SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artの作例やレビューが見たい。値段も知りたいな。
そんな方に向けて、「SIGMA 70mm F2.8 MACRO」の情報をまとめました。
役立つ情報満載なので、是非ご覧ください。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。
全国各地の風景写真を撮影しており、SIGMA 70mm F2.8 MACROは愛用レンズの1つです。
そんな筆者なので、このレンズの作例やレビューも紹介できますし、購入を考えている方に、良い点・悪い点を含め、役立つ情報をお伝えできると思っています。
ということで今回は「【これ見ればOK!】SIGMA 70mm F2.8 MACROまとめ」というテーマで記事を書きます。
SIGMA 70mm F2.8 MACROの作例
このレンズでどんな写真が撮れるのか?
まずは作例を紹介します。
今回紹介するのは下記の写真です。
- マクロ
- 遠景
- 星景
ちなみに、この記事に載せている写真は全てSIGMA 70mm F2.8 MACROで撮影したものなので、そちらも参考にしてもらえればと思います。
それではいきましょう!
マクロ
まずは「マクロ写真」の紹介です。
小さなミツマタの花を、接近して撮影しました。ピントを合わせた一番手前の花はしっかり解像して、ピントが離れていくにつれボケていきます。
木漏れ日を受けた背後のミツマタが、綺麗な玉ボケになっています。
安定のマクロ性能です。
遠景
続いて紹介するのは広島県尾道市で撮影した写真。
高台から尾道市街と瀬戸内海の島々を写しました。
小さな船や建物の輪郭までハッキリと分かります。
マクロレンズだからといって、近景だけを撮るには勿体ない性能ですね。
星景
最後に紹介するのは「星景」です。
マクロレンズでも星は撮れます。
6月に天の川を捉えたもので、星の集まりが雲のように見えますね。
70mmの画角では、地上を入れたり空を広く大きく写すことはできませんが、それでも迫力の一枚は撮影できます。
ここまで3枚の作例を紹介しましたが、下記記事では『動画作例』など、もっと多くの作例を載せているので良ければ参考にしてみてください。
SIGMA F2.8 DG MACROの作例を撮影方法と一緒に紹介!
続いては、気になるレンズの価格です。
SIGMA 70mm F2.8 MACROの価格
どんな写真が撮れるか分かったところで、次は気になる「価格」についてお話します。
早速お伝えしますが、SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの価格は53,000円ほどです。(2020年6月時点)
このレンズの価値を十分知っている筆者としては『買い』な値段なのですが、これから購入を考えている方にとってはピンとこないですよね。
「他のレンズと比べてみないと買って良いかわからないよ、、、」
という方もいるハズなので、他のレンズとの比較記事も用意しました。よければ参考にしてみてください。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artの「価格」を他のレンズと比較します!
他のレンズと比べなくても、詳しく性能がわかればOKという方に向けて、ここからはこのレンズの性能についてお話します。
SIGMA 70mm F2.8 MACROの性能
SIGMA 70mm F2.8 DG MACROの基本的な性能について、下記の順にお話します。
- 開放F値
- 焦点距離
- 等倍マクロ
紹介した作例がどんな性能のおかげで撮影できているか、ここで理解して欲しいと思います。
それではいきましょう!
開放F値
このレンズの開放F値は2.8です。
開放F値はレンズの明るさとボケやすさに影響し、小さいほど明るく、ボケやすくもなります。
2.8という数値は単焦点レンズとしては標準レベルだと思いますが、実戦では十分活躍してくれます。
また、ボケというのは被写体との距離が短いほど発生しやすいので、マクロ撮影で2.8で撮影すればとんでもなくボケます。
むしろ被写体にピントを合わせるのが難しいのでF値を上げることになると思います。
いずれにしろ、開放F値2.8は明るさ的にもボケやすさ的にも十分な数値ということです。
焦点距離
このレンズの焦点距離は70mmです。
70mmの画角は標準〜望遠の領域で、いわゆる「中望遠」と言って良いです。
筆者はポートレート(人物撮影)をあまりしないので作例はありませんが、中望遠はポートレートにも適した画角です。
子どもさんやペットの撮影にも使えますね。
また、作例にもあるとおり風景撮影もバッチリできます。
パノラマというよりは、余計なものを写さず、風景の一部を切り取る感じでしょうか。
ということで、70mmはマクロだけでなく風景やポートレートにも使える汎用性の高い画角と言えます。
等倍マクロ
SIGMA 70mm F2.8 MACROはいわゆる『等倍マクロ』です。
等倍マクロというのは被写体の大きさそのままをセンサーに写せるという意味です。
この写せる大きさを最大撮影倍率というのですが、1.0倍だと等倍マクロ、0.5倍だとハーフマクロと言ったりします。
普通のレンズはもっと小さい倍率です。
ハーフマクロもマクロレンズと呼ばれたりするので注意が必要ですが、とりあえずこのレンズは等倍マクロなのでご安心を。
レンズの性能についてお話しましたが、名前にもある「DG」とか「Art」もレンズの特徴を示しています。
気になる方は下の記事で解説しているので、よければご覧ください。
【意味不明】SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art for SONY E-mount
続いて、このレンズの筆者レビューを簡単に紹介します。
SIGMA 70mm F2.8 MACROレビュー
実際に使ってみてのレビューをお伝えします。
ざっくりと「良いところ・悪いところ」に分けてお話します。
それではいきましょう!
このレンズの良いところ
このレンズの良いところは、キレキレの解像感です。
カミソリマクロと呼ばれるほどハッキリと被写体を写せるのは、SIGMA製のこのレンズの他にないのでは。
ピントを外している背景などは解けるように綺麗にボケます。
画角の汎用性や明るさも言うことありません。
覗き込んだ小さな世界は非現実的ですが、それをリアルに美しく描写してくれるレンズです。
このレンズの悪いところ
このレンズの悪いところといえば、オートフォーカスの遅さです。
マクロから遠景に写ったりしようものなら、なかなかピントが合ってくれません。
しかし、そもそもマクロレンズはフォーカス機構が複雑だったり大掛かりで、オートフォーカスは遅いものです。
マクロだからしょうがないと割り切って、ゆっくり構えるか、マニュアルフォーカスでピント合わせしてしまいましょう。
簡単にレビューを載せましたが、もっと詳しくみたい方はレビュー記事もあるのでよければ見てください。
【使ってみた!】SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artをレビュー
最後にこの記事のまとめです。
SIGMA 70mm F2.8 MACROまとめ
今回は「SIGMA 70mm F2.8 MACROのまとめ」記事でした。
紹介した作例のとおり、マクロ撮影にこだわらず色んな場面で活躍してくれるレンズです。
価格は53,000円ほどで、他のレンズと比較しても「買い」な値段です。
性能に関しては、ポートレートにも使える汎用性の高い画角と、十分な明るさ・ボケやすさを兼ね備えています。
マクロレンズなのでオートフォーカスは遅めですが、キレキレの解像感でリアルな世界を描写できます。
実際に使用した筆者としても非常におすすめできるレンズです。
より詳しい内容については記事中の各リンク先に書いているので、ご参考に。
また、下記記事ではレンズの選び方とおすすめのレンズ紹介をしているので良ければご覧ください。
Canon・Nikon・SONYのおすすめレンズを紹介【選び方も解説】
以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
コメント