北上展勝地って有名な桜スポットらしい。見頃とかアクセスとか、情報が欲しいです。
そんな方に向けて、北上展勝地に関する情報をまとめてお伝えします。
また、筆者が現地で撮影した写真も一緒に紹介するので、イメージも湧きやすいと思います。
この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅しながら、風景写真を撮影して生活しています。
そんな筆者は東北に住んでいたこともあり、桜の名所を多数訪れています。
今回紹介する「北上展勝地」にも訪れているので、現地で入手した確かな情報を基にこの記事を書きます。
ということで今回は「北上展勝地の桜【見頃や開花時期、アクセスも紹介】」というテーマで記事を書きます。
北上展勝地の桜 見頃と開花時期
筆者が北上展勝地を訪れたのは4月24日で、開花状況は「散り始め」。
満開を少し過ぎ、強い風が吹くと桜吹雪も起こっていました。
例年の開花時期は4月中旬で、見頃は4月下旬ごろなので、ほぼ例年どおりといった感じ。
岩手県内では4月中〜下旬に見頃を迎えるスポットが多いので、どこに行ってもさくら祭りで賑わっています。
岩手県は南北に長く伸びているので緯度によって見頃が多少違います。概ね4月中〜下旬が見頃となるでしょう。
北上展勝地の桜 特徴とアクセス
北上展勝地は岩手県の「北上市」にあります。
正式名称は「北上市立公園展勝地」というのですが、略されて北上展勝地と呼ばれます。
公園内にはおよそ10,000本もの桜が植えられており、「どこまで続いてるのこれ、、、」と思わず言ってしまうような規模。(もちろん良い意味で)
『日本さくら名所100選』に選ばれるだけでなく、『みちのく三大桜名所』の1つにも数えられているので、県内外からたくさんの観光客が訪れます。
アクセスですが、新幹線も停車する『北上駅』がすぐ近くにあるので活用したいところですが、公園は北上川を挟んで対岸にあるので、橋を渡る必要があります。
その橋の位置が微妙にズレていて大回りになるので、結局、駅から公園までは片道2.5kmほどとなります。
体力がある方は、対岸を眺めながら歩いても良さそうですが、そうでない方はバスやタクシーを使いましょう。
桜まつり期間中はシャトルバスも出ているし、「渡し舟」も運航するようなので観光協会のホームページを要チェック。
自家用車で園内駐車場を使う場合は協力金が必要です。(平成31年は一台500円)
『みちのく三大桜名所』には他に「弘前城公園」と「角館武家屋敷」があります。4月下旬〜5月上旬にかけて3名所を巡るのも良さそうですね。
北上展勝地の桜 撮影のポイント
北上展勝地は「北上川」に隣接しています。
雄大な北上川と橋梁、鯉のぼりをセットで撮影すれば北上展勝地ならではの写真になります。
全景を写したいところですが意外と高台が無いので、対岸や橋の上から撮影すると良いと思います。
川沿いには桜並木のトンネルが続きますが、日中は人だらけになってしまいます。
早朝時間帯など、人の少ない時に独り占めして撮影するのがオススメ。
水仙も同時期に見頃だったりと、歩けば歩くほど撮る対象が見つかるスポットです。
北上展勝地と言えば「鯉のぼりと桜」のセットが印象的。ぜひ撮影して帰りましょう。
北上展勝地の桜 撮影機材を紹介
北上展勝地の撮影で使用したのは下記の機材です。
- カメラ:SONY α7iii
- レンズ1:SIGMA 20mm F1.4 DG HSM
- レンズ2:SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
いつも通り、「α7iii」と「20mm広角レンズ」と「70mm中望遠マクロ」のセットです。
このセットがあれば大概の場面で困りません。
通路や川の奥行きを出したい時や、桜の木の立体感を出したい時には広角レンズを使います。
桜の近景やポートレートは中望遠マクロに任せればとりあえずOK。
対岸から撮影する場合、広角レンズは広過ぎて余計な範囲まで写るかもしれないので、試し撮りしながら画角を決めましょう。
標準ズーム(24〜70mm程度)があれば画角の調整はしやすいかもしれません。
桜を撮影するなら『中望遠マクロ』をとりあえず持っておくと良いです。桜のアップ写真から人物撮影・風景まで、単焦点でも幅広くこなしてくれます。
北上展勝地の桜 評価
最後に北上展勝地の桜の評価をお伝えします。
- 総合評価:4.5
- 魅 力:5
- アクセス:3
- 混 雑:4
- 料 金:4
『みちのく三大桜名所』なだけあって、とてつもない規模の桜が楽しめます。
「桜に見惚れながら歩いてたら移動し過ぎて戻るのに苦労した」なんてことにもなりかねません。(良い意味で)
アクセスですが、公園の駐車場が空いていない場合は、臨時駐車場からシャトルバスを使って移動することになると思います。
事前に観光協会のホームページをチェックしておくと良いです。
入場料はありませんが、駐車場を使う際の協力金やバスの利用料はかかると思います。
北上駅から歩いて来れないこともないですが、往復5kmほどになると思います。片道だけ歩いて、対岸からの眺めも楽しむのも良いかもしれませんね。
ちなみに、北上展勝地の動画も作ってみたので良ければご覧ください。
以上、北上展勝地の桜に関する記事でした。
このブログでは『すぐ使える撮影テクニック』や『機材の詳しい情報』を発信しています。
「旅行で写真は撮るけど、撮り方が合ってるのか正直わからない、、、」という方は下記記事を読んでみてください。
あなたに役立つ情報が載っているはずです。
以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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