東京駅の夜景見るならKITTE屋上庭園へ【間違いない】

三脚を使用せず撮影した東京駅の夜景
カメラ女子

東京駅の夜景が見たいけど、どこかお勧めのスポットはないかな?

そんな方に、「KITTE屋上庭園」を紹介します。東京駅を撮影するのにバッチリのポジションで、かなりオススメです。

この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景撮影しています。

そんな筆者も東京駅の夜景ビュースポットを探していたところ、「KITTE丸の内の屋上庭園」を知り、実際に行ってみました。

ということで今回は「東京駅の夜景見るならKITTE屋上庭園へ」というテーマで記事を書きます。

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目次

KITTE屋上庭園から見る東京駅夜景

東京駅の夜景を見るならKITTE丸の内の屋上庭園をお勧めします。

それは、下記の3つの理由があるからです。

  • 1.奥行きのある東京駅が見れる
  • 2.無料で入れる
  • 3.意外と混雑してない

それぞれについて解説していきます。

奥行きのある東京駅が見れる

KITTEから見た東京駅の夜景
KITTEから見た東京駅の夜景

段下から見ている東京駅は、何かしら障害物があって全体を見通し辛いし、正面なら障害物は少ないけど、建物に奥行き感がありません

KITTE丸の内の屋上庭園は東京駅の屋根より少し高い位置なので、障害物はありません。また、建物を斜めに見ることができるので、建物の奥行きが感じられて迫力があります

迫力ある景色になるのは、屋根より「少し」高いのがポイントになっています。

高すぎると、見たくもない屋根ばかり見えてしまうし、屋根と同じ高さだと奥行き感が無くなります。低いと障害物が出てくるので、屋根より少し高いこの位置が絶妙なのです。

無料で入れる

KITTE丸の内屋上庭園は無料で入れます。

KITTE丸の内自体はショッピングモールなので、当たり前ですが難なく入れます

東京駅丸の内南口を出て、すぐ左にある白い建物の6階にエスカレーターで上がれば、屋上庭園に到着です。

個人的にはお金とられても良いと思ってます。

意外と混雑してない

KITTE丸の内の屋上庭園
KITTE丸の内の屋上庭園

屋上庭園は芝生とウッドデッキのある綺麗な庭園です。ベンチもあるので買い物疲れした時の休憩に使っても良いです。

左奥に人が集まって見えるのが撮影ポジションですが、休日の夜にも関わらず並んだりすることもなく写真が撮れました。まだあまり知られていないスポットなのかもしれません。

混雑している場合でも数人順番を待てば、良いポジションにありつけるでしょう。

KITTE丸の内屋上庭園が東京駅夜景を見るのに適している理由を紹介しました。

次は、写真撮影を考えている方に向けて、注意点をお話しします。

2.KITTE屋上庭園の撮影で注意すること

KITTE屋上庭園から東京駅を撮影する場合の注意点をお話します。

注意点は下記の3つです。

  • 1.三脚は禁止
  • 2.長居するとちょっと迷惑
  • 3.日中にビル影があると迫力減

それぞれ解説していきます。

三脚使用は禁止

KITTE丸の内屋上庭園では三脚の使用は禁止です。

夜景撮影では光を多く取り込むためにシャッタースピード(SS)が長くなり、どうしても手ブレしやすくなります

三脚が使用できずSSを長くできないので、絞り値を小さくしたりISOを大きくして対応しましょう。

ちなみに筆者は、手すりに腕をしっかり乗せて手ブレしないよう撮影しました。

長居するとちょっと迷惑

先ほど紹介した撮影ポジションは、あまり広くありません。

混雑していなければ東京駅をゆっくり眺めてても良いと思いますが、混雑状態で長居してしまうと他のお客さんに迷惑がかかるかもしれません。ポジションにこだわる人もいると思いますし。

混雑している時は、写真を撮って、眼に風景を焼き付けたら早めに順番を譲りましょう。

日中にビル影があると迫力減

夕焼け時間帯の東京駅はどんな感じかなと思い、撮影に来ました。

日中の東京駅
日中の東京駅

ビルの影が東京駅にかかって少し残念な感じ

太陽が高い位置にある時間帯なら、日のあたる東京駅を見られると思いますが、夕方時間帯は迫力ある東京駅は見れない可能性が高いです。

夜景は安定の綺麗さですが、日中に来る場合はビル影のことを頭に入れておいた方が良いかもしれません。

屋上庭園での撮影注意点をお話しました。

次はせっかくなので、屋上庭園にこだわらずに写真と撮影時のカメラ設定を紹介します。

東京駅夜景撮影のカメラ設定

KITTE屋上庭園にこだわらず、東京駅夜景を紹介していきます。

カメラの設定も参考に載せておきます。

KITTE屋上庭園から

KITTEから見た東京駅の夜景
KITTEから見た東京駅の夜景

先ほども紹介したKITTE屋上庭園から撮影した写真。

構図で意識したのは「三分割法」です。写真を縦横三分割したときの分割線の交点に被写体があると安定した写真になります

この写真では分割した時の右下の交点に東京駅の写したい部分を配置しています。

カメラの設定は絞り値1.6、SS40分の1、ISO1000です。

手ブレしないSSにしつつも明るさ(露出)を保とうとすると、絞り値を小さくするかISOを上げるしかありません。ISOを上げすぎるとノイズで写真がザラつくので、1000に抑え、絞りはほぼ最小の1.6です。

絞りを小さくすると被写界深度(ピントが合う距離)が狭くなるので、ピントが写したい部分に合っているかしっかり確認して撮影します。

正面から

ライトアップされた東京駅
ライトアップされた東京駅

続いて正面から撮影した東京駅です。

人がたくさん入って残念な感じですね。三脚を用意してSSを長くすれば、歩いている人を消したり残像だけにすることができます。立っている人は消せませんが。

そのつもりで三脚を持ってきていたのですが、カメラと三脚を接続する部品を忘れたので泣く泣く手持ちで撮影しました。

この写真も手ブレしないよう、絞り値を小さくして、ISOをノイズが出ない程度まで上げて撮影しています。

ケヤキのイルミネーション

東京駅とケヤキのイルミネーション
東京駅とケヤキのイルミネーション

縦構図で撮ったので少し大きくなってしまいました。

欅のイルミネーションと東京駅です。

先ほども説明した通り、手持ちの夜景撮影では絞り値を小さくせざるを得ないので、絞り値の小ささを逆に利用してイルミネーションをボカしてみました

もう少しケヤキに近寄ってボケを大きくしたかったのですが、ケヤキの周囲はベンチで囲まれていたので近づけませんでした。(ベンチに靴で上がる迷惑な人もいましたが)

こちらの写真の設定も上2つの写真とそんなに変わりませんが、「圧縮効果」で東京駅を大きく見せるように「望遠レンズ」で撮影しています。

東京駅の写真とカメラの設定をご紹介しました。

続いて、KITTE屋上庭園から見る東京駅を評価します。

KITTE屋上庭園から見る東京駅を評価

KITTE屋上庭園から見る東京駅の評価は次の通りです。

  • 総合評価 4.4
  • 魅力度  4.3
  • アクセス 4.8
  • 混雑   4.0
  • 料金   5.0

総合評価は4.4です

迫力ある東京駅が見られてアクセス抜群、そして無料という素晴らしいスポットです。

日によっては混雑することもあるかもしれませんが、少し順番を待てば良いポジションで東京駅を一望できます。認知度が低いうちに行った方が良いかもしれませんね。

最後にこの記事のまとめです。

まとめ

今回は「東京駅の夜景を見るならKITTE屋上庭園へ」というテーマで記事を書きました。

KITTE丸の内屋上庭園からは絶妙な高さと角度で、素晴らしい東京駅夜景が見られます。

写真を撮る場合は、三脚禁止なので手ブレに注意して撮影してください。三分割法の右下の交点に建物を配置すると良い構図になると思います。

以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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