。

アクティブモードでも22mmで撮影可能。

夜景撮影などには向いていませんが、日中屋外ではもちろん問題ありません。

パワーズームがついているので、指一本で一定速度のズームができます。

178gの軽さもあってZV-E10とも相性バッチリ。APS-C用広角ズームの定番です。

SEL11F18

  • 焦 点 距 離:11mm(換算17)
  • F    値:F1.8
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:181g
  • 値   段:63,000円

こちらも純正で、広角の単焦点レンズです。

超広角17mmで開放F1.8の明るさがあるので、背景をボカした自撮りや夜の歩き撮影に良いです。

181gの超軽量ですし、SONY純正としては比較的安価なのも嬉しいポイント。

SEL15F14G

  • 焦 点 距 離:15mm(換算23)
  • F    値:F1.4
  • 手ぶれ補正:なし
  • 重   さ:219g
  • 値   段:90,000円

最後に紹介するのは明るい広角単焦点レンズ。

F1.4の強力な明るさと換算23mmの広角で夜景撮影にもバッチリ。

筆者は以前SIGMA 16mm F1.4を使っていましたが、こちらのレンズに乗り換えました。

同じF1.4の明るさなのに重さが半分で、動画にも使いやすいからです。

静止画メインであればSIGMAも十分良いですが、動画も考えるとこの軽さは魅力的です。

ZV-E10の神レンズまとめ

今回はZV-E10用のオススメレンズを紹介しました。

冒頭にもお伝えしたとおり、「誰にとっても神」というレンズはまずありません

人によって用途も求める性能も違うのですから、同じレンズに対する評価は違って当たり前です。

その人にとってベストな選択ができた時に初めて「神レンズ」になるので、じっくり考えて自分だけの神レンズを見つけてもらいたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次