α6400に使える単焦点レンズを探してます。おすすめを教えてください。
単焦点レンズをお探しなのですね。
α6400は「APS-C機」なのでこれを踏まえてレンズ選びしましょう。
今回はα6400に相性バッチリで、筆者も使用しているレンズ3本を紹介します。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。全国を旅しながら風景を撮影しています。
そんな筆者が使用しているのは、α6400の旧式にあたる『α6300』です。
α6400には若干劣る性能ですが、今回紹介する単焦点レンズでバシバシ写真を撮っております。
筆者がたっぷり使ってきたレンズなので、魅力をしっかりお伝えできると思っています。
ということで今回は「α6400におすすめの単焦点レンズ」をテーマに記事を書きます。
α6400おすすめの単焦点レンズ3つ
早速、α6400におすすめの単焦点レンズを紹介していきます。
紹介するのは「コスパ最高の単焦点レンズ3つ」です。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN
SIGMA 30mm F1.4 DC DN
SIGMA 56mm F1.4 DC DN
なぜおすすめかというと、理由は下記のとおりです。
- 1.非常に明るい
- 2.好きな画角が選べる
- 3.コスパが高い
上記の理由についてそれぞれ解説していきます。
非常に明るい
単焦点レンズがズームレンズより特に優れているポイントは「明るさ」です。
色んなサイトやお店で単焦点レンズが勧められているのは、この明るさがあるからです。レンズの明るさを示すのは「開放F値」で、これが小さいほど明るい写真を撮影できます。
そして、今回紹介する3つのレンズは開放F値が全て1.4です。
一般的に2.8でも十分明るいと言われるので、1.4は非常に明るいと言えます。
この明るさなら、星空や夜景の撮影が簡単にでき、筆者もSIGMA16mmで頻繁に星空撮影しています。
下記記事では、星空撮影の方法と作例を紹介しているので良ければご覧ください。
明るいレンズは写真を明るくするだけでなく、ボケのある写真も撮影可能。
ポートレートに最適と言われる「中望遠画角」のSIGMA56mmなら、背景を綺麗にボカした人物撮影が可能です。
開放F1.4の明るさは撮影の難易度を下げるだけでなく、ボケの有無などの選択肢も広げてくれます。
明るさについての解説は以上です。次に、画角について解説します。
好きな画角を選べる
今回紹介するレンズの画角は、それぞれ「広角・標準・中望遠」です。
自分の撮影したいものに応じて画角を選びます。念のため、画角の判断方法から解説しておきますね。
画角はレンズの焦点距離によって判断でき、その基準は下記のとおりです。
- 35mm以下:広角
- 50mm前後:標準
- 85mm以上:望遠
また、使用するα6400はAPS-C機なので、「フルサイズ換算」してから画角を判断する必要があります。
APS-C機の換算は焦点距離を1.5倍すれば良いので計算してみます。
- 16×1.5=24 35より小さいので広角
- 30×1.5=45 50前後なので標準
- 56×1.5=84 85付近なので中望遠
以上のように、それぞれ画角が判断できました。
続いて、これらの画角が何の撮影に向いているか判断します。
どの画角で何を撮るかの「正解」はありませんが、「目安」はある程度あります。
目安は下記のとおりです。
- 広角→パノラマ、建物内部、自撮り、星景
- 標準→生活や体験、自分の見たそのまま
- 中望遠→花、小物、ポートレート、風景の一部
広角は写真に奥行きや立体感を与えるので、広い風景や建物の内部、近景に向いています。
標準画角はリラックスした人の視野に近いと言われるので、自然で優しい雰囲気が出ます。自分の見たものや体験をそのまま表現するのに良く、標準と言うだけあって汎用性が高いです。
中望遠は何かに注目した写真が得意。人、物、植物でも良いし、風景を切り取るようにも撮影できます。
自分の撮りたいものを踏まえてレンズを選ぶようにしましょう。
画角に関しての解説は以上です。
続いて、この3つのレンズの価格について解説します。
コスパが高い
開放F値1.4という明るさで、4万円前後のレンズは他にありません。
見つかるのは10万円前後の高額なレンズや、2〜3万円だけど明るさがイマイチなものばかり。
せっかく単焦点を買うなら、「思い切り明るいレンズ」を買わなければ後で後悔します。
下記記事では、筆者が一番おすすめする「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」について、他の製品と比較しているので、良ければ参考にしてください。
ここまで、3つのレンズのおすすめ理由をお話しましたが、ここからは「3つの中でどれが一番おすすめか?」について解説していきます。
α6400に1番おすすめなのはどれ?
3つのレンズでどれが一番おすすめなのか?
先ほどお話したとおり、あなたが何を撮るかによって、選ぶレンズは変わりますが、筆者が決めて良いのなら下記を考慮してレンズを選びます。
- 使える場面が多いか
- 使い慣れた画角であるか
以上を踏まえて、筆者は「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」をおすすめします。
この理由について解説します。
使える場面が多い
SIGMA 16mm F1.4 DC DNを使うのに適した場面は、星空撮影や建物内部、手持ち夜景にパノラマ撮影などの広い画角を活かせる場面です。
しかし、他の場面を撮影できないという訳ではありません。
望遠レンズほどのボケは出ませんが、近寄れば花も撮れるし、人も撮れます。
逆に、望遠レンズはどうでしょう。
例えば建物内部を撮影する場合、移動範囲が限られるので、望遠レンズでは広い内装を写すことができません。
また、絶景スポットなどでパノラマ写真を撮りたくて後ろに下がると、人や障害物が入ってしまうことも考えられます。
つまり、それぞれのレンズに得意不得意はあっても、広角ならとりあえず撮りたいものを収められ、望遠はそもそも撮れない可能性があるのです。
もちろん、広角レンズで離れた被写体を撮ると余計なものも写りますが、「写真に収まらない」を避けるには広角レンズを買うのが良いと思います。
使い慣れた画角である
「自分が何を撮りたいのか」がまだ分からないという方も多いと思います。
そんな方は使い慣れた画角のレンズを選ぶのもアリです。
そして、使い慣れた画角とはスマホの画角です。
スマホを使っていて画角を考える人はあまりいないと思いますが、実はスマホの画角は広角なのです。
いつの間にか広角に慣れているので、標準だと意外と狭かったりします。
慣れた画角で撮影したい場合には標準や望遠でなく、広角レンズを購入すると良いでしょう。
ということで、3つの単焦点レンズのうち「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」をお勧めする理由をお話しました。
自分が何を撮りたいのか、どの画角が向いてるか分からない方は、まず広角レンズを購入してみてください。
下記記事はこのレンズのレビューを載せているので良ければ参考にしてください。
ちなみに筆者は今回紹介したレンズを3つとも所有しており、使用頻度は広角→望遠→標準の順番です。
万能なイメージの標準レンズですが、逆を言えば中途半端な画角なので使用頻度が少なくなっています。
それでは最後に、この記事の「まとめ」をしておきます。
α6400におすすめの単焦点レンズ まとめ
今回はα6400におすすめの単焦点レンズ3つを紹介しました。
その3つとは「SIGMA F1.4 DC DN」の焦点距離16mm,30mm,56mmです。
開放F値1.4という強力な明るさを持ち、撮るものに応じて画角を選べるのが理由です。
また、自分の撮りたい物が決まってなかったり、色んな場面で使用したい方は、広角である16mmの購入をお勧めします。
スマホと同じ広角レンズは使い慣れた画角でもあるので違和感なく撮影ができると思います。
まとめ記事もご用意しているので良ければご覧ください。
以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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