SIGMA 16mm f1.4 DC DNで星空撮影【愛用者が解説】

2020年6月23日

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「SIGMA 16mm f1.4 DC DNで星空撮影するとどんな感じ?撮影した写真を見てみたいな。あと撮影の設定とかも教えてほしい。」

そんなことをお考えの方に向けた記事です。

この記事では下記内容をお伝えします。

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この記事を書いているのは「旅×写真ブロガーとも」です。

筆者が撮影で主に使用しているのは「SONYα6300」とSIGMAの単焦点レンズ3本で、今回紹介する「16mm f1.4」はその中でも最も使用頻度の高いレンズです。

パノラマ写真を撮るのが好きなので広角16mmを多用しているのですが、明るいレンズなので星空撮影にも最適です。

ということで今回は「SIGMA 16mm f1.4 DC DNで星空撮影【愛用者が解説】」というテーマで記事を書きます。

1.SIGMA 16mm f1.4 DC DNで星空撮影

SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した星空写真を紹介します。

天の川

SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した天の川
SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した天の川

今回紹介する写真は、鹿児島県垂水市にある輝北うわば公園で撮影したものです。

輝北うわば公園は鹿児島の星空撮影ベストスポット

公園横にズラッと並ぶ風車と星空を撮影したところ、冬の天の川まで撮影できました。風車はうっすら残像が写る程度でしたが(シャッタースピードを長くするとどうしてもこうなります)。

使用したカメラ、SONYα6300はミラーレスの入門機とも呼ばれる機種ですが、SIGMA 16mm f1.4 DC DNを以ってすれば本格星空撮影が容易にできてしまうのです。

この記事を見ている方の多くも、おそらくセンサーサイズが「APS-C」のカメラを使用していると思いますが、APS-Cでも星空撮影はバッチリできますのでご安心ください。

パノラマ

SIGMA 16mm f1.4で撮影した星
SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した星

こちらも輝北うわば公園での写真。桜島と星空を撮影しました。

桜島の背後には鹿児島市があり、街明かりで桜島の輪郭がくっきり出ました。星は見えづらくなってしまいましたが、神秘的な雰囲気で、これはこれで良いかなと思います。

仮に、同じポジションで標準〜望遠のレンズを使用した場合、桜島周辺しか写真に収まらないので、光に負けて星はほとんど見えなくなります。

16mmという広角レンズだからパノラマの星空が撮影できるのです。

星の軌跡

SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した星の軌跡
SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した星の軌跡

少し向きを変えて星の軌跡を撮影しました。

この写真は現像ソフトの「比較明合成」という機能を使って作成したものです。シャッタースピード30秒の写真を定点で連続撮影し、合成することで軌跡になるというものです。

カメラの設定自体は先ほどと全く変えていませんが、f1.4という明るさでしっかり星の光を取り込んでくれたおかげで、この軌跡写真が出来上がりました。

筆者が撮影した星空写真を紹介しました。SIGMA 16mm f1.4 DC DNが星空撮影に適したレンズであることはお分かり頂けたのではないでしょうか。

次に、このレンズが星空撮影に適している理由でもある、焦点距離と開放f値についてお話しします。

2.SIGMA 16mm f1.4 DC DNの性能

SIGMA 16mm f1.4 DC DNが星空撮影に適しているのは「焦点距離」と「開放f値」によるのですが、他のレンズと比べてどんな特徴があるのでしょうか。

それぞれについて解説します。

焦点距離

SIGMA 16mm f1.4 DC DNの焦点距離は表記のとおり「16mm」で、これは比較的小さい数値になります。

焦点距離によって何が変わるか言うとそれは「写る範囲」です。小さければ小さいほど広範囲を写すので、焦点距離が小さいレンズのことを広角レンズ、大きいレンズを望遠レンズと言います。

画角が広い、狭いという表現も使ったりします。

先ほども言ったとおり、16mmは小さい数値なので、SIGMA 16mm f1.4 DC DNは広角レンズであると言えます。

ちなみに、広角や望遠の範囲を数値で表すとおおよそ下記のようになります。

  • 広角:35mm以下
  • 標準:50mm前後
  • 望遠:85mm以上

広角レンズは展望台や山頂からの風景など、広範囲を写したい時に重宝します。

ということで、SIGMA 16mm f1.4 DC DNの焦点距離は星空撮影に適しているのです。

開放f値

SIGMA 16mm f1.4 DC DNの開放f値は、これまた表記のとおり「1.4」で、f値を1.4まで下げられるという意味です。最小f値と言っても良いかもしれません。

この1.4という数字は他のレンズと比べてかなり小さいのですが、f値が小さいことは写真にどんな影響を与えるのでしょうか。

f値とは受ける光を抑える(絞る)度合いです。

正確には違うのですが、f値を大きくすると光の量が減り、f値を小さくするとが光の量が増えるので、筆者はそうイメージするようにしています。

では、光の量が増えるとどうなるかと言うと、暗いところでも物が写るようになります。

つまり、開放f値が小さい=より暗いところで撮影できると言えるのです。

開放f値が小さいレンズは、暗い中でも星の光をしっかり写すことができるので、SIGMA 16mm f1.4 DC DNは星空撮影に適しているのです。

ここまでSIGMA 16mm f1.4 DC DNの性能について解説しました。

ちなみに下記記事ではこのレンズの名前を細かく分解して、それぞれの意味を解説しています。DC DNやContemporaryなどですね。

SIGMA 16mm f1.4 DC DN Contemporary for SONY E-mountの名前と性能

また次の記事ではこのレンズの価格について他の製品との比較を行っています。購入を検討している方は必見です。

SIGMA 16mm f1.4 DC DNの価格は高い?安い?

次に、筆者が星空撮影で使用した設定を紹介します。

3.星空撮影での設定

筆者が星空撮影で使用した設定を紹介します。

SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した天の川
SIGMA 16mm f1.4 DC DNで撮影した天の川

先ほども紹介したこの写真は、f値1.4、SS30秒、ISO1000で撮影しました。

それぞれについて説明します。

f値の設定

SIGMA 16mm f1.4 DC DNの強みであるf値。これを思い切り小さくすることで、星の光を可能な限り取り込みます。

注意してほしいのは、f値を小さくすると「被写界深度」が浅くなることです。被写界深度はピントが合う距離の範囲です。

例えば、f値を大きくすると被写界深度が深くなり、近くから遠くまで全体的にピントが合い易くなります。f値を小さくすると被写界深度が浅くなり、ピントを合わせることが難しくなります。

f値を1.4まで下げると被写界深度はかなり浅くなるので、フォーカスリングに少し触れただけでもピントが外れる可能性があります。

ピントがあったらレンズには極力触れないようしましょう。

シャッタースピード(SS)

SSは、シャッターを開いて光を取り込む時間です。SSを長くすることで光を多く取り込めるので、より明るい写真になります。

星空撮影では、f値を最小にしてもまだ明るさが足りないので、SSを大きくして撮影する必要があります。今回は最大の30秒で撮影しました。

ちなみに、SSを長くするということは、長い時間カメラを動かしてはいけないということ。動かしてしまうとブレが発生します。手持ちで30秒間カメラが動かないようにするのは不可能なので、星空撮影に三脚は必須です。

これから三脚を購入するなら、シャッターボタンを押す振動が伝わらない、リモコン付きのものを購入することをオススメします

ちなみに筆者は、SONYの「VCT-VPR1」という三脚を使用しています。リモコンや水準器付きで、カメラの取り外しが簡単なクイックシューも付いています。

ISOの設定

ISOはセンサーの感度のことで、これを大きくすることでも写真を明るくすることができます。

しかし、ISOを大きくするとノイズが発生し易くなるので、筆者はf値とSSを先に決めて、それでも明るさが足りない場合にISOを上げることがほとんどです。

目安として、1600〜3200辺りまでならISOを上げてもまあ良いかなと思っています。今回の撮影ではISO1000に抑えられているので良いと思いますし、開放f値が大きいレンズならもっとISOを上げなければいけませんでした。

筆者が星空撮影で使用した設定をご紹介しました。

下の記事は星空だけに限らずいろんな場面でのこのレンズを使用したレビュー記事になっています。良ければ参考にしてください。

SIGMA 16mm f1.4 DC DNを徹底レビュー【作例あり】

また、下記記事はこのレンズの価格や性能についても詳しく書いたまとめ記事になっています。よければご覧ください。

SIGMA 16mm F1.4 DC DNまとめ!【作例・価格・性能】

最後に、この記事のまとめです。

4.まとめ

今回はSIGMA 16mm f1.4 DC DNでの星空撮影について記事を書きました。

16mmの広角で開放f値1.4という明るいレンズなので、星空撮影に最適です。APS-Cセンサーでは本格的な星空撮影ができないとお考えの方には、ぜひこのレンズを使って頂きたいです。

星空撮影をする際は、強みであるf値を小さくして、SSを長くし、ノイズが出ない程度にISOを上げて撮影しましょう。f値を小さくするとピントを合わせるのが難しくなるので、慎重に操作してください。

星空撮影で三脚は必須なので、まだ持っていない方はリモコンや水準器が付いているVCT-VPR1の購入をオススメします。

以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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