北海道の桜名所ってどんなところがあるの?見頃も知りたいな。
そんな方に向けて、道内の桜名所を11箇所お知らせします。
11箇所全てを訪れた筆者なので、写真や詳しい情報もお伝えします。
この記事を書いているのは写真家兼ライターの「とも」です。
全国を旅しながら風景撮影したり、旅好きの皆さんに役立つ情報をお伝えしています。
そんな筆者は2021年4月から5月にかけて、『東北と北海道の桜名所』を巡りました。(そのまま北海道へ移住しちゃいました)
今回はその時の情報をもとに桜名所を紹介していきます。
各スポットのより詳しい情報を載せた記事も貼ってあります。気になるスポットがあったらそちらもご覧ください。
動画も載せてて雰囲気がよくわかると思います。
また、11箇所をランキング化して「ベスト5」を紹介した記事もあるので良ければどうぞ。
ということで今回は「北海道の桜名所11選!見頃や写真・動画もあります【全訪問済】」というテーマで記事を書きます。
道南 五稜郭公園
最初は函館市の『五稜郭公園』。
道内屈指の名所なので、行ったことある方も多いのでは。桜の本数は1600本ほどで、道内では珍しくソメイヨシノが中心です。
見頃は4月下旬〜5月上旬。
GWの連休とちょうど重なるので、日中は大混雑。早朝などの混雑を避けた時間帯に訪れましょう。
五稜郭タワーからの展望は見逃し厳禁。雪景色の五稜郭公園も見応えアリらしいです。
道南 二十間道路桜並木
新ひだか町にある『二十間道路桜並木』。
『桜名所100選』と『日本の道100選』の両方に選ばれているまさに名所。
エゾヤマザクラの桜並木がおよそ7kmも続き、1本1本も巨大なので迫力満点です。
見頃は5月上旬〜中旬なので、連休後半に楽しめればラッキーという感じ。
道内では有名どころなので、それなりに混雑します。
どこまでも続く桜並木に驚くこと間違いなし。ちなみに読み方は「にじゅっけんどうろ」です。
道南 優駿さくらロード
浦河町にある『優駿さくらロード』。
道路沿いに1000本を超えるエゾヤマザクラが並びます。
見頃は5月上旬〜中旬。
浦河町はちょっとアクセスが悪いこともあって、そこまで混雑しません。
ちょっとした穴場ですね。
桜並木のすぐそばにある優駿ビレッジでは馬と触れ合ったり食事や宿泊もできるので、家族で来ると結構楽しめそう。
優駿さくらロードと二十間道路はどちらも日高地方にあります。見頃も同じなのでセットで訪れるのもアリ。
道央 北海道神宮
札幌市にある『北海道神宮』。
道内では言わずと知れた神社で、初詣客70万人は道内一の規模。
そんな北海道神宮の参道にはエゾヤマザクラの巨木が植えられ、桜の名所にもなっています。
例年の見頃は5月上旬。
境内には梅林があるし、すぐ隣にはこれまた桜が綺麗な「円山公園」もあって、札幌市民の憩いの場になっています。
市街地にあるためアクセスは良いですが、日中の混雑は避けられません。
道央 モエレ沼公園
札幌市の郊外にある『モエレ沼公園』。
彫刻家イサム・ノグチが設計した公園で、園内の施設には彫刻家らしい素敵なデザインが散りばめられています。
「サクラの森」ではエゾヤマザクラやソメイヨシノなど1800本もの桜が楽しめます。
例年の見頃は5月上旬〜中旬で、札幌市内ではやや遅めです。
四季を通して楽しめる公園なので、春以外にもぜひ来てみてください。
モエレ沼公園は筆者が個人的にも大好きな場所。一度は訪れてほしいオススメのスポットです。
道央 東明公園
『東明公園』は美唄市にある桜スポット。
五稜郭公園と同じくソメイヨシノが多いです。調べてみたらなんと、最北端のソメイヨシノ群生地でした。
道央・道北にもなるとソメイヨシノには厳しい気温なのですね。
見頃は5月上旬〜中旬です。
写真にあるメタリックな建物は「スペースカリヨン」という塔で、登って展望も楽しめます。
東明公園へ来たらぜひ登ってみてください。
道内でこれだけのソメイヨシノを見られるスポットは珍しいです。
道央 にわ山森林自然公園
『にわ山森林自然公園』は奈井江町にある町営の公園。
園内ではエゾヤマザクラを中心に1800本もの桜が楽しめます。
自然豊かなロケーションで、展望台からの眺めも抜群に良いです。場所が分かりづらいこともあってか、人も多くありません。
例年の見頃は5月上旬〜中旬です。
モンスターウルフという獣よけが設置してあります。モンスターウルフはやたらイカツくて、月曜から夜更かしで取り上げられたこともあるそうな。
道央 旭ヶ丘公園
『旭ヶ丘公園』は芦別市にある市営公園です。
もちろん桜も綺麗なのですが、ここでは動物も飼育していて、まるで小さな動物園。
ニホンザルにラマ、ポニー、エゾジカなどがいます。自然豊かなので野生動物も。筆者はクマゲラを撮影できたし、エゾリスを見られることもあるようです。
しかも無料なのでもはや謎です。
桜の見頃は例年5月上旬〜中旬。
家族で遊びに来ると良さそうなスポットです。
小さな動物園で楽しい時間を過ごせそう。芦別市お金持ちだなあ。
道北 旭山公園
『旭山公園』は旭川市にある公園。有名な旭山動物園のすぐ隣ですね。
旭山公園には3500本もの桜が植えられており、道内でもかなり大きい規模だと思います。
見頃は意外と早く、5月上旬頃。
2021年はコロナ対策で開催されずでしたが「ライトアップ」もやっているようですよ。
旭山動物園が隣にあるのでアクセスも充実。バスを利用して来るのも良いかもしれません。
道東 北見フラワーパラダイス
『北見フラワーパラダイス』は北見市が運営する公園。
広くて斜面も多いので、園内を車で回るという見たことないタイプの公園になってます。
所々に展望所があって、車を止めてゆっくりするという感じ。
桜の見頃は5月中旬頃。
知名度があまり無いのか、筆者のほぼ貸し切り状態でしたが、ここはかなりオススメできるスポットです。
桜とほぼ同時期にツツジやユキヤナギ、木蓮なども咲いて園全体が淡く色づきます。
道東 清隆寺
『清隆寺』は根室市にあるお寺。
根室市は桜前線の終着点とも言われており、清隆寺の見頃はなんと5月下旬。
なんだか最果て感あります。
桜の種類はチシマザクラが中心で、エゾヤマザクラもあります。
チシマザクラは寒さに強く、本州では標高の高い山地にしか自生しません。
小さな可愛らしい花弁も特徴なので、じっくり観察して欲しいですね。
清隆寺は小さなお寺なので、規模や迫力は無いかもしれません。しかし桜前線の終着点に来たことはきっと良い思い出になるはずです。
今回は『北海道の桜名所11選』ということでお話してきました。
気になる桜名所はあったでしょうか?
それぞれの動画や写真をたっぷり載せた詳細記事もぜひご覧くださいね。
冒頭にも紹介しましたが、北海道の桜名所『ベスト5』を紹介した記事もあるので良ければどうぞ。
以上、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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