【オススメ5本】SONYα6700用レンズの選び方!キットレンズSEL18135ってどう?

目次

α6700用レンズの選び方

続いてα6700用レンズの選び方をお伝えします。

お伝えする内容は次の3つです。

  • フルサイズ換算とクロップ
  • 純正かサードパーティか
  • キットレンズはどうなのか

フルサイズ換算とクロップ

フルサイズ換算

α6700はAPS-C機なので、焦点距離をフルサイズ換算1.5倍して考えます。

24mmのレンズを使ったとしたら、実際の画角は36mmほどになります。

広角というより標準領域になるので、24mmの画角で撮るなら24÷1.5で16mmのレンズが必要ということになります。

焦点距離1.5倍は忘れず計算してください。

クロップ

フルサイズ換算に加えて、α6700はいくつかの機能を使った時に画角が狭くなります。

  • アクティブモード:1.14倍
  • ブリージング補正:1.05倍
  • 4K120P:1.6倍
  • FHD240P:1.5倍

ブリージング補正については、SELP1020Gで確認したら1.01倍でした。

ただ他のレンズだとまた違うかもしれないので、一応1.05倍としています。

1つ例で計算してみます。

焦点距離100mmのレンズで4K120P撮影すると、フルサイズ換算1.5倍で150mm。1.6倍クロップで240mmになります。

100mmの画角で撮りたい場合は逆算して、100÷1.5÷1.6で40mmくらいのレンズが必要ということです。

フルサイズ換算とクロップを考えないと、全然思った画角で撮れないので注意してください。

静止画についてはクロップされる機能は無かったと思うのでフルサイズ換算だけ考えれば良いと思います。

フルサイズ換算とクロップを意識してレンズを選ぶ

純正かサードパーティか

続いて純正かサードパーティかについてです。

動画用手ブレ補正のアクティブモードは純正じゃないと十分効果が出ないという仕様があります。

今手元にサードパーティレンズが無いので試せていませんが、僕はこの仕様があるので純正レンズを使うようにしています。

α6700も同じかどうかはわかりませんが、頭に入れておいた方が良い仕様だと思います。

アクティブモードは純正じゃないと補正効果が下がる可能性がある

キットレンズ

続いてキットレンズはどうなのかについてです。

α6700のキットレンズは「SEL18135」というものです。

フルサイズ換算で27-203mmの画角で、開放F3.5の暗めのレンズになります。

重さは325gなので、画角の幅から考えれば軽いと思います。

広角端27mmで自撮りに使うようなレンズではないですが、風景やポートレートが撮れて、最大撮影倍率が0.29倍で物撮りにも良いと思います。

なので、買って損するようなレンズではないと思いますし、初心者の方が焦点距離の感覚を掴んだりするにも良いレンズだろうと思います。

ただ、実質5万円ほどで買うことになるので、もっと自分の用途に合ったレンズが見つけられるならそっちを買った方が良いとにも思います。

つまり、とりあえず幅広く撮れるようにしておきたいならキットレンズで良いと思いますし、画角や軽さ、明るさなどに不安があるなら他のレンズを検討したほうが良いという感じです。

キットレンズも画角の選択肢が多くて悪いレンズではない

α6700用おすすめレンズ5本

最後にα6700用おすすめレンズを5つ紹介します。

レンズ選びは用途次第なところがあるので、この用途ならこのレンズがオススメというものを紹介しておきます。

SELP1020G

まずは広角ズームレンズのSELP1020Gです。

フルサイズ換算15mmの超広角が使えるので、歩き撮りするならこのレンズという感じです。

広角側でパースの効いた風景や建物を撮って、望遠側で少し寄ったりスナップ感覚で使うのも良いです。

ただあくまで30mmなので、標準画角ほど被写体に注目した絵にはなりにくいですし、F4なので暗所性能やボケに期待するレンズではないです。

重さは178gしかないので気軽に持ち出せますし、軽量ジンバルにも載ります。パワーズームがあって表現幅も広がると思います。

APS-Cの広角レンズとしてはもう定番と言って良い、間違いないレンズだと思います。

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SEL15F14G

続いてはSEL15F14Fです。

これもAPS-Cレンズとしては定番と言って良いんですが、SELP1020Gと違って明るい単焦点です。

開放F1.4の明るさがあるので夜景撮影が楽しめますし、なんなら星景も撮れたりします。自撮りなどをすると背景が綺麗にボケたりもしてくれます。

重さは219gなので、こちらも軽量ジンバルに載ります。

換算22.5mmの単焦点なので用途は考えておきたいところですが、夜景の歩き撮影などにうってつけのレンズだと思います。

逆に重くても良い場合はSIGMA 16mm F1.4 DC DNもコスパがかなり良いレンズです。

僕はこのレンズとα6300でよく夜景や星を撮っていました。

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SEL11F18

続いてはSEL11F18です。

このレンズはずっと欲しいと思いながら買えていないレンズなんですが、今紹介したSELP1020GとSEL15F14Gの中間どころという感じです。

換算16.5mmの超広角に開放F1.8の明るさがあるので、SEL15F14Gの明るさは欲しいけど22.5mmは狭すぎるとか、SELP1020Gの広さが欲しいけどF4は暗すぎるという方にピッタリです。

重さも181gしかないので気軽に使えるレンズだと思います。

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SEL70350G

続いてはSEL70350Gです。

フルサイズ換算105mmから525mmまで使える望遠ズームレンズです。

α6700はAPS-Cの画角を活かして望遠を撮る方も多いだろうということで、僕も気になっているレンズでもあるのであげておきます。

望遠寄りのポートレートからスポーツ、乗り物、動物まで使えるレンズだと思います。

α6700と同時に発売された「SEL70200GII」も105mmから300まで撮れて、ハーフマクロなので物撮りにも使える魅力的なレンズです。

ただ値段が高すぎて見送ったという方も多いと思います。

SEL70350Gは、2019年発売のレンズということで新しくはないですが、その分割安で手に入ったり中古でも出回っているかもしれません。

超望遠としてはかなり軽い625gですが、APS-C用レンズなのでフルサイズとの併用は難しいです。

あとテレコンバーターは対応していないので、これ以上画角を伸ばすことはできません。

ただ、4K120Pの1.6倍クロップを使うと840mmになってスローで面白い映像が撮れそうです。

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SEL100400GM

最後に紹介するのはSEL100400GMです。

僕が望遠撮影でいつも使っているレンズで、フルサイズ換算150から600mmでテレコンなしでも大体のものが撮れます。

いざという時はテレコンも用意して2倍か1.4倍しても良いです。

フルサイズ用レンズなので、APS-C機でもフルサイズ機でも使えます。

重さは1.4kgあるので、レンズを持ってカメラをぶら下げるような持ち運び方をしています。

とても良いレンズで重宝してますが、2017年発売のレンズということで、そろそろ100400GMIIが出ても良いよなと言われたりもします。

結構高額な買い物なのでだったらIIが出るまで待とうとか、IIが出た時に安くで買おうという考えも正直ありだと思います。

あと同じ画角でSIGMAの100400mmもあって、これも以前α7IIIと一緒に使っていましたが良いレンズでした。

GMレンズと比べると値段もかなり下がりますし、軽くもなるので検討してみると良いと思います。

今回はα6700のレンズの選び方とおすすめレンズを5本紹介しました。

考えることは多いと思いますが、じっくり考えて自分にピッタリのレンズを見つけてください。

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