飛行機で疲れない方法が知りたいです。オススメの解消グッズもあったら教えて欲しいな
そんな方に向けて、疲れにくい座り方や疲れを解消するグッズを紹介します。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。撮影のために全国を飛び回るので、移動中に疲れないよう色んな対策をしています。
今回紹介するのは、そんな筆者が自信を持ってオススメする方法です。
ということで今回は「飛行機で疲れない方法【解消グッズと座り方でバッチリ対策】」というテーマで記事を書きます。
飛行機で疲れない方法【座り方】
「これだけで疲れない」という座り方は無い
残念ながら、飛行機で「こうすれば疲れない」という座り方はありません。
なぜなら、疲れの原因は同じ姿勢でいることだからです。
どんなに楽な姿勢でもどこかに負担はかかっており、寝ている時でさえ負担はかかるので人は寝返りを打ちます。
寝てても姿勢を変える必要があるのだから、座っている時はなおさらです。
なのでまず、飛行機では同じ姿勢を続けないことを意識しましょう。
姿勢のローテーション
ここからは具体的な方法を紹介します。
下記のローテーションを行うことで、身体に生じた負担を分散・解消します。
- 1.リクライニング+足伸ばし
- 2.骨盤を立てて背筋を伸ばす
- 3.ストレッチ
- 4.トイレに行く
順番は特に考える必要はありません。
それぞれ解説します。
リクライニング+足伸ばし
リクライニングを倒して、足を伸ばします。
この座り方は身体の負担が分散されるので、機内で最も長く続けられる座り方でしょう。
フットレストがあると腰の負担が減り、血流の滞りを解消します。
余計な荷物を床に置いていると足を伸ばす邪魔になったりするので、荷物はできるだけ荷物棚に入れるようにしましょう。
骨盤を立てて背筋を伸ばす
背筋を伸ばしてリクライニングに頼らず座ります。
リクライニングに頼った座り方を長く続けると、腰から首にかけて疲れが溜まります。
たまに背筋を伸ばして座ることで首や肩も動きますし、肺に空気が入ってリフレッシュできますよ。
ただ、スマホや本を見るために下を向き続けると、いつの間にか猫背になって「隠れ酸欠」が起きたりします。
読書などはできるだけ高い目線でするようにしましょう。
ストレッチ
機内では下半身の血流が悪くなりやすいので、ストレッチも取り入れましょう。
下記の手順で血流の滞りが解消します。
- 1.片足を伸ばす
- 2.かかとを押し出す
- 3.つま先を伸ばす
- 4.2と3を5回繰り返す
- 5.足首を左右3回ずつ回す
- 6.反対の足も同様に
足指のグーパー運動も効果があります。
効果的にストレッチするにはスリッパを履くのが自由度も高くてオススメです。
トイレに行く
トイレを理由に少し歩いてみるのも良いです。
ちょっと歩くだけで足の血流改善や腰の負担を解消してくれます。
もう1つ大事なのが、水分をしっかり摂るということ。
トイレに行きたくないという理由で水分を摂らない方もいますが、水分不足は疲労物質を溜める原因となります。
水分をしっかり摂って、トイレに行くことは疲れ解消方法として思っている以上に優秀です。
「すぐに使える飛行機で疲れない方法」を紹介しました。気をつけるべきは「座り方」というより「同じ姿勢を続けないこと」です。
トイレに行ったりストレッチして疲れを溜めないようにしましょう。
飛行機で疲れない方法【解消グッズ】
ここでは、飛行機での疲れを解消するグッズを紹介します。
紹介するのは下記の5つです。
- ノイズキャンセリングイヤホン
- ネックピロー
- アイマスク
- フットレスト
- スリッパ
それでは紹介します。
ノイズキャンセリングイヤホン
解消グッズ1つ目はノイズキャンセリングイヤホンです。
飛行機内の音の強さは70〜80dbと言われ、人が快適に過ごせる40〜50dbを大きく超えています。
耳栓も騒音対策にはなりますが、ノイズキャンセリングイヤホンとの効果は月とスッポンです。
耳栓は音を抑えるのに対し、ノイズキャンセリングイヤホンは騒音と逆波形の音を発生させて「騒音を消す」効果があります。
抑えるのと消すのでは次元が違うのです。
筆者がお勧めするのは「Boseのcomfort 20」という商品です。
主流のメーカーはSONYとBoseですが、ノイズキャンセリング性能ではBoseの方が上で音質も良いです。
値段は30,000円前後と高額ですが、性能と機内での快適さを考えれば買って損はありません。
飛行機に頻繁に乗る方や普段使いする方は購入すると良いでしょう。
ちなみに、ワイヤレスイヤホンは「電波を発する機器」なので、航空会社によっては使用できません。なので筆者は、あえて「有線式」を選んでいます。
Bose ノイズキャンセリングイヤホン 有線 アップルネックピロー
解消グッズ2つ目はネックピローです。
ネックピローとは「首に巻く枕」のことです。
座ったまま寝ると、首がグラついて寝違えたり、隣の人にぶつかったりしますが、ネックピローがあれば首を優しく固定できます。
筆者がオススメするのは「Pureflyのネックピロー」です。
このネックピローは空気で膨らませるタイプなので収納性が良く、カバーは外して洗えるので清潔。
肌触りも良くて価格も2,500円ほどなので、皆さんにおすすめできる商品です。
レビュー記事も書いているので良ければ参考にしてください。
Metene ネックピロー 洗える ポーチ付(Pureflyが売り切れの場合は機能が全く同じMeteneをご購入ください)
アイマスク
解消グッズ3つ目はアイマスクです。
飛行機内では照明を自由に消せなかったり、飛行機が傾くたびに日光がチラチラ差し込んだりして、なかなか眠りにつけなかったりします。
また、普通のアイマスクだと鼻の周辺に結構隙間ができて十分に遮光できません。
筆者がオススメするアイマスクは立体構造で、隙間を作りません。また、低反発を売りにしているだけあって圧迫感もないので付け心地が良いです。
おまけで耳栓と収納袋も付いているので、ノイズキャンセリングイヤホンは高くてちょっと、、、という方はこちらをまず買ってみて良いかもしれません。
アイマスク 立体 圧迫なし (耳栓と収納袋付き)フットレスト
解消グッズ4つ目はフットレストです。
フットレストは腰への負担を軽減したり、足の位置を上げることで血が滞る対策になります。
実は紹介するグッズの中で、フットレストだけは筆者も持っていません。
できるだけ荷物を減らしたいのと、血流の改善は姿勢を変えるだけで十分。腰痛持ちというわけでもありませんから。
逆に、移動中の身軽さより身体の負担軽減を重要視する方は購入することをオススメします。
紹介するのはamazonでもレビューの高い商品で、お値段は1,500円ほど。収納性や使用感も良さそうです。
フットレスト 車 新幹線 飛行機スリッパ
最後に紹介する解消グッズはスリッパです。
スリッパならストレッチがし易いですし、靴より圧迫感が無く開放的なのもメリットです。
筆者は使ったスリッパを何度も鞄に入れたくないので、使い捨てスリッパを購入しています。
軽量だし、使用後は空港のゴミ箱に捨てれば良いので余計な手間や心配が要りません。
あと、海外ではスリッパを置いてないホテルもあったりするので、そんな時は2,3個スリッパを持っていきます。足りなかったら再利用したりもします。
今回紹介するのは10足入りで1,300円ほどの商品です。
軽くて低コストなのに旅行の自由度を上げられるので、使い捨てスリッパは持っておいて損はないと思います。
スリッパ 使い捨て 個包装 10足入飛行機で疲れない方法【対策まとめ】
今回は「飛行機で疲れない方法【解消グッズと座り方でバッチリ対策】」という記事を書きました。
飛行機で疲れないためには、座り方というよりまず「同じ姿勢を続けないこと」を意識しましょう。
座り方を変えたりストレッチをすることで、身体の負担が分散され、疲労因子が発生する対策になります。
疲れ解消グッズは下記のものを紹介しました。
- ノイズキャンセリングイヤホン
- ネックピロー
- アイマスク
- フットレスト
- スリッパ
ノイズキャンセリングイヤホンは頻繁に飛行機に乗る方にオススメで、ネックピローやアイマスク、スリッパは価格も安いので、ぜひ次回の旅行で使ってみてください。
以上、この記事がみなさんのお役に立てば幸いです。
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