中茶屋公園って鹿児島有数のビュースポットらしい。どんなところか写真が見たいな
そんな方へ向けた記事です。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅しながら風景写真を撮影しています。
鹿児島県出身ということもあり、県内の観光スポットについても頻繁に情報発信しています。
今回は桜島のビュースポットである中茶屋公園を訪れて写真を撮ってきたので紹介します。
中茶屋公園の写真紹介
中茶屋公園(なかのちゃやこうえん)は鹿児島県の霧島市福山町にある公園。
素晴らしい展望があるにも拘らず、アクセスの悪さから穴場的スポットとなっています。
元々人が多い場所ではありませんが、さらに人のいない時間を狙って午前7時頃に訪れました。そして案の定人はいませんでした。
朝焼けで桜島がうっすら赤くなっており、噴火した直後で噴煙が流れているのが分かります。
県内でも、桜島の東に位置する垂水市と西側に位置する鹿児島市は特に降灰の影響を受けやすく、北に位置する霧島市が灰に困らされることはそんなにありません。
この日もまさに東側の垂水市方向に流れていました。
写真の撮り方ですが、今回は「広角レンズ」を使用しています。錦江湾の広がりや空をしっかり写したかったので。
使っているのは「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」というレンズ。星景撮影もできてお気に入りのレンズです。
それでは続いての写真です。
秋の雲が広がっていたので空を中心にして撮影しました。
霧島市のこの日の最低気温は9度。11月に入ってやっと鹿児島も秋らしい気候になりました。
きれいな雲ですが、おかげで日の光が遮られて朝焼けはあまり見れませんでした。
中茶屋公園にはベンチや東屋(あずまや)があるので座ってのんびり景色を楽しめます。
ここ中茶屋公園では12月上旬〜1月中旬にかけて桜島と夕日が重なる「ダイヤモンド桜島」を見ることができ、パノラマが見られる立地と相まって素晴らしい風景になるのでオススメです。
下記記事ではダイヤモンド桜島の写真や撮影方法を紹介しているので、よければご覧ください。
中茶屋公園は鹿児島県特有のカルデラ崖地ど真ん中にあります。
おかげで遮るものの無い絶景パノラマが楽しめるというわけですが、代わりに付近の道路も崩れやすく、頻繁に通行止めになるのでご注意ください。
今回、朝焼けは見られませんでしたが、秋の雲と桜島のセットを見ることができたのでここで撤収します。
中茶屋公園へのアクセスは?
中茶屋公園は霧島市福山町の福山地区にあります。
最寄りの駅はJR国分駅ですが、車で片道30分近くかかるのでタクシーを利用すると高くつきます。目の前に「上ノ茶屋バス停」がありますが、便数が限られているので車でのアクセスが基本となります。
駐車場には10台ほど停められて、普段埋まることはないでしょう。ただ、ダイヤモンド桜島の時期にはカメラマンがそこそこ多く訪れます。
また、中茶屋公園前の県道は崩れやすく、頻繁に通行止めになります。今回訪れた際には公園のすぐ上が通行止めだったので下から出ないと公園へは辿り着けない状態でした。
可能な限り情報収集してから行かないと、大きく迂回させられたり、そもそも公園には行けないなんてことも有り得るのでご注意ください。
中茶屋公園 まとめ
今回は鹿児島県霧島市にある中茶屋公園に関する記事を書きました。
県内有数のビュースポットで、遮るもののない絶景パノラマが楽しめます。
また、12月上旬〜1月中旬頃になると、桜島に向かって夕日が沈む「ダイヤモンド桜島」が見られるかもしれません。
基本的に自家用車でのアクセスになると思いますが、目の前の道路が通行止めとなることが多いので、情報収集してから向かうと良いでしょう。でないと迂回に40分〜50分近くかかる可能性もあります。
以上、この記事がみなさんのお役に立てば幸いです。
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