SIGMAレンズ16mm 30mm 56mmの違いを解説【オススメはどれ?】

2020年5月16日

Left Caption
「SIGMAレンズの16mm,30mm,56mmってどんな違いがあるの?あとどれがオススメかも教えて欲しいな」

『開放F値1.4の単焦点レンズ』3本ですね。

単焦点レンズはズームレンズと違って画角を調整できないので、買う前にしっかり画角や性能の違いをチェックしておきたいところですよね。

今回はこの3つのレンズの違いについて解説します。

Sponsored Links

この記事の筆者は「旅×写真ブロガーとも」です。

全国を旅しながら撮影スポットや撮影機材について情報発信しています。

今回紹介するレンズ3本を筆者も使用しており、その経験を踏まえ、皆さんに役立つ情報を発信できると思っています。

ということで今回は「SIGMAレンズ16mm 30mm 56mmの違いを解説【オススメはどれ?】」というテーマで記事を書きます。

1.SIGMA 16mm 30mm 56mmの違い

SIGMA 16mm 30mm 56mmの違いは、数値が表すとおり「焦点距離」です。

そして、焦点距離で何が1番変わるかと言うと、それは『画角』です。

という事で、画角の違いを明らかにしてから、それぞれのレンズの作例も紹介したいと思います。

紹介するのは下記の順番です。

  • 画角の違い
  • 16mmの作例
  • 30mmの作例
  • 56mmの作例

それではいきましょう。

画角の違い

焦点距離と画角の関係は下記のように整理できます。

  • 35mm以下 → 広角
  • 50mm前後 → 標準
  • 85mm以上 → 望遠

これはカメラ本体がフルサイズ機の場合です。

APS-C機の場合は焦点距離に1.5倍、フォーサーズ機なら2.0倍した数値で判断します。

今回紹介している3本のレンズはAPS-C用なので、APS-C機で使うことを想定して1.5倍すると、下記の数値になります。

  • 16×1.5=24mm → 広角
  • 30×1.5=45mm → 標準
  • 56×1.5=84mm → 中望遠

84mmはちょうど基準の境目なので「中望遠」としました。

それでは、この画角を意識しながら、同一地点から撮影した夜景写真を見ていきましょう。

16mmの画角

SIGMA 16mm F1.4で撮影した夜景
SIGMA 16mm F1.4で撮影した夜景

30mmの画角

SIGMA 30mm F1.4で撮影した夜景
SIGMA 30mm F1.4で撮影した夜景

56mmの画角

SIGMA 56mm F1.4で撮影した夜景
SIGMA 56mm F1.4で撮影した夜景

写る範囲が全然違いますよね。

上の写真はそれぞれの画角でそれなりに良く撮れていると思いますが、通常はシーンに応じて画角を使い分けなければいけません。

例えば、建物の全景を近くから写したい時に56mmを使っても写る範囲が狭すぎるし、遠くの動物を広角で撮っても、小さくてどこにいるか分かりません。

それぞれの画角に得意不得意があるので、作例を見ながらイメージを膨らませてもらいたいと思います。

SIGMA 16mmの作例

SIGMA 16mmの作例 その1
SIGMA 16mmの作例 その1

1枚目は沖縄で撮影した「天使の梯子」です。

16mmの広角だからこそ、どこまでも広がる空と海をダイナミックに撮影できます。

SIGMA 16mmの作例 その2
SIGMA 16mmの作例 その2

2枚目に撮影したのは鹿児島で撮影した「朝焼けと開聞岳」です。

手前の岩礁から奥の開聞岳、さらには朝焼け空のグラデーションまでを一枚に納めました。

広角レンズでなければ撮影できない写真です。

SIGMA 30mmの作例

SIGMA 30mmの作例
SIGMA 30mmの作例

30mmで撮影したのは鹿児島県の「霧島神宮」です。

標準レンズの特徴に、『圧縮効果を受けにくい』というものがあります。

圧縮効果とは奥行きが圧縮されて、遠くにある物も近くにあるように見える効果で、望遠レンズで発生します。

広角レンズでは逆に、遠くのものがさらに遠く小さく見えてしまいます。

圧縮効果を利用した写真をあえて撮ることもありますが、標準レンズなら肉眼に近い自然な距離感の写真を撮ることができます。

SIGMA 56mmの作例

SIGMA 56mmの作例 その1
SIGMA 56mmの作例 その1

56mmで撮影したのは春の始まりを知らせる「水仙の花」。

背景をボカすことで主題を強調した一枚です。

望遠レンズにはボケやすいという特徴もあるので、遠くを撮るばかりでなく、花や工芸品、人物撮影にも最適です。

SIGMA 56mmの作例 その2
SIGMA 56mmの作例 その2

最後に紹介するのは長崎「鍋冠山の夕暮れ」です。

冒頭に紹介した夜景を撮影した場所でもあります。

広角レンズは目に写る範囲をまるっと写すのに対し、中望遠は景色の一部を切り取るといった感じです。

SIGMA 56mmについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。

【買う前に見て欲しい!】SIGMA 56mm F1.4 DC DN まとめ

SIGMA 16mm 30mm 56mmの違いを作例とともに解説しました。

イメージは湧いてきたでしょうか?

イメージが湧いてもなお、どのレンズを選んで良いかわからないという方に向けて、筆者がオススメするレンズの買い方を紹介します。

2.SIGMAの3本でオススメはどれ?

今回紹介している3本のレンズは、正直言ってどれも素晴らしいです。

3本揃えてシーンに応じて使い分けるのが一番良いのですが、予算的になかなかそうはいかないですよね。

ということで、筆者がオススメするレンズの購入パターンを紹介します。

  • SIGMA 30mmを単独で購入する
  • SIGMA 16mm 56mmをセットで購入する

それではお話します。

SIGMA 30mmの1本単独

これまでもお伝えしている通り、30mmは標準画角のレンズです。

ある程度広角だしある程度望遠。どっちつかずとも言えるかもしれません。

しかし、開放F値1.4のおかげで一眼カメラの醍醐味であるボケ味のある写真がバッチリ撮れますから、単焦点レンズ入門には最適だと思います。

まずは幅広く対応できるこのレンズから始めるのは十分アリな作戦です。

SIGMA 16mm 56mmの2本セット

筆者がオススメするのは撮影シーンに応じて2本のレンズを使い分けるパターンです。

レンズの役割分担は大まかには下記の通りです。

  • 16mm → パノラマ風景、建物内部、星景
  • 56mm → 人物撮影、花などの近景、遠景

この役割分担で大概のものは撮影できてしまいます。

実は、筆者がレンズを買った経緯は次の流れでした。

30mmを購入→広角の風景写真が撮りたい→16mm購入→近景のボケ味や画角に違和感→56mmを購入→16mmと56mmで大概撮れると気付く→30mm使わなくなる

という事で今は30mmをほとんど使っていない状況なのです。

そんな経験から、将来的に単焦点レンズを数本揃える予定なら、最初から16mmと56mmをセットで買うことをオススメしたいのです。

それでは最後に、この記事のまとめです。

3.SIGMA 16mm 30mm 56mm まとめ

今回はSIGMA 16mm 30mm 56mmの3本のレンズの違いについてお話しました。

焦点距離つまりは「画角」が異なり、撮影できるものが全く違うのでしっかりレンズ選びをしましょう。

「とりあえず単焦点レンズ1本から始めたい!」という方には30mmをオススメします

「パノラマから花の近景まで幅広くなんでも撮りたい!」という方には16mmと56mmの2本セットをオススメします。

以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。