JALのフライオンポイントとは?

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フライオンポイントとかいう謎のポイントが貯まってるんだけど、これって何に使えるの?

フライオンポイントは飛行機に乗ると貯まりますが、性質がマイルとは違います。

筆者も飛行機に乗ってたらいつの間にか貯まってて、不思議に思って記憶があります(^^;

筆者にとってはとても大事なポイントでしたが、必要ない人にとっては何の役にも立たないポイントです。

そんなフライオンポイントについて分かりやすく解説します。

この記事の筆者は写真家兼ライターの「とも」です。

旅行が大好きで20代サラリーマンのうちに47都道府県を制覇し、JALの最上級会員にもなることができました。

飛行機旅のプロである筆者が皆さんに確かな情報をお伝えします

ということで今回は「JALのフライオンポイントとは?」というテーマでお話します。

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目次

フライオンポイントとは

ここでは「フライオンポイント」と「上級会員」の概要について解説します。

先ほどもお話したとおり、フライオンポイント(以下FOP)はJALの上級会員になる為に必要なポイントです。

最低ランクの上級会員になるにもFOP30,000ポイントが必要で、ランクが上がるにつれて貰える特典が豊富になります。

この上級会員のランクのことを「サービスステイタス(以下ステイタス)」と言い、必要なFOPとの関係は下記のとおりです。

  • クリスタル  :30,000ポイント
  • サファイア  :50,000ポイント
  • JGCプレミア :80,000ポイント
  • ダイヤモンド :100,000ポイント

ここで注意したいのが、FOPは1月〜12月の1年間に貯まるポイントということです。翌年に繰り越すことは出来ないので、1年間で上記のポイントを貯めなくてはなりません。

また、ステイタス自体の有効期限も達成した翌々年の3月までなので注意が必要です。ただ、毎年FOPを貯めなくても同様の特典を受け続けられる方法もあるので、そちらも後で紹介します。

気になるステイタス特典の中身ですが、多くの人が目標とする「サファイア」の特典だと下記のものがあります。

  • サクララウンジを利用可能
  • フライトマイルが約2倍
  • 手荷物の優先返却
  • 専用チェックインカウンターを利用可能
  • 専用保安検査場を利用可能

代表的なものだけを挙げましたが、筆者が特に有難いと思うのはサクララウンジが利用できることです。

サクララウンジは上級会員が利用できるラウンジで、静かな空間に綺麗な調度品、窓からの展望、そしてソフトドリンクから生ビールまで飲み放題という素晴らしいお部屋(?)です。

ラウンジの魅力に惹かれてステイタスの取得を目指す人も少なくありませんし、筆者もその中の一人です。

さて、ここまでの内容をまとめると「FOPは上級会員になるためのポイントで、ポイントに応じてランクが変わり、貰える特典も変わる」ということになります。

ステイタスやその特典に興味が無い方は「FOPって他には何に使えるの?」と思うかもしれませんが、残念ながらFOPはステイタス取得のためだけに存在するポイントです。

他に利用する先はありませんし、ここから先に役立つ情報は載っていないと思います。

逆に、少しでもステイタスに興味が湧いた方は、ここから先の内容も読み進めて貰えればきっと役立つ情報が載っていると思います。

続いて、FOPの計算方法について解説します。

フライオンポイントの貯め方

ここではFOPの貯め方について解説します。

FOPの貯め方(貯まり方?)は大きく分けて下記の3つです。

  • 飛行機に乗ると貯まる
  • その年初めての搭乗で貯まる
  • キャンペーンで貯まる

この3つに分けて解説します。

飛行機に乗ると貯まる

「飛行機に乗ると貯まるFOP」は、下記の式で計算できます。

FOP=フライトマイル×FOP換算率+搭乗ボーナス

この計算式に含まれる要素を1つずつ見ていきましょう。

フライトマイル

フライトマイルは、飛行機に乗って貯まるマイルのことです。

皆さんも飛行機に乗ると2日後くらいにマイルが貯まってますよね。あれのことです。

フライトマイルは区間距離や運賃種別に応じて高くなります。また、「ファーストクラス」や「クラスJ」を利用しても高くなりますね。

FOP換算率

FOP換算率は、フライトマイルからFOPを算出するのに使う倍率で、3種類あります。

  • 国内線           :2倍
  • 国際線(アジア・オセアニア等):1.5倍
  • 国際線(その他)       :1.0倍

言葉がややこしいだけで内容は簡単ですね。

搭乗ボーナス

搭乗ボーナスは搭乗する運賃によって加算されるポイントです。

代表的な運賃を例に挙げると、普通運賃や特便割引は400ポイント、乗継割引は200ポイント、先得割引は0ポイントが加算されます。

搭乗ボーナスの有無でFOPの貯まり方が大きく変わるので、自分がよく利用する運賃でどれだけ貰えるか確認しておいたほうが良さそう。

計算例

上記の内容をもとに、実際にFOPを計算してみます。

「東京~沖縄」区間を「特便割引」の「ファーストクラス」で搭乗する場合は「区間マイル984」「マイル積算率75%」「クラス加算分50%」ですから

FOP = (984 × 125%) × 2 + 400 = 2,860 となります。

ここでは自分で計算を行いましたが「fop,計算」などで検索すれば自動計算できるページが出てきますし、自分の搭乗履歴でどれだけFOPが貯まったかも確認できるので参考にしてみてください。

ここまで、飛行機に乗ると毎回貯まるFOPについて解説しました。

続いては「毎年初めての搭乗で貯まるFOP」についてお話します。

毎年初めての搭乗で貯まる

JALカード会員になると、毎年初めての搭乗の際にFOPがボーナスされます。

JALカード会員ボーナス

JALカード会員は毎年1回目の搭乗で、ボーナス5,000ポイントが取得できます。

JAL CLUB ESTボーナス

20代限定で入会でき、様々な特典を受けられるJAL CLUB EST。

特典の1つとして毎年1回目の搭乗で、FOP2,000ポイントが取得できます。JALカードボーナスと合わせれば7,000ポイントになるのでとても大きいです。

JAL CLUB ESTは筆者も利用したカードで、20代の方には入会を強くオススメします。後ほど詳しく解説するのでぜひご覧ください。

最後に「キャンペーンで貰えるFOP」について解説します。

キャンペーンで貰える

FOP2倍キャンペーン

これは、サービスステイタス保有者だけのキャンペーンです。

自身が指定する1カ月間において、国内線で積算されるFOPが2倍になります。国際線は対象外なのでご注意ください。

「昨年はクリスタルしか到達できなかったけど今年はサファイアを目指すぞ!」と言う人や、ステイタスを毎年継続している人には有効なキャンペーンですね。

ここまで、FOPの貯め方について解説しました。

次に、ステイタスサファイアとほぼ同等の特典を毎年受け続けることができる「JGC」について解説します。

JGCでステイタス特典がずっと続く

序盤でもお話したとおり、ステイタスの有効期限は達成した翌々年の3月までです。

仮に、2020年にステイタスを達成したら、翌年である2021年中はステイタスが続き、さらに翌年の2022年3月に有効期限が切れるということになります。

有効期限が切れたら、せっかく使えるようになったサクララウンジやマイル特典は全て利用できなくなってしまいます

かと言って、毎年ステイタスを達成するのは時間的にも費用的にも負担が大きいです。

「そんな大変な思いしたくないから、ステイタスは諦めます」となるその前に、知っておいて頂きたいことがあります。

実は、毎年ステイタスを達成しなくても同等の特典を受けられる方法もあるのです。

それは「JALグローバルクラブ(以下JGC)」に入会することです。

JGCはステイタスサファイアを達成した人だけが申し込める会員制度で、一度会員になれば様々な特典を受け続けることができます。

気になる特典の内容はというと

  • サクララウンジが利用可能
  • フライトマイルが約1.3倍
  • 専用保安検査場が利用可能
  • 手荷物の優先返却
  • 専用チェックインカウンターが利用可能

ほぼサファイヤと同じ特典内容です。強いていうならフライトマイルの倍率が少ないくらいでしょうか。

これらの特典を受け続けるためJGCを目指すことを、巷では「JGC修行」と呼びます。

修行と呼ぶくらいなので、やはり時間とお金がかなりの負担になりますが、JGCを達成して「解脱」することができればその後の飛行機旅の質は劇的に向上します。

下記記事ではJGCの達成方法やメリット・デメリットについて解説しています。よければ参考にしてください。

JGCについて紹介したところで、続いては筆者がJGCを達成することができた理由とも言える20代限定カード「JAL CLUB EST」についてお話したいと思います。

JAL CLUB ESTはステイタス達成に最適

JAL CLUB ESTは20代だけが入会できるカードで、他のカードには無い様々な特典を備えています。

カードの特典だけで考えても入会しない手はないと思いますが、ステイタスの達成を目指す人にはさらに役立つカードなので紹介します。

JAL CLUB ESTの年会費

JAL CLUB ESTの年会費は5,500円(税込)です。これはJALカード会費とは別にかかりますので、普通カードを持っている方が入会すると合わせて年7,700円かかります。

「ちょっと高額じゃない?」と思うかもしれませんが、これから紹介する特典を考えれば全く高額ではありません。

JAL CLUB ESTの特典

気になるJAL CLUB ESTの特典は、下記のとおりです。

  • eJALポイント5,000ポイントが毎年貰える
  • 毎年初回搭乗時に1,000マイル貰える
  • 入会後の初回搭乗時に1,000マイル貰える
  • 国内線サクララウンジに年5回入れる
  • 国際線のビジネスクラスチェックインカウンターを使える
  • 毎年初回搭乗時にフライオンポイントが2,000ポイント貰える
  • ショッピングマイルが2倍になる
  • マイル有効期限が5年間になる
  • 搭乗ボーナスマイルが5%貰える
  • マイルからeJALポイントへの交換が100マイル単位で行える

すごい数ですね。注目してもらいたいのが「eJALポイント5,000ポイント」という特典です。

eJALポイントは航空券やツアーの購入に1ポイント1円として利用できるポイントなので、そのまま5,000円貰えるのと同じ価値があります。JAL CLUB ESTの年会費は5,500円なので、この特典1つだけで元を取ってしまうことになるのです。

その他の特典は無料で付いてくるようなモノなので、JAL CLUB ESTがどれだけお得なカードかお分かり頂けたかと思います。

ここで、ステイタス達成に役立つ特典は何かというと「FOP2,000ポイント」や「ショッピングマイル・プレミアム」「マイルからeJALポイントへの交換が100マイル単位で行える」などですが、詳しい内容については下記の記事で紹介します。

また、純粋にJAL CLUB ESTについてだけ詳しく知りたいという方向けにも記事を用意しているので、ぜひ参考にしてください。

何度も同じことを言うようですが、JGCを目指すかどうかに拘らず、20代でたまにでも飛行機に乗る方ならこのカードを作らない手は無いので、ぜひ検討してみてください。

最後にこの記事の「まとめ」をしておきます。

フライオンポイントまとめ

今回は「JALのフライオンポイントとは?」というテーマで記事を書きました。

FOPはJALの上級会員を達成するためだけに存在するポイントで、飛行機に乗ったり特典やキャンペーンを利用して貯めることができます。

上級会員はランク(ステイタス)に応じて特典が貰えますが、「達成の翌々年の3月まで」という有効期限があるため、特典を貰い続けるには毎年ステイタスを達成する必要があります。

同様の特典が受けられるJGCという会員制度もあり、これは一度会員になれば継続して特典を受け続けられるので「毎年ステイタスを達成するのは無理だけど特典は受け続けたい」という方にオススメ。

ただ、JGC会員になるにも一度ステイタスサファイアを達成する必要があり、JGCを目指して飛行機に乗ることを「JGC修行」と呼びます。

20代でJGCやステイタスを達成したい方はJAL CLUB ESTの特典が非常に役立つので入会を検討してみてください。

以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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