新宿の都庁展望台から望む夜景【この景色が無料】

sigma 16mm f1.4 dc dnで撮影した夜景
カメラ男子

新宿の都庁展望台って無料で夜景が見れるらしい。どんな景色なの?

そんな方に向けた記事です。都庁展望台の夜景を紹介するため、筆者自ら撮影に行ってきました。

この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景を撮影しています。

今回は夜景スポットに関する記事を書くため東京に出張し、都庁展望台にも行ってきました。

ということで「新宿の都庁展望台から望む夜景【この景色が無料】」というテーマでお話していきます。

Sponsored Links

目次

都庁展望台の夜景【この景色が無料】

新宿にある都庁展望台では素晴らしい夜景を無料で楽しめます。

最初に、筆者が実際に行って撮影した写真をご紹介します。

都庁展望台から見る夕日
都庁展望台から見る夕日

12月13日の17時頃、新宿駅から徒歩10分で東京都庁に到着。

入場料は無料で、専用エレベーターに乗る前に軽い荷物検査があります。

都庁展望台に上がると、夕日が沈んだ直後で、空がうっすら赤みがかっていました。

都庁展望台は地上202mの高さにあるので、ほとんどの建物を上から見下ろすことができます。上の写真は展望台から西側を見ていますが、他の方角の夜景も楽しめます。

都庁展望台から見る東京タワー
都庁展望台から見る東京タワー

東側の窓からは東京タワーやスカイツリーも見えます。さすがに距離があって大きくは見えませんが、「あの建物は何だろう」とか「あれは何の光?」なんて考えながら夜景を見ていると、あっという間に時間が経ってしまいます。

続いて、写真撮影の際に注意すべきことについて解説していきます。

都庁展望台で夜景撮影するときの注意点

都庁展望台での夜景撮影で注意すべきことは下記の通りです。

  • 写り込みを極力減らす
  • 窓が汚れていない場所を選ぶ
  • 三脚は使えない

それぞれについて解説します。

写り込みを極力減らす

都庁展望台では窓越しに夜景を見るので、窓に室内の様子が映り込んでしまいます。しかも都庁展望台の中は結構明るいので、写り込みし易い環境です。

写り込みを防ぐ方法としては、1.写り込みが少ない場所を探す。2.カメラを窓に近づける。3.ジャケットなどで窓とカメラを覆う。の3つが挙げられます。

筆者は上記3つの対策をしましたが、完璧には写り込みを防げませんでした。(そしてジャケットで窓覆うのは恥ずかしい)

肉眼で見るとすごく綺麗な夜景でも、写真にすると写り込みのせいで台無しになる場合があるのでしっかり対策しましょう。

窓の汚れていない場所を選ぶ

都庁展望台の窓は人が触れる距離にあるので、結構汚れています

先ほどの写り込みと同様、肉眼では綺麗に見えているのに、写真にすると汚れが目立つ場合があります。

写り込みを防ぐためにカメラを窓に近づけたのは良いけど、その場所がちょうど汚れていたら、正直その写真は見れたものではありません。

汚れていない場所を選ぶか、ティッシュで拭くなどして、窓が綺麗な状態で撮影しましょう。

三脚は使えない

都庁展望台では三脚は使えません。

夜景を撮るなら手ブレ防止のために三脚を使いたいですし、写り込み対策のために片手は空けておきたいところですが、残念ながら禁止されています。

ただ、場所によっては窓の下に平場があって、そこにカメラを置くことができます。筆者もその平場を利用して、シャッタースピード(SS)を長くして撮影できました。

ここまで都庁展望台での夜景撮影で注意すべきことを解説しました。

続いて、筆者が撮影のときに使用したカメラの設定を写真と一緒に紹介します。

都庁展望台でのカメラの設定

筆者が撮影した際のカメラの設定を紹介します。

都庁展望台から西側の夜景
都庁展望台から西側の夜景

都庁西側の夜景です。

露出を確保するためにSSは最大の30秒に設定しています。手持ちで30秒だと確実に手ブレしますので、先ほど紹介した平場にカメラを置いて撮影します。

また、全体にピントが合うように絞りは10に設定。これ以上絞りを上げると露出が確保されず、暗くなってしまうので10にしました。

ただ、ISOを上げれば露出が確保されるので、ISOを若干上げて(上げすぎるとノイズが出る)、絞りも上げるという手もあったかなと思います。

都庁の青いライトアップ
都庁の青いライトアップ

こちらはカメラを下に向けて撮影した写真。都庁の青色ライトアップが映り込んでいます。(無くてよかったんですが)

平場にカメラを置いた状態では下を撮れないので、手持ちでの撮影になります。

まずは手ブレしないようにSSを設定します。今回は少し余裕を持って40分の1秒に設定しました。

手ブレしないためのSSはレンズの焦点距離で決めると良いと言われています。今回使用したレンズは焦点距離16mmです。センサーがAPS-Cなのでフルサイズ換算すると24mmになります。この場合、手ブレしないSSは24分の1秒ということになります。

つまり、焦点距離分の1秒が手ブレしないSSということです。

センサーがAPS-Cなのでややこしくなりましたが、フルサイズを使っている方はレンズの焦点距離をそのまま使うだけなので簡単です。

SSが決まったところで、次は絞りです。

本来ならピントを全体に合わせるため、絞りをある程度大きくしたいところですが、SSで露出を稼げない分絞りは小さくしなければなりません

ISOも含めて検討した結果、絞りを最低の1.4にしてやっとISOを1600に抑えられるといった感じ。これ以上ISOを大きくするとノイズが目立ちます。

手持ちの夜景撮影はちょうど良い設定を探すのが難しいです。

ここまで、筆者のカメラ設定を紹介しました。続いて、夜景撮影スポットとしての都庁展望台を評価します。

都庁展望台の評価

都庁展望台の評価は下記の通りです。

  • 総合評価 4.1
  • 魅力度  4.1
  • アクセス 4.0
  • 混雑   3.5
  • 料金   5.0

都庁展望台の評価は4.1です

無料で東京の夜景が楽しめる素晴らしいスポットです。新宿駅から徒歩10分ということでアクセスも良好。

日や時間帯によるのかもしれませんが、筆者が訪れた金曜夜はかなり混雑していて撮影場所を探すのに手間取りました。そういえば、外国人がとても多かったです。海外では観光スポットとして有名なのでしょうか。

最後にまとめです。

まとめ

今回は新宿の都庁展望台から望む夜景【この景色が無料】というテーマで記事を書きました。

都庁展望台では高さ202mからの素晴らしい夜景を無料で楽しめますが、写真撮影にあたっては

1.写り込み 2.窓の汚れ 3.三脚が使えない

この3つに気をつけて撮影してください。三脚は使えませんが、窓の下に平場があるので、これを使えば手ブレを防ぐことができますよ。

また、日や時間によっては混雑が予想されますので、ご留意を。

以上。この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次