JAL CLUB ESTのカード種類でお悩みの方へ。
そんなご要望にお答えします。
この記事では下記内容をお伝えします。
[toc]この記事を書いている筆者は旅行大好きのアラサーブロガー。20代ではJAL CLUB ESTカードを使って全国を飛び回り、JALの最上級資格であるダイヤモンドステイタスを達成することができました。
実際にJAL CLUB ESTを利用していた私なので、信頼できる情報をお伝えできると思います。
そんな筆者が今回は「JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドの知っておくべき特徴」というテーマで記事を書きます。
1.JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドの知っておくべき特徴
JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドは「JAL CLUB EST」と「CLUB-Aゴールド」の両方の特徴を持っているので、それぞれの特徴をご紹介します。
1-1.JAL CLUB ESTの特徴
JAL CLUB ESTの特徴を簡単にまとめると下記のとおりです。
- 年会費は5,500円(税込)
- 会員でいられるのは30歳を迎えて初めての有効期限月末まで
- 他のカードには無い多数の特典
年会費5,500円と書いていますが、これは普通カードとCLUB-Aの場合です。CLUB-Aゴールドなら年会費は2,200円で、安い理由については後ほど解説します。
20代限定なので、会員期限は30歳を迎えて初めてのカード有効期限月末までです。
それなりの会費が必要なだけあって特典が充実しています。一覧にまとめました。
- eJALポイント5,000ポイントが毎年貰える
- 毎年初回搭乗時に1,000マイル貰える
- 入会後の初回搭乗時に1,000マイル貰える
- 国内線サクララウンジに年5回入れる
- 国際線のビジネスクラスチェックインカウンターを使える
- 毎年初回搭乗時にフライオンポイントが2,000ポイント貰える
- ショッピングマイルが2倍になる
- マイル有効期限が5年間になる
- 搭乗ボーナスマイルが5%貰える
- マイルからeJALポイントへの交換が100マイル単位で行える
ホームページには8個と書いてありますが、細かく分けると10個になりました。
ボーナスマイルに加えてマイル有効期限が通常の3年から5年になるので、マイルを長く貯めて価値の高いもの(国際線特典航空券など)と交換が可能です。
また、航空券やツアー購入に使えるeJALポイントも5,000ポイント貰えるので、この特典1つで元をとったも同然です。
ここでは特典の概要にだけ触れていますが、下記記事ではより深く広くJAL CLUB ESTの特徴について解説しています。
これだけの特典を毎年継続して受けられるので、20代はできるだけ早く入会すると良いと思います。
1-2.CLUB-Aゴールドの特徴
続いて、CLUB-Aゴールドの特徴を同様にまとめました。
- 年会費17,600円(提携ブランドで異なる)
- 付帯保険がより充実
- ボーナスマイルがより充実
- ショッピングマイルが2倍になる
CLUB-Aゴールドの年会費は17,600円とかなり高額です。
JALアメリカン・エキスプレスなどは20,900円で、JALダイナースは30,800円とさらに高額。その分特典も充実していますが、自分に必要のある特典かどうかの見極めは必要になりそうです。
付帯保険については保険金額や対象項目がより充実しています。参考に、JAL・JCBの海外旅行保険についてまとめておきます。項目は同じですが、ブランドによって若干金額などが変わりますので、詳細はホームページで確認してください。
- 傷害死亡…最高1億円
- 傷害後後遺障害…最高1億円
- 傷害治療費用…300万円(1事故限度額)
- 疾病治療費用…300万円(1事故限度額)
- 賠償責任…1億円(1事故限度額)
- 携行品損害…1旅行につき50万円程度、年間100万円限度
- 救援者費用…400万円(年間限度額)
この他、国内旅行傷害保険やショッピング保険、遅延お見舞金制度もあるので、頻繁に旅行へ出かける方はCLUB-AやCLUB-Aゴールドを利用したほうが安心です。
続いて、ボーナスマイルについてもまとめておきます。
- 入会後の初回搭乗時に5,000マイル貰える
- 毎年初回搭乗時に2,000マイル貰える
- 搭乗ボーナスマイルが25%貰える
ボーナスマイルについてはCLUB-Aと全く一緒です。JAL CLUB ESTにも似たボーナスがありますが、それぞれ貰えますのでご安心ください。
1-3.CLUB-AゴールドだとJAL CLUB EST年会費が安い
先ほどお話したとおり、JAL CLUB ESTの年会費はCLUB-Aゴールドだと安くなります。
これは、ショッピングマイルが2倍になる特典が重複しているからです。
この特典はショッピングマイル・プレミアムと言って通常、年会費3,300円で追加できるオプションです。
CLUB-AゴールドとJAL CLUB ESTには標準で付いており、重複している特典の分を引いた2,200円が年会費になるというわけです。
ここまで、JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドの特徴についてお話しました。ここからは少し掘り下げたJALの上級会員資格についての内容になります。
2.CLUB-AゴールドならJGCにそのまま入会できる
2-1.JGC会員はCLUB-A以上のカードが必要
JALの上級会員資格にはサービスステイタスとJALグローバルクラブ(JGC)がありますが、JGC会員になるにはCLUB-A以上のカードを持つ必要があります。
サービスステイタスとJGCについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。
JGCの入会条件を簡単にまとめると下記のとおりです。
- サービスステイタスサファイア達成
- CLUB-A、CLUB-Aゴールド、ダイナース、プラチナのいずれかを保有できる
- 航空会社およびその関係会社の方でない
- JAL CLUB ESTからは退会となる
サービスステイタスサファイアを達成すると入会申込書が届くので、これで申し込めばJGC会員になれますし、ワープ申請という入会申請を早める方法もあります。
JGCには年会費は要りませんが、CLUB-A以上のカードを持つ必要があります。CLUB-A以上でないならJGCに入会するタイミングで変更しなければいけません。
ここで、JGCに入会するなら先にCLUB-Aゴールドにしておくべき理由をまとめます。
- CLUB-AゴールドならJAL CLUB EST退会後もショッピングマイル・プレミアムが付いたまま
- JGC修行するなら、先にマイルボーナスが多いカードにしておいた方が良い
- JGC達成後も飛行機に頻繁に乗るなら旅行保険が充実している方が良い
JGC修行中にもフライトマイルは貯まっていきますので、よりボーナスマイルの多いCLUB-A以上のカードに先にしておいた方がお得です。
「それならゴールドやプラチナより年会費の安いCLUB-Aにしたほうが良いんじゃない?」と思う方もいると思いますが、CLUB-Aには買い物で貯まるマイルが2倍になるショッピングマイル・プレミアムが付いていません。
JGC入会のタイミングでJAL CLUB ESTは退会となるので、必要な方は別途オプションを付ける必要があります。
ただ、オプションを付けてもまだCLUB-Aの方が安いので、CLUB-AにするかCLUB-Aゴールドにするかは旅行保険の充実度を求めるかどうかの判断になります。
ちなみに筆者は、安さを選んでCLUB-Aにオプションを付けています。マイル2倍の効果は絶大なので、ショッピングマイル・プレミアムを付けないという選択肢は個人的にはありません。
3.まとめ
今回の記事の内容をまとめると下記のとおりになります。
JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドは…
- JAL CLUB ESTとCLUB-Aゴールドの両方の特典を受けられる
- CLUB-Aゴールド年会費は提携ブランドによるが最低で17,600円
- JAL CLUB EST年会費は5,500円ではなく2,200円
- JGC修行をする予定で旅行保険も充実させたい人におすすめ
以上、この記事が皆さんの参考になれば幸いです。